前向きになれる、前向きに考える方法


前向きになれるのは、自分の中で前向きになれると思える材料を見つけること。
「これなら前向きになれる」と説得力のある要素を見つけることです。
そのためには自分の視野を広げ、今までと違う視点や捉え方、考えをもつ必要があります。
なぜなら、前向きになれないのは前向きになれない観方をし、捉え方をし、前向きになれないことを(無意識に)考えてしまっているからです。
以下に前向きになれる、前向きに考える方法についてわかりやすくお伝えします。 

前向きになれる方法

どうすれば前向きになれるのか?
これはカウンセリングでも数多くの人と取り組んで来たテーマです。
結論から先に言えば、人が前向きになれるのは前向きになれる材料を見つけられるからです。
「これなら前向きになれる」という材料ですね。
前向きになれる材料さえ見つけられれば、 私たちは前向きになることができるのです。
では、 一方ではなぜ私たちは前向きになれないのでしょうか?
それは前向きになる材料が見つけられないからです。
いずれにしても前向きになれる材料さえ見つけられれば、私たちは前向きになれるのです。
前向きになれる材料とは、自分が前を向いてこれから行っていくことに対して意味や意義のことです。
自分がやって行くことに対して意味や意義を感じられれば、やろうという意欲が湧き、人は前を向くことができるのです。
ところが、話はそう簡単ではありません。
自分がやることへの意味や意義を見つけるには、そこに目が向かなければ見つけられません。
ただ楽観的になれとか、「自分はできると思い込め」と言われても、できないんです。
前向きになるには、これなら前向きになれるという説得力のある材料が必要になるんです。
それには、自分のやることに意味や意義を見出すことが重要になります。
働くことは自分にとってどういう意味があるのか?そんな意義があるのか?
人を好きになること、結婚すること、子育てをすること、人間関係、そして人生。
これら一つ一つが自分にとってどんな意味や意義があるのか。
改めて視野を広げて捉え直していくことをお勧めします。
特に日本人はこうした自分なりの捉え方や視点を持つのが苦手な人が多いようです。
「幸せとは何か?」という問いに対して、自分なりの答えを自分の言葉でしっかりと応えられる人は、決して多くはありません。
こうした視点が生活の中心にあり、国作りにまで生かされているのが北欧です。
北欧はお金の仕組み、税制、ビジネス、そしてAIの活用に至るまで、この思想がブレません。
お金の意義、ビジネスの意義、AIと共存ずることの意義など、しっかりと考え、議論し、自分の人生観を常にブラッシュアップしています。
悩んだり行き詰ったときほど、視野を広げてみましょう。
新たな捉え方を自分のものにするために、いろいろな情報や考え方にふれてみましょう。
狭い視野の中で、狭い思考を巡らせるだけでは、本当に人生そのものが行き詰ってしまいます。
自分が常識だと思っていることは、本当に常識なのか?
自分が知らない世界がまだまだあるのではないか?
新たに知ることで自分に有益なことが、この世界にはいっぱいあるのではないか?
そんな観点をもって周りに目を向けてみてください。
あなたの知らない情報が、あなたの知らない常識が、あなたの知らない優しさが、あなたの知らない希望があるかもしれません

仕事で前向きになるには

例えば自分はなぜ働くのかと言ったことも同様です。
自分が働くことに意義や意味を見いだせれば、働こうという意欲が出てきます。
働くことに意味を持たせられるので、 働きがいがあるわけです。
働くことで家族の団欒を守ることができると思えば、そこに働く意味、意義を感じる人もいます。
働いたお金で自分の楽しみや充実した時間を過ごせるのであれば、 そこに働く意味や意義を感じる人もいます。
働くことによって生み出せるアウトプットそのものに意義や意味を感じる人もいます。
その場合も働くことに意欲がもてると思います。 
働くことによって自分自身が人間的な成長を遂げることに喜びを感じられれば、やはり働くことに意味や意義を見出せ、前向きに働くことはできるでしょう。
こうした捉え方を得るには、そこに目が向けられるだけの視野の広さが必要になります。
私たちは悩んでいると視野が狭くなりがちです。
狭い視野でいくらものを考えても、 出てくる答えは限られていて、それで行き詰まってしまうのです。
視野を広げることで捉え方の幅も生まれ、それだけ物事に意味や意義を感じやすくなります。
自分にとって働くということにはどんな意味があるのか?
家族の団欒を守ることなのか、お金を得て楽しく生きることなのか。 
働いて生み出すアウトプットそのものなのか、働くという経験から得られる人間的な成長なのか。
行き詰まった時こそ 思い切って視野を広げ、物事を捉え直すことが大事になってきます。

前向きに考える方法

私も50歳を過ぎると、若い頃にくらべ、人生観も少しは骨太になったな・・と思います。
その一つは、思い通りにいかないこと、ままならないもの。
そういう経験こそが人間を磨いてくれるんだという人生観を実感と共に持てるようになったことです。
思い通りにいかず、葛藤と苦しみの渦中にいるときは、なかなかそんな風には思えないものです。
感情的にもなるし「なんで自分が・・」とか「もう、うんざりだ・・」などと思いがち。
ただ、そういう感情体験そのものも、実は意味があるんだなと、後でわかります。
・・・そう、後になってわかるんです。
なぜなら、苦しかったからこそ、見えてくるものがあります。
苦しんだからこそ、手にしたもののありがたみも増します。
苦しければ苦しいほど、その結果得られる「学び」も、自分の心に深く刻まれる。
そうやって改めて前を向いて生きようという風になる。
これがな本当の意味での前向きに考えるということではないでしょうか。

前向きな捉え方が前向きな気持ちを生む

カウンセリングに来られた多くの方を見ていて、まさに、そう感じています。
思い通りにいかないことにこそ、自分が学ぶべきことがある。
ままならないものにこそ、自分を飛躍させる答えがある。
そういう事例をたくさん、この目でみてきました。
そして、私自身の人生でも、苦しい経験ほど、自分に”得”になりました。
そう、人生、捉え方次第で、同じ出来事でも、それが得に思えたり、逆に損に思えたりしますよね。
よく例えられるのが、コップの中の水。
もう半分しかないと思うのか、まだ半分もあると思うのかで違ってくるというもの。
この捉え方によって、感情的になってしまうのか、それとも冷静に考えられるのかも違ってきます。
こうした捉え方のコツ。
それは、建設的な想像力を、いかに働かせられるかということなんです。

前向きになるとは建設的な想像力を働かせること

出来ないことに目を向けるのではなく、「まだ出来ること」に目を向け直す。
足りないことを嘆き、不安に思うのではなく、既に持っているものに目を向け直す。
そして「何ができるか」を、改めて考えていく。
これって、建設的なことをいかに考えられるか。
いかに「想像」できるか?ってことがカギです。
もっとこうできないか?
もう少し改善できないか?
新たにこうしてみたらどうか?
会社の会議なんかでは、本当はこういう発言が多いと会議室の雰囲気も、ずいぶん変わるでしょうね。
一人一人が、いかに建設的な視点に目を向け、そこからいかに建設的な想像力を働かせるか?
ある意味、私たちは常に、そういう選択を迫られているのかもしれません。

苦しみや困難な経験の中に前向きの種がある

時々人生って「厳しいなあ・・・」って思うことがあります。
相談に来られる方、セミナーに来られる方とお話していて、本当にそんな風に思うこともあります。
どうしてこの人に、こんな試練がやってきたのだろうと・・
しかし、同時にこうも思います。
この厳しさの中に、この試練の先に、きっとこの人の学ぶべきものがある。
この厳しさを経験することで、この人は本当の幸せに気づくことができる。
ここを乗り越えたら、この人はどんなに人生の素晴らしさに驚くことだろう。
本当の生きる喜びとは何かかを骨身に沁みて実感することだろう。
苦しみや困難な経験の中にこそ、本当の意味で前向きになれる種がある。
そして、この人はそれに必ず気づくはず・・・・
そんな思いでいつも一緒に問題解決に取り組んでいます。

苦しい人生であっても、いつもその先がある

人生には常に「先」があります。
辛くて、苦しくて、悲しいとき。
そんな時でも「その先」が人生にはあります。
渦中にいる時、そんな風には思えません。
渦中にいると、「先がない」って感じになるからです。
でも、やっぱり人生には常に「その先」ってあるんです。
ただね、その先をどう描けるか?
それによって「先の中身」が変わります。
どの道を選ぶかで、行く先が変わるのと同じです。
少しでもいいんです。
想像力を働かせてみましょう。
それも、ちょっと頑張って「建設的な」想像力。
人が踏みとどまることが出来るのは、そこでちょっと想像力を働かせるから。
すると希望的なものが少し描けてくる。
その結果、生きる意味、希望、やりがい、自分がこの先がんばる価値が、少し見えてくる。
だからやっぱり前に進もうって少しずつでも思えるようになってきます。
カウンセリングでも、一緒に想像力を働かせ、多くの方が、道なき大地に自分の道を開拓していきました。
「自分にできることは、まだないか?」
ちょっと深呼吸して、座り直して、建設的な想像力を働かせてみてください。 

心が折れそうになったら

心が折れそうになった経験。
きっとあなたにもあったと思います。
もしかしたら、今、そんな状態かもしれません。
人間、辛いこと、受け止めきれないことがあれば、誰だって折れそうにもなりますよね。
そしてそれは、突然やってくることも。
当然、心の準備はできていないわけです。
それだけに、ショックも大きい。
受け止めきれない自分を責めてしまうかもしれません。
自分で自分を責める。
これは本当に辛い状態になります。
唯一の味方のはずの自分でさえ味方できなくなった状態ですから・・・・・
こういうとき、私たちって、どういう状態に陥っているのでしょうか?
一言でいえば、こうなります。
「感情的になっている」状態だと・・・・
不安感情、恐怖感情、怒り感情などなど、否定的な感情に押しつぶされそうになっている。
そういう状態が、心が折れそうな状態です。
気をつけないと、あるとき本当に「プツっ」と折れてしまいます。
そうなる前に、立て直す方法をお伝えします。
今回は具体的にお伝えしますね。

心を整えて前向きになる方法

まず、呼吸を整える。
これ、ものすごく大事なことです。
ゆっくり鼻から息を吸い、吸った時間よりも長くゆっくり息を吐く。
これを何回も続けてください。
時間にして最低5分は。
呼吸しながら、自分の身体感覚から、自分の大きな強い感情を感じるはずです。
身体が震えている感覚や、胸がわさわさしている感覚を覚えるかもしれません。
それが今、あなたの感情の感覚です。
続いて、呼吸を整えながら、ほほ笑んでみてください。
感情的な自分にやさしくほほ笑みかけているイメージです。
神様に「ありがとう」とほほ笑みかけているイメージです。
感情的な自分に対しては、こうして多少、強引に介入することも必要です。
目的は「冷静になること」です。
別な言葉で言えば、「理性的な自分になる」です。
シンプルですが、強力です。
自分がいかに呼吸が浅くなっているか、気づいてください。
いかに身体が硬直し、萎縮しているか、気づいてください。
そうして事態を今、捉えている捉え方とは、違った捉え方で捉えてみます。
大変だけど、きっといい経験になる。
難しいけど、自分には学びになる。
苦しいけど、そんなに苦しくとらえなくてもいいかもしれない。
何か良いアイディアがあるはずだ。
そんな風に「視野を拡げる」ようにします。
一人で難しければ、専門家の力を借りましょう。
私もこれは、実践しています。
感情的になると、とにかく視野が狭くなります。
その視野の狭さが、更なるトラブルを引き寄せます。
リセットとは、感情的な自分から理性的な自分になること。
そして、狭くなった視野を拡げることを意味します。 

プロゴルファー松山英樹の強さ(前向きさ)の秘密

プロゴルファーの松山英樹選手をご存じでしょうか?
世界のメジャートーナメントで、歴代の日本人選手では段違いな安定感を見せています。
松山選手には、これまでの日本人選手との大きな違いがあります。
一つには技術的なレベルの高さです。
もう一つは恵まれたフィジカル(パワー)です。
そして、もう一つはメンタル面ですね。
今回、松山選手のメンタル面、捉え方から精神的に強くなるためのポイントを考えてみます。
特にいま、精神的に不調であったり、プレッシャーに押しつぶされそうという方。
あるいは、もっと強い人間になりたいと思っている方には、必見の内容になります。
松山選手は、日本人選手の中では突出した精神力を発揮する選手です。
他の日本人がこれまで何度もプレッシャーに押しつぶされ、タイトルを逃してきた歴史があります。
しかし、松山選手はそうした日本人選手とは明らかに異質なところがあります。
では、いったいどこが他の日本人選手と違うのでしょうか?
ヒントは松山選手の言動にあります。
どういうことか?
松山選手がインタビューなどで話をするとき、ある特徴があるのです。
それは、松山選手がこだわっている部分に関してです。
松山選手がこだわっている部分は、おそらく次のような言葉にできると思います。

「結果よりも内容」

前向きな人の共通点

そう、結果がどうであれ、松山選手はいつも「内容」にこだわっているんです。
つまり自分が納得のいく内容であったかどうか。
具体的にいうと、スイング(打ち方)ですね。
ですから、例え結果が良くても、内容、つまりスイング(打ち方)が良くない場合。
松山選手は「良くありません」と言います。
プレー中でもそうです。
打った球がピンそばという好結果でも、本人は憮然とした表情を見せることが多い。
逆に結果があまり良くなくても、内容に手ごたえを感じると、良い表情になります。
ここに、私たちが参考にできるものがあるんです
そう、つまり結果にこだわらない。
結果は二の次という捉え方ですね。
もちろん、本当に結果はどうでもいいと思ってるわけじゃないでしょう(笑)
良い内容にできれば、結果は後からついてくる。
きっと松山選手はそう思っているのでしょう。
インタビューなどでも、松山選手は「メジャー(トーナメント)は勝てると思います」と、きっぱりと答えはします。
でも、それは結果に囚われているのではなく、内容さえ良く出来ればという条件付きで言っているはずです。

前向きな人は結果よりプロセスを重視する

翻って、私たちの生活に当てはめてみます。
仕事のプレッシャー、人間関係のストレス。
あるいは自分に自信がもてない。
こうした問題を解決する一つのカギが、この「結果より内容」にあるんです。
普段の私の言葉で言えば、「結果よりプロセス」です。
仕事の結果というと、業績や評価や収入です。
人間関係の結果といえば多くの人に好かれるかどうかかもしれません。
自分に自信があるという状態=結果を求めることもあるでしょう。
でもね、これは結果なんです。
結果って、私たちの思い通りにいかない事の方が圧倒的に多いですよね?
だから、思い通りの結果にしようというのは、それだけで大変な重圧=プレッシャーになります。
また、もし結果が出なかったとき、その事実をどう捉えればいいのでしょう?
仕事で目標を達成できなかった。
満足のいく評価や収入が得られなかった。
これでストレスを経験した人、多いのではないでしょうか?
人間関係で誤解をされた。
自分の思うとおりに相手が動いてくれない。
結果に囚われると、人間関係も息苦しくなります。
自分は思うような結果を出せなかった。
挫折した自分、評価されない自分は、ダメな人間だ。
結果ばかりに囚われると、自分すら大事にできなくなります。
だったら、結果ではなく内容に注目しましょう。
より良い仕事(の仕方・捉え方)をいかにするか?
より良いコミュニケーションをいかにできるか?
自分という人間の捉え方をどれだけ建設的にできるか?
ここに注目するんです。
収入や評価は得られなかったけど、自分に誇れる仕事はできた。
目標には届かなくて悔しかったけど、今の自分の力は出し切った。
だからこそ、次への課題にまっすぐ向き合える。
松山選手なら、そういう捉え方をするでしょう。
多くの人から評価されはしなかったけど、目の前の人、一人一人から信頼は得られる接し方をしよう。
人からどう思われるかじゃなく、自分がどう人に接するかを大切にしよう。
人間関係はこの方が結果が後からついてきます。
逆にいうと、人間関係の結果がついてこない。
その場合、内容(関係の築き方・言動・態度、捉え方など)に、必ずといっていいほど改善点があります。
自分は「自分を」大切にして生きていこう。
自分という存在に価値があるかではなく、自分が価値あると思える生き方をしていこう。
そういう生き方をしていく自分だからこそ、気がついたら自信をもてているわけです。
どんな悪条件のもとであっても、精神的に安定し、ブレない松山選手。
それは、結果よりも内容のブラッシュアップに、いつもいつも注意を向け続けている。
松山選手は結果ではなく、打ち方(フォーム)に重きを置いています。
それで結果が後からついてきているわけです。
私たちも、同じことが言えないでしょうか?
私たちも、人生の結果ではなく、生き方(生きざま)に重きを置いてみる。
すると、人生の結果も後からついてくるのではないでしょうか?
結果が出せなければ、何も意味がない?
本当にそうなのでしょうか?
そんなこと言ったら、世の中のほとんどの人が意味のない人生を生きていることになるのでしょうか?
私はそんなことは無いと思っています。
人生は結果よりプロセス。
別な言葉でいうと、大切なのは「経験」です。
どんな結果であろうと、常に「経験」から何を学べたかということが大切です。
何を学んだかによって、私たちは人間としてどんな成長ができるかが決まります。
人間として成長し続けることこそ、大きな結果を出すよりも深い喜びなのではと思うのです。 

不安に襲われた時に前向きになるには?

私は「自分の軸」をもつことが大切になるとお伝えしました。
おそらくこれから世の中ではさせて頂きらに「不安になる出来事」が増えるだろうとも書きました。
年始早々、海外や経済の情勢も、不安要素が少しずつ出てきましたよね。
今後ますます「不安になる」「不安にさせる」ようなニュース、情報が数多く報道されるでしょう。
また、そうした出来事が身近に起きたりするかもしれません。
そうなったときに問われるのは、自分の考え、自分の判断ができるか?ということです。

前向きになるとは冷静になって捉え直すということ

自分でしっかりと考える。
自分の目でものごとを確かめ、自分で感じたことから判断する。
すぐに不安になりやすい時こそ、自分で落ち着いて考えることが大切です。
「どうせ上手くいかない」「自分なんてダメな人間なんだ」「もうお終いだ」
すぐそう思ってしまう時というのは、落ち着いて考えることを「放棄している」とき。
感情的になって、ものを視ないし、ものを考えられなくなっているときです。
そんな経験は、今までになかったでしょうか?
私も動揺したり戸惑っていた時は、やはり感情的になって落ち着いて考えることを放棄していました。
人間は、放っておくとすぐに悲観的になるところがあります。
では、なぜ私たちの多くはすぐに悲観的になりやすいのでしょうか?

悲観的(後ろ向き)になるのは、自分の身を守る防衛本能

それは、危険を察知すると防衛反応が働くためだといわれています。
自分の身を守るため、最悪の事態に備えようとするからだそうです。
ただ、この防衛反応にばかり身を任せていると、いつも悲観的にしか考えられなくなってしまいます。
防衛反応が起きそうになったとしても、先ずは自分の目でしっかりとものを視る。
そして、落ち着いて分析して判断していく。
ここで書いてきた「自分で考える」というのは、落ち着いて分析&判断をすることを意味しています。
決して、いたずらに悲観的な思考をするという意味ではありません。

前向き、楽観的とは落ち着くためのきっかけ

「前向きに」とか「楽観的に」っていわれます。
でもそれは、無理矢理に前向きになったり、何も考えないで楽観的になることではありません。
落ち着いて物事一つ一つを観察し、分析&判断していく。
そのときの「落ち着いた姿勢」を「前向きに」「楽観的に」とリンクさせるわけです。
そもそも悲観的になりやすい私たちの姿勢に前向きさと楽観性を加えていく。
そうするとバランスが取れるので、落ち着いて物事を考えられるからです。
あとはそこに、自分がどうしていきたいか。
自分の「意志」を加えていきます。
どう対応するかを判断するためには、その状況をどうしたいかが必要です。
そう考える時、大抵の人は、悲観的にしたいとは思わないでしょう。
こうしたい、こうなって欲しいというものは、多くが前向きなもの、楽観的な方向になるはずです。

【動画】すぐに前向きになれる秘密の方法がある

最後にすぐに前向きになれる秘密の方法について、短い動画で解説しました

「眼からウロコでした」「わかりやすい」と好評ですので、よろしければご覧ください

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心理カウンセラー鈴木雅幸(コーチ・企業研修講師)のプロフィール

心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングを実施。
5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。
大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し、臨床カウンセラー養成塾を10年以上運営。
コーチとしても様々な目標達成に携わる。
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