人に心を開けない人が心を開くには

人に心を開けない。

相手に心開けるようになりたい。

こうしたご相談もとても多いです。

人に心を開けない人が心を開くには、自分が相手にどんな心理状態で接しているかを意識できるようにすることです。

「相手が怖い」とか「また否定されるんじゃないか?」と、心の中で無意識に思っていることで、心を閉ざしてしまう場合が多いようです。

でも、ほとんどの人が、そうして自分が心を閉ざしている自覚すらなく、冷や汗をかきながら人と話をしていたりします。

人に心を開くには、自分の心の状態や無意識にしている捉え方に「気づく」ことが必要です。

その気づき方と、心を開く方法を解説させていただきます。

人に心を開こうとするけど上手くいかない

人に心を開けず、対人関係に悩むのには理由(原因)があります。

対人関係に悩む人は、本当は誰よりも人と上手くやっていきたい、良い対人関係を築きたいと切望しているものです。

しかし、そういう人が陥りやすいジレンマというものがあるのです。

相手と良い関係を築こうと一生懸命努力しますが、その努力が空回りしてしまう。

そのうち、やっぱり相手は自分のことを嫌っているのではないかと思うようになる。

あるいは相手の方が自分のことを避けているように感じる。

自分は恐る恐る、ビクビクした気持ちを必死に耐えて、何とか相手を好きになろうとしたり、相手の良いところを見つけようとしたりして、相手に心を開こうとします。

しかし、会話がどうもかみ合わないことが多く、すぐに沈黙になったりします。

そんな経験を何度かするうちに、段々と人と話すことそのものが怖くなってくる。

そして精神的に萎縮していき、人と接すること自体が怖くなり、人を避けたいと思うようになる。

そんな経験はないでしょうか。

対人関係が上手くいかないのは何故か

では何故相手がそんな努力をしても、こちらに心を開いていないように感じるのでしょうか。

もしかしたらそれは、こちらが本当に相手に心を開けていないからかもしれません。

おそらく、心を開こうといろいろ努力をしていると思います。

しかし「人に嫌われたくない」「人からこれ以上傷つけられたくない」という思いが強いと、防衛的な態度になっていきます。

その防衛的な態度が、相手からすると心を閉ざしているように見えたり、素っ気ない態度に見えることもあります。

つまり、あなたは人付き合いには消極的なんだな、あまり好きではないんだな、苦手なんだなと相手は察します。

すると今度は相手もどう声をかけていいのかためらいます。

その相手のためらいをこちらは「拒絶された?」と感じてしまうこともあるのです。

人間関係は、こちらが先に心を開かなければ、相手もなかなか心を開いてはくれないところがあります。

心を開く順序というものは、あくまでもこちらが先です。

つまり、こちらが先ず防衛的な態度を解けないと、相手も心を開いてくれないことが多いのです。

心を開けない緊張感が相手に伝わる

そして、心を開けないということは、実は相手にしてみれば「あなたを拒絶します」というサインとして、伝わってしまうこともあるのです。

こちらの緊張感が相手にも伝わってしまうので、相手も緊張してしまうのですね。

そのため、なにか相手もこちらに心を開けなかったり、親近感が持ちにくかったりしてくるわけです。

つまり、相手のつれない態度も、実は自分が最初に発した緊張感が原因だったということが往々にしてあるのです。

これは心を開こうと格闘しているこちらにしてみれば、とても酷な話です。

でも、心を閉じている状態というのは、鎧を身にまとっているのと一緒です。

鎧をまとい、刀を差して、「さあ、私に心を開きなさい」と言っても相手もなかなか思い切り心を開くことはできないでしょう。

鎧をまとった人間に、丸腰になって向き合う人は、なかなかいないからです。

相手を丸腰にさせるためには、先ず自分が鎧を脱いで丸腰にならなければなりません。

ここで断っておきますが、自分の嫌いな人や、嫌な奴、意地悪な人、不誠実な人には、無理に心を開く必要はありませんよ。

意地悪な人に心まで迎合する必要なんてありません。

心ある人と心からの交流をしたいものですよね。

なぜ他人に心を開けないのか?

では、何故他人に心を開けないのでしょうか。

いろいろ考えられますが、主にそれは、あなたが「傷付きたくない」という思いがある場合です。

今までの人生の中で、心を開く度に傷付けられた経験によって、心を開く=傷つけられる・・と、無意識に学習してしまった可能性があります。

人に心を開けないのは、そうやって自分を守るため、生きるためだったといえるかもしれませんので、正直、無理もない話かもしれないのです。

しかし、学習によって身に付いたことならば、新しく経験から再学習することは可
能なはずです。

自分を変えるというのは、強い意志と、根気が要るものですが、あきらめずに取り組んで得られたものは、人生の宝となるはずです。

他人に心を開く方法とは?

人に心を開くためには、その時々での自分の感情を自覚できるようになることと、相手をそのまま(正確に)観察する目をもつことです。

自分が相手に、心をどこか開けない「緊張感」を発していないか?

相手は本当は自分のことをどう捉え、どう感じているのか?

そうしたお互いの「関係性」がどのような状態かを正確に理解する(気づく)ことが、人に心を開くための第一歩です。

そのために、先に書きましたが、なぜ自分が心を開けないのかを知ることが先です。

様々な経験学習から心を開けないのなら、もう一度再学習することで、心を開ける自分に変わる(成長する)ことができます。

心開くのが上手な人を模範にする

人に心を開けるようになるためには、もう一つ、模範となる人を見つけて、これもよく観察してみることです。

人に上手に心を開ける人。

心開いて人と会話やコミュニケーションができる人。

見極め方としては、一緒にいて心休まる人、安心できる人、自然体だなを感じる人ですね。

つまり接し方に無理がなく、人を嫌な気持ちにさせない人です。

そういう人を模倣し、自分でも真似してみるのも一つの方法です。

真似しているうちに、感覚的なものがわかってきます。

さらに真似しているうちに、段々と板についてきます。

自分一人で格闘するのではなく、そうした心ある人、心開くのが上手な人を真似する。

あるいは、そうした人との会話を楽しんでみる。

そうすることで、心の開き方を理屈ではなく経験で覚えていく。

これも心を開けるようにする効果的な方法です。

【動画】人の目が気になる人が、人の目を気にしない方法

最後に、心を開けない人が心を開く方法について、短い動画でまとめてみました

あるいみ核心をついたわかりやすい動画ですので、とても参考になります

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心理カウンセラー鈴木雅幸(コーチ・企業研修講師)のプロフィール

心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングを実施。
5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。
大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し、臨床カウンセラー養成塾を10年以上運営。
コーチとしても様々な目標達成に携わる。
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