やりたいことができない?やりたいことがみつからない?
こうしたご相談も非常に多いですね。
やりたいことをやる人生を生きたいと思っていても、なかなかできない。
そもそもやりたいことがわからないという訴えも。
今回はやりたいことをやって生きていくということがテーマになります。
【筆者プロフィール】
心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングを実施。
5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。
大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し、臨床カウンセラー養成塾を10年以上運営。コーチとしても様々な目標達成に携わる。
著書「感情は5秒で整えられる(プレジデント社)」は台湾でも出版された。
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やるべきことばかりの人生は心が折れる
先日、facebookに人生の選択について書きました。
一言でいうと「それを選択すれば幸せか?」という基準で決めるという話でした。
仕事の選択、人生の伴侶の選択、離婚の選択、人間関係で付き合う相手など・・・・
それを選べば自分は幸せなのかという選択基準ですね。
もっというと「やりたいこと」を人生の中でどれほどやれているか?ということです。
以前にも書きましたが、人生はやるべきことをやった上でやりたいことをしていくもの。
やるべきことだけ毎日していたら、もうそれはクタクタになります。
ところが、特に日本人の多くが「やるべきこと」だけを毎日こなす生活になりがち。
時にはそんな時期もあるかもしれません。
でも、人生ずっとやるべきことだけこなしていたら、心が疲弊してクタクタになったり、気持の余裕がなくなってイライラしたりします。
たった一度きりの人生、自分がやりたいことをやらなきゃ損です。
やりたいことをやれない?やりたいことがわからない?
また、人生100年時代ですから、生きていく時間は長い。
その長い人生を、ただ「やるべきことをこなす」毎日で終わらせるのはもったいない。
だから、やるべきことをした上で、自分がやりたいことをやって頂きたいのです。
ところが、多くの方が「自分のやりたいことがわからない」と思うようです。
また、幼いころから「やりたいことをやるのはわがままだ」と刷り込まれたり、「世間に迷惑を絶対にかけるな」と教育(洗脳?)されたりしています。
もちろん、世間にはなるべくなら迷惑をかけない方が、お互いが気持よく生きていけます。
だから互いへの気遣いや配慮はある程度は必要になるでしょう。
でも、それも過剰になると神経をすり減らす毎日になります。
人の目を常に気にし、自分の気持ち(やりたいこと)を押し殺して毎日を過ごす。
それで果たして「自分の人生を生きている」といえるでしょうか?
笑顔で生きるためにやりたいことをやる
それに、毎日をやるべきことだけやって過ごしていくことでイライラするのなら、それこそ「迷惑」な話なんですよね。
不機嫌でムスっとしている人は、不機嫌のオーラで周囲に迷惑をかけていることに気づかない。
自分の不満や愚痴ばかり言い続けて、それにつき合わされる人の迷惑に気づかない。
そうなるくらいなら、自分が笑顔で幸せに生きるにはどうすればよいかを改めて真剣に考えることをおすすめします。
ちなみに、カウンセリングで話すことは愚痴でも不平不満でもありません。
前に進むために否定的な状況を好転させる取り組みです。
ですから、そのために否定的な状況や思いをシェアし、そこから前に進むために何ができるかを話し合っていく場です。
でも、周りの人に不機嫌な態度をぶつけたり、一方的に不平不満を垂れ流すのはやはり迷惑行為だと私は思います。
そこに幸せも未来もないわけですから、やはり自分が笑顔で生きるために今から少しでもできることを考えてみたいところです。
人からどう思われるかなどどうでも良い
そのためには、やるべきことはやった上で、やりたいことをやる。
やりたいこととは、例えば楽しい事、面白い事、夢中になること、興味関心があることです。
それをやると、時間の経つのを忘れるようなことですね。
人に言われたからやるとか、やらされている感じが無い。
自分がただやりたいからやっている。
損だ得だという話抜きにやりたいことですね。
やりたいことを実現させるには
私の場合、今のこの仕事、つまり心理カウンセラーと講師業はやりたくてやっています。
私自身の人生を振り返ると、けっこう大小様々な「やりたいこと」をやってきました。
「こうなりたいな」「これ、やれるといいな」と思っていたことは、時が経ってからだいたい実現しています。
例えば警備員の仕事をしたり、トラックの運転手だった頃に
私は次のようなことを実現できたらと思っていました。
・心理カウンセラーとして独立する
・スクールカウンセラーなどで児童心理に携わる
・セミナーや企業の研修などで講師をする
・100人位の前で講演をする
・自分の本を出版する
・カウンセリングの塾を開く
これらは現在、全て実現しています。
では、なぜ実現できたのか?
答えはとても簡単なことで、実現するための算段をし、行動していったからです。
やりたいことの実現、目標達成の方法
例えば、東京駅から名古屋に行きたいと思ったとします。
そのためには、先ず東京駅というスタート地点に立つ必要があります。
次にどの列車に乗れば良いかを調べると、東海道新幹線に乗ればいいということがわかります。
続いて時間を調べ、新幹線に間に合うようにホームに到着し、列車に乗ればいいわけです。
途中アクシデントがあって新幹線が止まることがあっても、そのまま動くまで待つか、他の移動手段を使うかすれば、やがて名古屋に到着できます。
アクシデントやトラブルがあっても、その分余計な手間と時間をかければ到着できます。
自分のやりたいことを実現させるのも、これと同じです。
明確に行き先を決め、その行き先への交通手段を調べ、その通りに移動します。
移動するためにはどこをどう通ればいいか?
お金はいくら必要か?
いつまでにどこに着くと、どの時刻に到着可能か?
こうしたことを一つ一つクリアしていけばいいだけです。
やりたいことの実現とタピオカのお店にいくことは同じ
だから、ただ「名古屋に行きたい」と念じていても、自分がそこに行けるように動かないと名古屋には着かないということがわかります。
実現に必要なことを必要なだけする。
そうすれば目的地に徐々に近づいていきますよね。
もっと簡単な例でいうと、タピオカを食べたいとします。
(ブームの去ったタピオカではありますが・・・)
そのために流行りのお店に行きたいなら、先ず、どのお店化を調べて決めます。
続いてそのお店への行き方を調べ、お店に到着します。
しばらく並んでお金を払えば、念願のタピオカをゲットできますよね。
やりたいことをやる、実現させるというのは、これと同じです。
私もトラックの運転をしている頃から、行き先を決め、行き方を調べ、調べた通りに向かうことで、やりたいことを実現してきました。
実現しないのは行き先の設定が間違っているか、調べた行き方が間違っているか、移動の仕方に問題があるか、はたまたそもそも移動すらしていないかのいずれかです。
固定観念を捨て、現実にしっかりと目を向け、自分の気持ちに正直になり、「小さな行動」を積み重ねていく。
そうすれば、少なくとも目標に近づいている実感が出てくるはずです。
気負うことなく、焦らず腐らず、つまり感情的にならずに淡々と準備と行動を続けるだけなのです。
いきなりここまで行動できなくても構いません。
先ずは人生の捉えたかとして「やりたいこともやる」に、真っすぐに向き合ってみてください。
自分の固定観念さえはずせば、見えなかった景色が見えてくるはずです。
【動画】自己実現、マズローはなんて言ってる?
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