人間関係が苦手?ラクになって上手くいく秘訣




私たちが生きていく上で、人間関係は避けて通れないもの。

だからこそ、豊かで楽しい関係でいたいし、人間関係から幸せを実感できたら、こんなに
嬉しいことはないでしょう。

でも、実際には多くの人たちが人間関係が苦手だったり苦労を経験していたりします。

カウンセリングでも人間関係の悩み相談は最も多いテーマ。

では、人間関係の難しさはどこにあるのか?

どうすれば人間関係の喜びを実感できるのか?

以下にわかりやすく解説しています。 


<目次>
人間関係が難しい理由
人間関係はなぜめんどくさいのか?
 
人間関係が苦手な原因と克服法 
仕事の人間関係がうまくいかない 
人間関係のストレスを解消するには  
人間関係の改善に必要なこと 
人間関係がとても楽になる秘訣 
人間関係に疲れたらこう考える 


人間関係が難しい理由 

カウンセリングで多いご相談は、やっぱり「人間関係」についてなんです。

仕事、学校、家庭、社交的なお付き合いなど、そこには必ず人間関係があります。

だからでしょうか?

相談内容のほとんどが、人間関係についてです。

職場の上司や同僚と上手くいかない。

学校のクラスに馴染めない、先生に不信感がある。

保護者同士のお付き合いが苦痛な時がある。

夫婦の問題、嫁姑、子育て(親子)など・・・・

これらはすべて「人間関係」の問題になります。

こうして、日常生活の様々な場面で必ずといっていいほど、人間関係は存在します。

一人でぼんやりしている時でも、人間関係のことを考える時もありますよね。

私たちは一人だけで生きているわけじゃなく、必ず誰かとの関わりの中で生きています。

そして、人と関わるという経験を通して、自分自身を知り、成長していくともいえます。

だから、人間関係は避けて通れないテーマにもなっています。

また、カウンセリングで人間関係のご相談が多いのは、「相手」がある問題だからです。

「相手」がいるわけですから、自分の思い通りにはいかない。

そういうところで悩んだり、困ったことが起きます。

一言でいうと「ままならない」ということを知ります。

この「ままならない」というのはある意味、一番難しい条件です。

そして、難しいからこそ、そこに向き合うと私たちに力がついてきます。

スポーツに例えると、わかりやすいと思います。

スポーツ競技も、ままならないことばかりです。

それは気象条件だったり、相手の強さだったり、自分のコンディションだったり、チームメイトとの連携だったり・・・・

ままならないことばかりの条件の中で、いかに望む結果を出していけるか?

そのためにトレーニングを積み、練習もし、何度も挑戦を繰り返す。

そうすることで、競技者は実力を伸ばしていきます。

そう、だから、私たちも同じなんですね。

ままならない人間関係を通して、人としての力をつけていくといえます。

人間関係を通して、学ぶことは尽きないわけです。

人間関係のご相談は、本当に一人一人違います。

人間関係あるところ、そこにテーマあり。

そういってもいいくらいです。

私自身も、私の人間関係の中に、いろいろなテーマがあります。

そのテーマに、結局は一つ一つ向き合っていくしかない。

そういう日々でもあります。

ままならない人間関係に対して、ああでもない、こうでもないと考える。

いろいろ試行錯誤を重ねていく。

自分の思い通りにいかないからこそ、自分を変えて対応しようとしていく。

だからこそ、人としての「力」を伸ばしていけます。

スポーツ選手でも、伸びていく選手は、ままならない状況を真正面から捉えて訓練を続けます。

人間関係の問題解決は、そうした訓練みたいなもの。

職場の人間関係、いろいろな人がいるから大変です。

学校の人間関係、成長過程の子どもたちにしてみたら実に厄介で難しいでしょう。

家族という人間関係となると、逃れられない運命のもとで向き合うことになります。

人間関係、こうしてみると、どれもやはり大変ですね。

でもね、そこで悩み、苦しみ、試行錯誤する。

それだけの代償を払うわけですから、必ず得られるものがあるわけです。

人間関係のままならいというのは、主に過去や相手を変えることができないという場合。

そういったときに、ままならない難しさを感じます。

そうなると、今の、これからの「自分」を変えていくしかない。

自分を変えるといっても、それはそれは大変なことです。

でも、その大変な代償を払うからこそ、得られるものがあることも事実です。

ままならない人間関係だからこそ、自分を変えるという大きな代償が必要になる。

その代償をしっかりと(十分に)払うことが人間関係の問題解決の秘訣かもしれません。

カウンセリングを始めた13年前と現在と、その実感は変わらないですね。 


人間関係はなぜめんどくさいのか? 

先日読んだ本に興味深いこんな話が書かれてありました。

今、SNS全盛の時代にあって、商品やサービスはそうした「口コミ」「ネットコミ」によってその情報が拡散していく時代に入った。

やがて、消費そのものが、企業の広告や販促PRによってではなく、そうしたつながりによって成り立っていくであろう。

有名だから買おうではなく、知っている人だから、あの人だから買おうという時代になるというのです。

これはなかなか大胆な予測ではありますが、私は、示唆に富んだ指摘だと思いました。

なぜなら、私自身も、「つながり」が、これからの時代、とても重要になると思っているからです。

ハーバード大学などの調査によると、自分は幸せだと答えた人の多くが、人とのつながりを重視していることがわかりました。

「幸せだ」と回答した人の多くが、人とのつながりを重視していたり、より多くの人とつながっていたのです。

人といかにつながっていくか?

どんなつながりをもっている人間なのか?

ビジネスだけの話ではありません。

これからの時代は、ますますそこが幸せに生きる上でカギになると思います。

なにも、SNS全盛だからというわけではありません。

SNSは、あくまでもツールの一つです。

必ずしも、SNSに重きを置くからといって、幸せになるということではありません。

ただ、SNSの中に、そうしたつながりによる消費や、社会や文化の変化を見てとることはできます。

同時にこれからの社会は、自立、自活の時代に移行するでしょう。

あれ?ちょっと待って?

たった今「つながりが大切」って言ったのに・・・・

・・・と思ったのではないでしょうか?

一見すると、自立や自活と「つながり」は、相容れないと思うかもしれません。

しかし、この両者、相容れないどころか、ますます強い結びつきになると考えられます。

つまり、自立していて、自活できる人間、その一人一人がそれぞれつながっていく。

自立、自活した人間同士が、ドンドンつながっていくということです。

そういうつながりのコミュニティーから、様々なアイディアやリソース、そしてチャンスが生まれてくる。

自立し、自活できる人たちのコミュニティーで、様々な生きがいや学びを経験できる。

そういう時代になっていくと思います。

私はこれまで、いろいろなテーマのセミナーや勉強会を開催してきました。

そこに集う(参加する)方々は、いろいろな悩みやテーマを解決しようと参加されます。

それこそ、「人とつながれない」と悩み、それを何とか克服しようという人たちです。

しかし、そのうち参加者同士の間に、自分の問題を克服しようとする同士のような感覚が芽生えます。

セミナーや勉強会という場が、徐々に一つのコミュニティーに育っていきます。

自分の問題は自分で解決しようという意識の参加者が、同じ場に集まることで、新たなつながりが生まれる。

まさに、自立、自活しようという人たちのつながりです。

そのような勉強会に参加した人の中には、加えて私のカウンセリングに申し込む方もいます。

勉強をしながら、個別に自分自身を見つめ直す。

マンツーマンで、さらにきめ細かく向き合っていこうというわけです。

一方、逆に、カウンセリングを受けていく中で、あるいはカウンセリングを卒業した後に、勉強会に参加するという方もいます。

この場合、自立、自活の学習と同時並行に、あるいは自立、自活を得た次のステップとして、勉強会というコミュニティーに参加するわけです。

私はどちらの「その人」も見ているので、一人の人間が変化・成長する段階に立ち会えます。

そんなプロセスを何度も目の当たりにすることで、先に書いた「つながり社会」の到来を予見したのです。

これからは「つながり」の時代がやってきます。

自分がどんな人と、どれだけ、どんな風につながっているのか?

そこが問われる時代になっていくでしょう。

この時代を幸せに、充実して生きていくには、自分をしっかりと見つめ直し、人とのつながりを作れる「土台」が必要です。

人とつながる土台作りとして、私の所でいうと、カウンセリングや小人数の勉強会が寄与しています。

世間ではオフ会、交流会、同窓会、趣味サークルなど、つながりの起点となる様々な集まりもあります。

また、このような特別な場に参加しなくても、仕事上やご近所さん、親戚などにも、つながりは生まれます。

「自分は、人とつながることが苦手だ」

「人とつながるなんて、とても出来ない・・・」

そんな風に思っているかもしれません。

でも、大丈夫です。

そんな方々が、カウンセリングを経験し、学び、人間関係を学び、人生を捉え直していっています。

そして、その学びの場が、そのまま「つながりへの切符」になっています。

カウンセリングでは「人とつながることができません」という相談でカウンセリングルームを訪れる人がたくさんいます。

これも、つながり社会に向けて、多くの人が本能的に「何とかしなきゃ」と思っている現れなのかもしれません。

そして、ここである秘密を明かします。

実は、カウンセリングというのは、カウンセラーとの「つながり」を体感する場なんです。

カウンセラーとの人間関係を、深く経験し、自立や自活、そしてつながりを築く土台づくりをする場です。

カウンセラーとのコミュニケーションを、いわば「練習台」にして頂いていいわけです。

カウンセラーとは、その練習台としての専門家であり、「練習台のプロ」といってもいいでしょう。

つながりの時代が到来する。

今からあなたにできる事は、どんなことがあるでしょう?

重要なので、もう一度繰り返します。

これからは確実に「つながり」の時代に移行します。

今からその準備と練習、そしてステップアップを目指しましょう。 


人間関係が苦手な原因と克服法 

グーグルで「人間関係」とググってみます。

すると、「人間関係」と一緒に多く検索されるワードが、検索結果ページの下の方に表示されます。

さて、どんな検索ワードが表示されたでしょうか?

答は、こんな感じでした。

「人間関係 ストレス」
「人間関係 苦手」
「うつ病 人間関係」

他にもいくつか表示されていました。

総じて前向きなワードは出ていませんでした。

つまり、対人関係で検索する人たちの多くが悩んでいる状態だということです。

検索する際には、悩んだり困ったりしている。

だから、その「解決法」「対処法」を知りたい。

それで検索しているのです。

ここで、ちょっと考えてみましょう。

そもそも、私たちはなぜ、
「人間関係」に悩むのでしょう?

どうして人間関係で困ることが多いのでしょう?

その主な理由は、2つあります。

1)人間関係はままならない

2)人間関係では感情的になりやすい

この2つが主な理由です。

ここから、なぜかを説明します。

1)人間関係はままならない

これは難しい話ではありません。

他人は自分の思い通りにはならない。

だから難しいし、苦労するわけです。

人間関係の悩みのほとんどが、「思い通りにならない」というものなんです。

会社の上司にこうして欲しい。

夫や妻には、こうはしてほしくない。

子どもがこちらの言うことをきかない。

これは、こちらの思い通りにいかないという悩みです。

別な言い方をすると、こちらの思い通りにしたい。

そういう思いがあるということです。

自分にもっと優しくしてほしい。

こちらの気持ちを、もっと理解してほしい。

でも、実際はままならない。

だから困るし、悩む。

あなたはいかがですか?

人間関係で悩んだり、困ったこと。

それは、この「思い通りにいかない」であり、「ままならない」難しさではなかったでしょうか?

2)人間関係では感情的になりやすい

自分はこうあってほしい。

あの人にはこうなってほしくない。

でも、その通りにいかない。

すると、私たちは「感情的」になります。

苛立ち、怒り、悲しみ、悔しさ、そしてやりきれなさを覚えます。

悩むとは、こうした「感情的な状態」をいいます。

つまり・・・・・・

1)人間関係はままならない

2)人間関係では感情的になりやすい

この2つに対処できれば、人間関係はずいぶん楽になります。

ストレスも相当に軽減され、やがて解消されていきます。

では、その対処法とは・・・・・

答は「捉え方」にあります。

対人関係に対する「捉え方」を変えるんです。

例えば

「人間関係はままならないものだ」

「人を変えることは出来ない」

そもそもストレスを感じたり、悩んでしまう理由。

それは、あなたが無意識に、次のような「捉え方」を持っているからです。

「あなたは私の思うとおりにしなければならない」

「あなたは、私が望むようにすべきだ」

そんな風には思ってない。

実際は、いろいろ相手のことも考えている。

そう思うかもしれません。

でも、どこかで「思い通りになってほしい」という無意識の「捉え方」があるはずです。

ここを変えるのは、簡単ではありません。

相当に思い切りと勇気が必要です。

でもね・・・・・・・

捉え方というのは、変えられてしまうと、ものすご~く「楽」になるんですよね。

精神的にもすごく楽になるし、人間関係も難しくなくなります。

そもそも「ままならない」と捉えていれば、ままならない事態にぶつかっても、それほど感情的にはならないんです。

なぜなら、捉え方と一致した現象だからです。

あなたがもし、英語が全然話せないとします。

目の前に英語しか話せない人がいたとします。

少なくとも、日本語を話せる人と同じような意志の疎通って求めないですよね。

そもそも「ままならない」のが当たり前。

そう思っていれば、ストレスも小さくて済む。

何よりも、「ままならない」ものだと思っているので「ではどうすればいいか」と考えられます。

「なんでままならないんだ!」と感情的にはなりにくい。

「ままならない」ことを受け容れた上で冷静に対処法などを考えます。

ままならないことが「当たり前」になるわけです。

だからとても楽になれるわけですね。

確かに、捉え方を変えるには相当に「思い切り」は必要です。

180度の転換といえますからね。

でも、意外に思い切ってしまえれば、「そんなに難しくなかった」となるんですね。

捉え方が変わると、対人関係ってほんと、楽です。

悩む場面が驚くほど減るんです。

そして、いろいろな場面で冷静に対処出来ている自分を実感します。

この実感は、大きな自信と、精神的な安定感につながります。

すると、さらに捉え方の引き出しも増え、さらに自信と安定感を覚えます。

何でもそうだと思うんですが、物事には必ず限界というものがあります。

その限界を予め受け容れておけば、対処法には限界がなくなります。

限界を受け容れることで、限界がなくなる。

対人関係も、ままならないもの。

だから、ままならない状況に陥っても、そこに「限界」はないんです。

「限界だ」と思えば、別の捉え方に移行すればいい。

すると、視界がグッと開けていきます。 


仕事の人間関係がうまくいかない 

職場の人間関係の基本は利害関係です。

それぞれ責任を負って成果を出していく人間同士の集団ですから、友人や知人、そして家族とはその質も関係性も違ってきます。

また、友人や家族と違って互いの相性とは関係なくコミュニケーションによって仕事を進めていく関係です。

そうしたことからより多くの気遣いや配慮、思慮を働かせなければならないのが職場の人間関係です。

そのため、他の人間関係とは違うめんどくさいものがあります。

しかし、この職場の人間関係を肯定的に捉えると、だからこそ多くを学ぶ機会にもなっています。

任された責任を負い、成果を出すためにコミュニケーションを取るわけですから、気を利かせたり気を回したり、細かい工夫をしたりと、粘り強い取り組みが必要になります。

その過程で人間理解や自己理解を深めたり、仕事の仕方もスキルアップさせることも可能になります。

ですからし仕事を通した人間関係は私たちの様々なスキルや精神力及び人間力を鍛えることにもつながっています。

もちろん、理不尽なことにひたすら耐えることはありません。

しかし、多少の理不尽さにどう処していくかという経験も、時には自分の人間力を磨くことになることもあります。

そうした意味で、職場の人間関係はめんどくさいものだといってもいいかもしれません。 

なぜ職場の人間関係は疲れるのか? 

職場の人間関係で疲れる原因として最も多いのが「人の目を気にしている」ことです。

人から自分がどう思われているのかを常に気にしてしまう。

人からの評価にこころが振り回され、疲れてしまう。

また、そんな人は常に人と自分を比べています。

仕事でも、人間関係でも、あらゆる場面で人と自分を比べてしまう。

そういうご相談がとても多いんです。

そして、比べては落ち込み、比べては落ち込み・・・・

そういうことを繰り返してしまうというのです。

私も自分と誰かを比べてしまうことはあります。

それで誰かを「うらやましいなあ・・」と思うことだってあるんです。

ただ、それで悩む人というのはそれだけで終わらず、自分を「ダメな人間だ」と責め始めてしまう。

それで悶々としてしまったり、自暴自棄のような気持になってしまう。

やがて自分に自信を失ってしまうんです。

カリフォルニア大学の心理学者にソニア・リュボミアスキーという人がいます。

彼女は、このように人と自分を比べることを「社会的比較」と呼んで、こう解説しています。

「社会的比較に注意を向けすぎる人はいつも傷つきやすく、何かに怯え、不安を感じている」

そう、先ずこの「向けすぎる」というところ、ここが問題になってきます。

先ほど、私も人と自分を比べることがあると書きました。

問題はその「程度」で、比べすぎるということです。

いつもいつも、人と自分を比べてしまう。

常にそれで自分を責めて、落ち込み、自信を失っていく。

この悪循環にはまることが、問題だといえます。

あなたは、いかがでしょうか?

こんなループに陥ったこと、ありませんか?

これを防ぐには、やっぱり自分の物事の捉え方をしっかりすることが必要です。

他人との比較に頼らない価値観や人生観です。

なぜなら、私たちは自分が無意識にしている捉え方によって、元気になったり落胆したりしているからです。

仕事でも人の業績や仕事ぶりを見て、自分はダメだと落ち込むことはないでしょうか?

あるいは、なんであの人ばかり上手くいくんだと嫉妬心から怒りが沸いてくることはないでしょうか?

この心理が強く働いてしまうと、他人の成功や幸福を強く妬むようになります。

例えば、仕事で上手くいっている人が妬まれて、足を引っ張るようなことを言われたり、されたりする。

実際にこういう話はよく聞きます。

こういうことをする人は、嫉妬心のあまり、他人の成功や幸福を喜べないどころか、許せないという気持ちになってしまうんです。

こういう捉え方こそが、実は不幸なのではないでしょうか?

では、どうすれば、そのようなネガティブループに陥らないように出来るのでしょうか?

ここで、先ほどご紹介したソニア・リュボミアスキー氏が、とても良いことを教えてくれます。

「最も幸福な人々は他人の成功から喜びを得ることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする」

つまり、人の成功や幸福を我がことのように喜べ、逆に人が困っているときは配慮した上で解決に協力する。

こういう価値観、人生観を、幸福な人は持っているというのです。

これは非常に示唆に富んだ言葉だと思いませんか?

だったら、話は簡単なんです。

今日からそのようにふるまい、そのように捉え、そのように生きようとすればいいんです。

例え辛いことがあっても、人の喜びに共感し、「おめでとう」「努力が報われたね」「心機一転、がんばって」という言葉を贈ろう。

幸福な人に、「あなたの生き方は素晴らしい」と、その秘訣を学ぼう。

そういう態度・コミュニケーションを選択し続けることで、あなたの人間性も変化していきます。

私も若いころは、その辺が不器用でした。

人の成功を喜びつつ、どこか羨ましいって思っていました。

だから、ある時から「一緒に喜ぶ」「その人から学ぶ」という捉え方、人生観、生き方に変えました。

周りを見渡してみてください。

そんな模範となる、学びの対象になる人は、いないでしょうか?

もし、一人もいないというのなら、あなたの捉え方を変えるか、あなたの人間関係(お付き合い)を変えた方がいいです。

幸福な人は、必ずといっていいほど、そうなるような心がけや努力をしています。

苦しい経験も必ずといっていいほどしています。

幸福な人ほど、それを敢えては口外しないだけです。

幸福というものも、努力や普段の心がけによって自分の捉え方が変わることで感じられるものです。

幸福な人はいろいろな努力、経験をしてきた人です。

だから教えてくださいといえば、惜しげもなく話してくれるのも、こうした人たちの特徴です。

人の成功、幸福を我がことのように喜び、その秘訣を学ぼうとする。

困っている人で、自分が助けになりそうなら、配慮した上で声をかけたり、心遣いを示す。

そういう生き方を選んでみてはいかがでしょう。  


人間関係のストレスを解消するには 

人間関係のストレスを解消するのに、とても有効な捉え方があります。

それは「60%主義」です。

これは、努力は60%でいい。

けれども、結果も60%でいいと受け容れる。

そういう「捉え方」のことです。

ものごと、なかなか行動に移せない。

そういう時は、無意識に「100%主義」に囚われていることがあります。

100%頑張らなきゃとか、100%上手くいかなきゃとか・・・・

そう意識してしまうと、肩に力が入ります。

余計な力み、気負いは、焦りを生みます。

焦りだすと、失敗が怖くなります。

失敗が怖くなると、なかなか行動できなくなります。

失敗を恐れながらやっても、上手くいきません。

この原因が、実は「100%主義」であることがあります。

完璧を求めていないつもりでも、気がつくと、いつの間にか完璧を求めている。

よくあるのが、人間関係での場面。

誰からも嫌われたくない・・というのも、実はこれ、100%主義の典型です。

誰からも嫌われたくないと意識すると、更に、誰からも好かれたい・・になります。

誰からも好かれたいという意識は、いつの間にか「誰からも好かれなければいけない」になります。

人間関係で、これほどのプレッシャーって無いんです。

こんなプレッシャーを自分にかけてしまったら、私でも、誰と話すのも怖くて仕方ありません。

ここで、「60%主義」の登場です。

人間関係も、60%でいいや・・という意識です。

こういう意識で臨むと、余計なプレッシャーが減り、「必要程度の緊張感」だけが残ります。

「必要程度の緊張感」があるからこそ、相手に失礼のない配慮が保てます。

会話のやり取りも、100点中の60点でいい。

その努力も、60%位でいい。

その代わり、結果も60点、60%で満足するんです。

会話の60%はまあまあだった。

けれども、あとの40%は良くなかった。

すると、100%主義でいると、すごく落ち込みます。

なぜなら、そのやり取りは、マイナス40点になるからです。

40点のマイナスというのは、精神的なショックも大きいですよね。

でも、初めから60点でいいとします。

そうすると、50点の出来だったとしても、マイナス10点程度の減点です。

それほど落ち込まず「まあまあだ」と思えます。

この「60%主義」のメリットは、とにかく焦りや不安がグッと減ることです。

最初から高望みはしていないので、上手くいかなくても落ち込みにくいのです。

落ち込みが少ないから、次の行動へのモチベーションが落ちません。

コツは、結果も60%で満足することです。

初めから結果も60点で良しとすることです。

ただ、60%の努力はするという意味です。

全く怠惰にするということではありません。

また、手を抜くという感じとも、違います。

一つ一つ、丁寧に行うのですが、焦らず落ち着いて取り組むための意識です。

60点という実績を、先ずは作ってしまうんです。

人にあいさつをして、無視されたらどうしよう・・・

そういう怖さがあるために、人に声をかけられないとします。

こういう時も、60%主義でいきます。

あいさつをしても、こちらをチラッと見て、少し頭を下げたとします。

結果としては、100%は、こちらに応えてくれませんでした。

でも、60%は応えてくれたと捉えます。

ここでもう一度「コツ」をお伝えします。

「60%主義」というのは、最初から60%の結果を満点とすることです。

だから、あいさつする際には、既にこの程度のリアクションでも十分過ぎると思っている状態です。

私たちは、気づかぬうちに、相手に「見返り100%」を求めがちです。

だから、その希望値にちょっと届かないだけで、大きな不満や落胆を覚えてしまいます。

しかし、初めから「60%で満点」としておけば、50%でも80点以上となりますよね。

相手への期待値、結果への期待値が、最初から60%だと、そんなに失望しなくなります。

この値、あなたの納得できる数値でOKです。

だから、50%でも、40%でもいいんです。

そうすると、自分の中でハードルが下がり、焦りや不安がかなり軽減してくるはずです。

「60%主義」で、努力も結果も捉える。

すると、意外に結果が上手くいくことも少なくないんです。

なぜなら、余計な力みや緊張がほどけ、必要な緊張感だけが残るため、それだけ力を発揮しやすくなるからです。

感覚としては、「淡々と行う」感じでいいと思います。

過度な高揚感や盛り上がりには欠けますが、その位の感じで丁度良いくらいです。

ちょっと物足りないくらいでいいということになります。

例えば歓送迎会です。

この歓送迎会シーズンが「憂鬱だ」という人もいます。

人との会話が苦手な人にとって、こうした大勢の人が雑談を交わす場は、居たたまれない時間になるからです。

こんな時も、60%会話ができれば十分と最初から決めてしまうのも手です。

あとの40%が会話のない一人の時間でも、60%は誰かしらと会話があったのならいいでしょう。

もちろん、この数値も、自分の納得のいくものにすればいいと思います。

40%頑張れたと思えれば、合格としてもいいんです。

その方が、100%を意識して何もできないより、どれほど前に進めるかわかりません。

苦手なことを克服するときにも、この「60%主義」は武器になります。

自分がもし、100%主義に陥っていると気づいたら、この「60%主義」という捉え方を意識してみてください。

自分の精神状態がずいぶんと違ってくるはずですし、意外に良い結果が出たりするものです。 


人間関係の改善に必要なこと  

人間関係で困るを場面を大きくわけると、次の4つの場面になります。

あなたもどれかに当てはまったり、これは経験あるな・・と思うものが次の中にあるでしょうか?

1)発表する

会議での発言、朝礼などのスピーチ、プレゼン、面接など。

上記のように大勢の場面と1対1の場面と両方あります。

こうした場面で、いつも通りできるか、期待に応えられるか、失敗したら・・・という不安が働きます。

2)会話、雑談、コミュニケーション

初めての相手、面識がある程度の相手、親しくなってきた相手。

そのそれぞれに苦手意識が働くといったケースです。

沈黙への怖れ、会話が続かない、つまらない人間だと思われたくない等

3)要求する、自己主張する

何かをお願いする、何かを断る、自分の意見や考えを主張する。

自分のした行為に対する相手の反応、態度への不安ですね。

非難される?批判を受ける?どう受け取られるかわからないという不安です。

4)見られている

大きな教室、ホール、会議室、飛行機内の通路を歩くなど・・

大勢の人がいる場所に自分一人が入口から入る瞬間・・という場面もあります。

皆こちらに注目してる?私のことを変な人間だと思っている?という不安です。

自然に振る舞わなきゃ・・・と意識すればするほど、ぎこちなくなっていきます。

あなたはどれかに当てはまりましたか?

あるいは「これは経験あるな、覚えがあるな?」というものはありましたか?

こうした不安や緊張が生まれる背景。

それは次のような心理が働くからです。

「人から高い評価を受けたい、良く思われたい」

こうした心理が働くために、上記の様々な場面で不安や緊張が生まれます。

そしてこうした心理の根っこには、自己に対する低い評価、自己否定感があります。

自己評価が低いから高い評価を求めるし、
自己否定感があるから肯定できる材料が欲しくなります。

つまり、人間関係の問題の根っこには、自己をどう捉えているかが根本にあるわけです。

人間関係は確かにコミュニケーションの取り方によって変わってきます。

良好な関係を築くためには、そのためのコミュニケーションが必要です。

しかし、だからといってコミュニケーションの方法だけを修正する。

そこだけ修正しようとしても、結局上手くいかないことが少なくありません。

なぜなら、根本にある自己の捉え方が変わっていないからです。

いくらコミュニケーションの方法を学び、変えようとしても、低い自己評価や自己否定感が変わらない限り、改善につながりません。

あなたにもそういう経験はないでしょうか?

カウンセリングを通して人間関係の問題解決に成功した人たち。

彼らの共通点は、人間関係と自己の捉え方が、ほぼ同時に変化していったということです。

別な言い方をすれば、片方だけでなく、両者とも変化したといえます。

人によってはその順番は前後します。

人間関係が良くなっていくにつれ、自己評価が上がり、自己肯定感が得られた。

自己評価が上がり、自己肯定感が得られたことで、人間関係が良くなった。

いずれにしても、この両方が変化を見せる傾向がありました。

仮に問題が相手の人間性にあったとしても同じです。

自己肯定感が出来て、人間関係の捉え方がしっかりしてくれば、相手の問題を自己の問題と切り離し、冷静に捉えられるようになるからです。

人間関係の問題に取り組むことで、私たちは自己を深く見つめ直すことができます。

人間関係の問題に取り組むことで、いろいろな恩恵も手にできることになります。

「なぜ、この世に人間関係などあるのだろう?」

その問いの答えが、ここにあるような気がしてなりません。 


人間関係がとても楽になる秘訣 

職場の人間関係や、家族や親せき。

あるいは、人付き合い全般が苦手。

会話が苦手で、上手くできない。

そうしたご相談も実に多いですね。

実は、人間関係で悩むとき、多くの人が、こんな誤解をしています。

それは「会話さえ上手にできれば、人間関係で悩まなくなる」という誤解です。

一見、これは正しいように思います。

実際、間違ってはいないんです。

しかし、皆さんが間違えるのは、その取り組み方。

会話術とか、伝え方、話し方とか、そういった「方法論」に飛びつきたくなるんですね。

確かに、上手な会話は、人間関係を良くします。

相手に配慮ある働きかけが出来れば、意志の疎通もよりスムーズになるというもの。

お互い笑顔で、気持ちよく話ができるのは、やっぱりうれしいし、ありがたい話です。

ところが、そうした会話にしても、その「仕方」を取りれようとしても、上手くいきません。

こう話そう、こういう言葉を言おう。

こういった「仕方」だけ変えようとしても、実際は手応えも今一つ。

あるいは、やろうと思っても出来ない。

また、上手くしゃべれなかった。

そういう経験はないですか?

もし、あなたが会話が苦手、人間関係が苦手だとします。

そういうときは、自分の中に苦手にさせる「何か」があるんです。

その「何か」を突き止め、解消していくことで、初めて気持ちよく相手と会話が出来るようになっていきます。

では、その「何か」とは、なんでしょう?

「何か」の正体。

それは「こだわり」です。

人間関係に対して、あなた独自のこだわりがある。

そういう場合がとても多いんですね。

一番多いのは、相手に対して「こうあるべき」というもの。

もっと自分を気遣うべきだ。

もっと自分の意見を取り入れるべきだ。

もっと優しい言い方で言うべきだ。

こうした「こうあるべき」を持っていませんか?

もちろん、「気遣うべきだ」が、間違ってるとはいいません。

間違っているどころか、正しいのだと思います。

ただ、お伝えしたいのは、たとえ正しくても、
このこだわりが「あなたを窮屈にしている」ということ。

そして、この「こだわり」があるから、それが会話や人間関係を悩ませているということです。

「気遣うべきだ」が強いと、気遣いを少しでも感じないと、やっぱり腹が立ったり、不満を感じます。

その結果、その相手に「否定的な観方」が出てきます。

そうなると、どうしても相手に対して「小さな嫌悪感」を抱くようになります。

この「小さな嫌悪感」があると、どうしても相手に消極的・否定的になります。

「誰々は、自分にもっと気を遣うべきだ」

こういうこだわりがあると、気遣いを少しでも感じないたびに、その嫌悪感が大きくなっていきます。

そうなると、ますますコミュニケーションがやりづらくなる。

知らず知らずのうちに、そういう悪循環にはまります。

この悪循環から抜け出すには、どうするか?

思い切って、このこだわりを捨ててしまうんです。

こだわりに囚われず、手放してみるんですね。

つまり、

「別に理解されなくてもいい」

「理解されなくても、自分は誠実に人に接していければいい」

こういう風に、相手から得られると期待しているものを、一度、思い切ってあきらめてしまうのです。

これが出来ると、どうなるか?

ものすごく「楽に」なります(^_^)

実はこの「楽になる」が、重要なのです。

気持ちの上で、とても楽になれば、人と話すとき、それだけ緊張しなくなります。

今まで感じていた緊張が、ウソのように解けていきます。

カウンセリングでも同じことが起こります。

始めは緊張されていた相談者も、少し話始めると緊張が解けていきます。

安心して話せる、話しやすいという実感をもてるからです。

そして、それが良い練習のようになって、日常の会話も、スムーズにできるようになっていきます。

もちろん、スムースになるには、その時間に個人差はあります。

しかし、カウンセリングを続けることで、少しずつ緊張が解けていくという「体験」ができます。

その体験を通した「実感」が大事なのです。

実際、こういうことは、頭で考えても何も変わりません。

やはり体験することが大切です。

そして「ああ、大丈夫だった」という実感が出てくることで、苦手意識ともおさらばできるというわけです。

つまり、人間関係がすごく楽になる。

その秘密は、こだわりを捨てたらどうなるか?

その体感を通した「実感」にあるんですね。 


人間関係に疲れたらこう考える 

人間関係に疲れない秘訣。

そのうちに一つとして、距離感というものがあります。

それは、人によって付き合い方が違ってくるということ。

それぞれの人に合った距離感を掴むことが大切ということです。

例をあげて説明してみましょう。

比較的いろいろな人とすぐに仲良くなる人がいます。

仮にPさんとしましょう。

Pさんは初対面の人とも、かなり短期間にガッチリと仲良しになります。

ところが、しばらくすると、あれほど仲良しだったのに、ケンカ別れしてしまう。

Pさんは、こうしたパターンを繰り返してしまいます。

つまり仲良くなるのも早いが、別れるのも早い・・・ということですね。

これは友だちづき合いだけでなく、恋愛でも同じケースがよくあります。

芸能人でスピード離婚などといって話題になるケースもあります。

なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか?

カギを握るのは互いの距離感にあります。

人間関係の互いの距離が近くなり過ぎた場合、または、近くなるのが早すぎたということですね。

ここで、人間関係が親密になっていく過程を考えてみましょう。

先ずは「はじめまして」からスタートし、会う回数を重ねていきます。

すると、回数を重ねる度に、互いに親しみを増し、関係は密度を増していきます。

コミュニケーションを重ねることで、互いの人間性に対する理解も深まります。

その結果、親友になたり、恋人同士になったりする場合も出てきます。

ここで、先のPさんの場合を考えてみます。

Pさんの場合、このような関係の深まりが短時間過ぎたということがあります。

つまり、段々と近くなっていく距離の時間が短すぎたということです。

もう一つは、距離そのものが近くなり過ぎたということです。

相手との関係性によって、人間関係の距離は違ってきます。

誰とでも近い距離になればいいというものではありません。

二・三度しか会ったことのない相手と、十数回会った相手とでは、その距離感に違いがあるはずです。

また、職場の同僚と家族、親友とは、それぞれ同じ関係性ではないはずです。

大切なのは、それぞれに対する適切な距離感です。

この適切な距離感、自分の距離感というものがあると、人間関係は良好になります。

ある意味、どんなに近い関係であっても、そこには一定の距離感が必要です。

それが親子であっても、恋人であっても、夫婦であってもです。

近いけれども一定の距離感があることで、その関係は長く継続します。

Pさんの場合、この距離感が希薄なために、誰とでも近すぎる距離に陥ってしまいました。

そして、関係を深めるための段取りも乱暴に飛び越えてしまったのです。

人間関係、距離が遠すぎると、それは寂しく、また冷たいものになります。

一方、その距離があまりに近すぎると、心の負担にもなり、場合によってはやけどもします。

相手によって丁度良い距離感を掴み、それを維持する。

それこそが良好な関係を保つ秘訣です。

もし、人間関係でトラブルや問題がよくあるという方。

自分と付き合いのある人たちとの関係、その距離感を改めて見直してみるといいかもしれません。 


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この記事の投稿者:鈴木雅幸(心理カウンセラー・講師)のプロフィール  

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