雑談でも傾聴が必要なわけ




こんにちは、鈴木です。

今から40年前に出版された教育書。

その執筆陣に、私のカウンセリングの師匠が
名を連ねておりました。

その本の中で、師匠は衝撃的なことを書いています。

どういう事かというと・・・・・

カウンセリングの授業の一つに、
「読み方教室」というものをやっていた。

その授業で何を教材にするかというと、
小学校3年生の国語の教科書。

その教科書に書いてあることを
正確に読み取るという授業だったそうです。

ところが、小学校3年生の教科書の文章を
正確に読める大人が誰もいなかった。

長きにわたり、そうした授業を行い、
多くの大人たちが参加したが、
ほとんど読める大人がいなかった。

この調子でコミュニケーションを取っているのなら、
その人間関係は惨憺たるものだろう。

こういう衝撃的な内容が書かれてあったんです。

時代は40年ほど経って、現代です。

果たして、大人たち(私たち)の読み取り能力は、
40年前よりもレベルアップしたでしょうか?

あなたはどう思いますか?

残念ながら、答えは「ノー」でしょう。

レベルアップどころか、ますますもって、
読み取る力はおぼつかないといえます。

そして、読み取れないということは、
やはり「聞き取れない」「聞けない」につながります。

傾聴レッスンなどをやってみても、
相手の話を正確に聴くということに、四苦八苦。

こうした背景がありますから、
職場などの人間関係は問題が頻発。

家族のコミュニケーションも、
半ば崩壊しているところも少なくない。

学校の教室の人間関係も、
先生と児童生徒の関係も同じ。

相手の話を正確に聞こうと思っても、
なかなか正確に聞くことができない。

そして、当の本人は、聞けていると思っている。

このギャップが大きければ大きいほど、
コミュニケーションや人間関係では苦労します。

逆にいうと、相手の話を正確に聞ければ、
人間関係の苦労は、少なく見積もっても「半減」します。

これは職場でも、家庭でも、学校でも、
場所と相手を選ばない話です。

それぞれの人間関係が安定し、信頼関係が生まれれば、
仕事も家庭も幸せな自分の居場所になる。

私自身、相手の話を正確に聞けるようになったことで、
仕事も人間関係も大きく変わりました。

新しい世界がドンドン開けていった感じです。

難しい人間関係も、難しい問題の解決も、
様々なトラブルや困難を克服するにも、
相手の話を正確に聞くことで、そのの可能性が広がります。

この「相手の話を正確に聞くこと、聞けること」を、
カウンセリングでは「傾聴」と呼んでいます。

「傾聴」は心理などの狭い世界でしか通用しないものではなく、
ビジネスや家庭などのあらゆる人間関係を開拓するものです。

日常会話からビジネスの交渉、営業、
もちろん福祉や心理の現場でも同様です。

学校の友達同士、先生と生徒、保護者同士も同じ。

家族関係も人間関係ですから、
その関係性はコミュニケーションで決まります。

傾聴は、全ての人間関係を左右するもの。

だから、誰にとっても、
身につけることに意義があるものなんです。

相手の話を正確に聞くことで、
私たちには、いろいろなメリットがあります。

正確に聞くことで、相手の情報が正確にインプットできます。

相手の人間性、人生観、生活の背景など、
「その人」をよく知ることにつながります。

人間関係というのは、相手を知れば知るほど、
理解できればできるほど良くなります。

なぜなら、相手のことを理解できたという実感は、
確実に相手にも伝わるからです。

そう、相手にしてみたら「理解してくれた」
「わかってもらえた」と感じられます。

私たちは、自分のことをわかってくれる人、
こちらに理解ある人を信じたくなります。

だから、傾聴姿勢で接していくことで、
相手との関係性が良くなっていく。

いつも傾聴していけば、関係はさらに深まっていく。

人間関係が良いというのは、
相手から信頼されることと、ほぼ、イコール。

だから、人間関係を良くする関わり方として
傾聴はとても心強いものなんです。

相手に純粋な関心を寄せて、
相手の伝えたいことに耳を傾ける。

すると、見えてくるもの、わかってくることがある。

「そうだったんだ」「なるほどな」

こちら側のこうした「実感」は相手に伝わり、
相手との距離が良い感じになってくるんですね。

雑談であっても、他愛のないやり取りであっても、
傾聴してみると、その時間が楽しい、心地よいものになりますよ。

10月27日(金)「傾聴スキルセミナー」(東京)

11月19日(日)「傾聴スキルセミナー」(東京)

12月2日(土)「雑談スキル(話し方・聞き方)講座」(東京)

追伸:

こうした内容の記事を、メルマガでお届けします。
あなたのスマホ、タブレット、PCに無料で配信いたします。
ご購読をご希望される方は、下記よりご登録ください。

鈴木雅幸のメルマガに登録する

そして、こちらも大好評↓
たった30秒でできる!プロカウンセラー鈴木が作成した
悩み別 無料心理テスト&診断
今なら無料でできます。今すぐ試してみる
※携帯電話の方は受信設定にお気をつけください。

鈴木雅幸の講座・セミナー一覧

鈴木雅幸の個別カウンセリング

鈴木雅幸の著書はこちら


以上

関連記事

  1. 人の心を動かす言葉とは?

  2. マーケティングでも「傾聴」が必須?

  3. 共感と共感できたフリとの違いとは?

  4. なぜ様々な現場・職場で「傾聴」が有効なのか?

  5. 傾聴の姿勢とコミュニケーション

  6. オウム返しの憂鬱