自分に自信がない原因とは?


心理カウンセラーの鈴木雅幸です。

Skypeや対面によるカウンセリングには、
毎回様々な方がいろいろなテーマのご相談をされます。

今回は自分に自信が持てないという相談について書いてみます。

自信が持てなくなる原因は、それこそ人それぞれ。

その中でよくある原因の一つに、
子どもの頃のある経験が起因している場合があります。

例えば、お父さんが怒りっぽい人で、子どもの頃、
それにずっと気を使って過ごしてきたという場合です。

お父さんが急に切れたりする。

それこそ、いつ、どんなことがきっかけで怒り出すかわからない。

だから、いつもお父さんを刺激しないように過ごしてきたというケースです。

そうすると、その人は子供時代に、
自分の気持ちをずっと押し殺して過ごすことになります。

自分の気持ちを押し殺す。

これはある意味、強烈な自己否定行為になってしまいます。

自分の正直な気持ちは、表に出してはならない。

だから常に抑え続けていなければならない。

しかもこれは、意図して、意識してというよりも、
どちらかというと無意識に、気づかぬうちにという感じです。

そういう生活をずっとしていくと、
やがて自分の気持ちが「良くないもの」という認識につながります。

そうなると、自分の考え、意見、判断、感じたこと、
そして自分の感情や気持ちそのものを否定するようになります。

それはやがて、自分の存在そのものの否定につながったり、
自分の感覚が信じられなくなったりすることもあります。

また、自分の気持ちをずっと押し殺してくると、
自分の気持ちが何なのか、わからなくなってくることも。

自分の本当の気持ちがわからない。

今、自分が何をしたいのかもわからない。

そういう状態になっていくこともあります。

子どもの頃、こうして自分の気持ちを押し殺すに至る状況は、
他にもいろいろ考えられます。

両親の夫婦仲が悪い場合も、
子どもは自分の気持ちを抑えます。

学校でいじめなどに逢う場合も、
自分の気持ちを抑えます。

つまり、自分の気持ちを自由に表せない環境に置かれると、
私たちは自己否定を強くしていく可能性が高くなるんです。

逆にいえば、自分の気持ちを自由に表すことが許されれば、
私たちは自己肯定感を高めることが出来るんです。

自分の正直な気持ちを否定され続ける環境では、
「本当の自分は受け容れられない存在だ」と学習してしまいます。

Lさん(40代女性)は、職場の人間関係に悩んできました。

仕事を頼むことができなかったり、
必要な時に周囲に相談できないと悩んでいたのです。

いざ、話しかけようと思うと、躊躇します。

これでは日々の仕事でも支障が出てしまうため、
Skypeカウンセリングで解決したいと思ったそうです。

話を聞いていくうちに、Lさんは子供時代のことを思い出しました。

お父さんが厳しくて、すぐに怒る人だったそうです。

それで、家族みんながお父さんを怒らせないようにと、
まるで息を殺して過ごすような日々だったといいます。

当然、自分の気持ちを正直に表すこともできず、
ずっと自分の気持ちを抑え続けて過ごしました。

その結果、大人になっても自分の気持ちに自信がもてず、
何事も消極的になってしまったのです。

カウンセリングが進むにつれ、Lさんは自分を
一つ、またひとつと受け容れられるようになっていきます。

私たちは自分の受け容れられている部分については
人に見せることができるんですね。

Lさんは徐々に、仕事を頼んだり相談したりできるようになっていきました。

また、Lさんはその過程で大切なことに気づきます。

Lさんは気づかぬところで、気持ちを押し殺していた自分自身を
ずっとずっと責め続けていたのです。

ダメな自分だと、情けない自分だと、
永い間、心の中で責め続けていたことに気づいたのです。

「自分を押し殺していたのは、自分が悪いからじゃない」

「小さな子供なりに、必死で生きていこうとしていたんだ」

「自分はダメなんかじゃない。今できることをやっていこう」

そんな風にLさんの気持ちは変化していき、
さらに自分自身を受け容れられるようになります。

そこで、職場で勇気を出して、周囲に声をかけようとしました。

その試行錯誤を通して、意外にも周囲が自分に
温かく接してくれてきたことにも気づきました。

そう「自分はダメだ」という自己否定感は、
周囲のそんなまなざしすら、見えなくしていたのです。

そのことに気づけたLさんは、
必要な場面で仕事をで頼んだり相談できるようになりました。

カウンセリングによってLさんが得たものは
自分に自信を取り戻す以上のものだったようです。

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以上

人と自分を比べ落ち込むのはもうやめよう




こんにちは、鈴木です。

先日、SNSで、こんな短い投稿をしました。

「他人と自分を比較して嫉妬したり落ち込むのはもうやめよう。

自分の器の大きさを知り、

本当にやりたいことを「真剣に」やってみよう。」

この投稿がfacebookやツイッターで
思わぬ反響を頂きました。

仕事でも、人間関係でも、あらゆる場面で
人と自分を比べてしまう。

そういうご相談がとても多いんです。

そして、比べては落ち込み、比べては落ち込み・・・・

そういうことを繰り返してしまうというのです。

私も自分と誰かを比べてしまうことはあります。

それで誰かを「うらやましいなあ・・」と
思うことだってあるんです。

ただ、それで悩む人というのはそれだけで終わらず、
自分を「ダメな人間だ」と責め始めてしまう。

それで悶々としてしまったり、
自暴自棄のような気持になってしまう。

やがて自分に自信を失ってしまうんです。

カリフォルニア大学の心理学者に
ソニア・リュボミアスキーという人がいます。

彼女は、このように人と自分を比べることを
「社会的比較」と呼んで、こう解説しています。

「社会的比較に注意を向けすぎる人は
いつも傷つきやすく、何かに怯え、不安を感じている」

そう、先ずこの「向けすぎる」というところ、
ここが問題になってきます。

先ほど、私も人と自分を比べることがあると書きました。

問題はその「程度」で、比べすぎるということです。

いつもいつも、人と自分を比べてしまう。

常にそれで自分を責めて、落ち込み、自信を失っていく。

この悪循環にはまることが、問題だといえます。

あなたは、いかがでしょうか?

こんなループに陥ったこと、ありませんか?

これを防ぐには、やっぱり
自分の物事の捉え方をしっかりすることが必要です。

他人との比較に頼らない価値観や人生観です。

なぜなら、私たちは自分が無意識にしている捉え方によって、
元気になったり落胆したりしているからです。

仕事でも人の業績や仕事ぶりを見て、
自分はダメだと落ち込むことはないでしょうか?

あるいは、なんであの人ばかり上手くいくんだと
嫉妬心から怒りが沸いてくることはないでしょうか?

この心理が強く働いてしまうと、
他人の成功や幸福を強く妬むようになります。

例えば、仕事で上手くいっている人が妬まれて、
足を引っ張るようなことを言われたり、されたりする。

実際にこういう話はよく聞きます。

こういうことをする人は、嫉妬心のあまり、
他人の成功や幸福を喜べないどころか、
許せないという気持ちになってしまうんです。

こういう捉え方こそが、実は不幸なのではないでしょうか?

では、どうすれば、そのようなネガティブループに
陥らないように出来るのでしょうか?

ここで、先ほどご紹介したソニア・リュボミアスキー氏が、
とても良いことを教えてくれます。

「最も幸福な人々は他人の成功から喜びを得ることができ、
他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする」

つまり、人の成功や幸福を我がことのように喜べ、
逆に人が困っているときは配慮した上で解決に協力する。

こういう価値観、人生観を、
幸福な人は持っているというのです。

これは非常に示唆に富んだ言葉だと思いませんか?

だったら、話は簡単なんです。

今日からそのようにふるまい、そのように捉え、
そのように生きようとすればいいんです。

例え辛いことがあっても、人の喜びに共感し、
「おめでとう」「努力が報われたね」
「心機一転、がんばって」という言葉を贈ろう。

幸福な人に、「あなたの生き方は素晴らしい」と、その秘訣を学ぼう。

そういう態度・コミュニケーションを選択し続けることで、
あなたの人間性も変化していきます。

私も若いころは、その辺が不器用でした。

人の成功を喜びつつ、どこか羨ましいって思っていました。

だから、ある時から「一緒に喜ぶ」「その人から学ぶ」という
捉え方、人生観、生き方に変えました。

周りを見渡してみてください。

そんな模範となる、学びの対象になる人は、いないでしょうか?

もし、一人もいないというのなら、あなたの捉え方を変えるか、
あなたの人間関係(お付き合い)を変えた方がいいです。

幸福な人は、必ずといっていいほど、
そうなるような心がけや努力をしています。

苦しい経験も必ずといっていいほどしています。

幸福な人ほど、それを敢えては口外しないだけです。

幸福というものも、努力や普段の心がけによって
自分の捉え方が変わることで感じられるものです。

幸福な人はいろいろな努力、経験をしてきた人です。

だから教えてくださいといえば、
惜しげもなく話してくれるのも、
こうした人たちの特徴です。

人の成功、幸福を我がことのように喜び、
その秘訣を学ぼうとする。

困っている人で、自分が助けになりそうなら、
配慮した上で声をかけたり、心遣いを示す。

そういう生き方を選んでみてはいかがでしょう。

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自信のある人、ない人、その違いは

こんにちは、鈴木です。

「自信のある人、自信のない人、その違いは?」

自分に自信がある人とない人。

その違いはどこにあるのか?

こうしたことは、心理学の様々な分野でも研究されてきました。

今日は自信のある人の特徴について、考えてみたいと思います。

先ず、一つ目の特徴は「安定的な高い自己評価をもっている」ということです。

自分自身に対する評価が高い。

しかも、その評価に波が少なく、安定しているのです。

そのため、いろいろなことに積極的に取り組もうとします。

様々なチャレンジをする自分を肯定的に受け止められるのでしょう。

二つ目に「信頼できる人間関係を持っている」ということです。

それは例えば家族、友人、仕事のパートナーであったりします。

尊敬する人、恩師、師弟関係の場合もあります。

つまり、誰かと何かをわかち合えているという実感がある場合ですね。

こういう人間関係がある人は、困難に直面したり、挫けそうになったとき、立ち直るのが早い傾向にあるといわれています。

三つ目は「物事に対して高い集中力を発揮できる」ということです。

目の前のこと、その一つ一つに集中できる。

将来が不安になったり、失敗したらという心配に気持ちがブレない。

人からどう見られているかなどに注意がそれない。

目の前のことを一つずつ完遂することだけを考えています。

四つ目は「楽観的である」ということです。

何かアクシデントが起きても、楽観的な観方にフォーカスする。

車の接触事故があって、大事な会議に間に合わない。

そんな場面でも、楽観的な側面から物事を捉えなおします。

「ケガもなく、無事でよかった」「会議には事情を話して遅れると連絡すればいい」

このように楽観的な方にフォーカスする習慣が出来ているので、感情面も比較的安定している傾向があります。

5つ目は「プロセス重視」という特徴です。

自信のない人ほど、結果に囚われます。

結果が全て、結果がダメなら意味がない。

結果が出なければ自信をもてない、評価も得られないと考えています。

しかし、自信のある人は逆なんですね。

結果よりそこに至るプロセスを重視します。

つまり、結果に向けて取り組んでいる時の「経験」重視ということです。

ですから、結果が思うようにいかなくても、力を失うことがない。

経験を力に変えていけるので、また新たな改良やチャレンジをします。

皮肉なもので、結果に囚われることで、プロセスで集中力を欠きます。

6つ目は「人と自分を比較しない」ということです。

人と自分をくらべ、落ち込むということはあまりありません。

人からの評価もそんなに気にしません。

会社にいけば、常に人事評価にさらされています。

しかし、重要視はしていますが、囚われることはありません。

評価よりも、自分のなすべきことの完遂に注意を集中しています。

人が自分をどう思おうと、思わせておけばいい。

自分は自分を大事に思い、自分の責任を果たすだけ。

このような一貫した姿勢を貫けるところがあります。

7つ目ですが、今回はここに特に注目したいと思います。

それは「柔軟性がある」ということです。

物事の捉え方を柔軟に変えられるという特徴があります。

自信のない人は、自信がないということにとらわれ過ぎています。

どんなに良いことが起こっても、とにかく否定的な捉え方に固執します。

「きっと上手くいったのはまぐれだ」

「努力したところで失敗に終わるだろう」

「自分は変わりたいけど、きっと変わることができない」

こういう捉え方からなかなか離れられません。

あるいみ「頑固」です。

親しい人や信頼できる人から助言をもらっても、その助言を取り入れて実行に移すことができません。

助言を受けた途端、否定的な見方が作動するようです。

「それはあなただから出来ることだ」

「自分はそれを取り入れても、結局上手くいかないさ」

「それは過去にやってみたけど、ダメだったんだ」

ほぼ無意識にこういう捉え方が発動しています。

ですから、この捉え方を変えるには、初めはかなり意識が必要です。

先ずは否定的な捉え方が発動している瞬間に気づくことです。

「どうせ上手くできない、無理だ・・」と今、思っているな。

こう気づくところからスタートです。

人が一日に働かす思考の数は、2万回とも10万回とも言われています。

無意識に私たちは膨大なことを思い描いているのでしょう。

何かに直面したとき、私たちの内面では、無数の思考や感情、捉え方が起きています。

その中で、決定的な思考や感情、捉え方を掴まえるのです。

カウンセリングでも、こうした内的作業をじっくり行います。

この作業を行うことで、無意識に自分を苦しめている思考・感情・捉え方に気づきます。

気づくことで、そうしたものに囚われなくなります。

だからこそ、そこから柔軟性が生まれ、自信を取り戻すきっかけも掴めるわけです。

■鈴木への直接相談(カウンセリング)はこちら

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