人に心を開ける自分になるには

こんにちは、鈴木です。

「人に心を開く処方箋」

人に「心を開ける」ようになりたい。

自分自身をもっとオープンにして、人と話してみたい。

そんな風に思ったことはないですか?

周りの人たちを見ると、楽しそうに会話をしている。

自分は逆に、いつも警戒心をもってしまう。

どうしたらあんなに楽しそうに話ができるんだろう・・・

「職場の人間関係の輪に入れないのが辛くて・・・」

Kさん(40代女性)は職場の人間関係に悩んでいました。

それまで自己啓発や心理学の本をいろいろ読んだそうです。

しかしその内容に納得がいかなかったそうです。

「本に書いてあるような素晴らしいことはできない・・・」

そんな時、ネットでいろいろなページを読むうちに、
私のサイトを見つけてくださいました。

そして、直接相談して解決しようと思い、
カウンセリングに申し込んでこられました。

メルマガの冒頭のように、Kさんも人になかなか心を開けないようでした。

自分でも、なぜ心開けないのかわからない。

もちろん、人にどう接していいかもわからない。

いつも人の目を気にして、自分がどう見られているかばかり気になる。

自分の心をどうしても開けず、表面的な会話しかできない。

そんな会話では、やっぱり全然楽しくないわけです。

そうしてドンドン落ち込んでいき、会社に行くのも苦痛になってきた。

まさに悪循環にはまっていたのが当時のKさんでした。

Kさんとのカウンセリングが進むと、いろいろなことがわかりました。

中学生時代に自分がある発言をした。

そうしたら、その日から無視されるようになった。

それ以来、とにかく目立つことをしないように気をつけたそうです。

ところが、ずっと目立たないようにしていくうちに、
Kさんは自分の気持ちを押し殺すようになりました。

結果、自分が何をしたいのか、どんな気持ちなのか。

そういったことがわからなくなったと言います。

過去に強烈な自己否定を受ける。

自己表現、自己主張をしたら、周囲から否定される。

そういう経験をすると、自分の考えや気持ちを伝えられなくなります。

もう二度とあんな「嫌な思い」はしたくないと思うからです。

また、周囲から自己否定を受けると、こんな副作用が出てきます。

それは「自分が”ダメな人間”だから否定・批判されるのだ」と思うようになることです。

本来は、一方的に無視や否定をする相手側の問題です。

こちらは理不尽な仕打ちを受けているわけですからね。

こちらが悪いわけではないんです。

ところが、そうした仕打ちを受け続けていると、こんな想いが出てきます。

「自分に悪い所があるからいじめられるんじゃないか・・・」

自分に至らないところがあるのであれば、それは改善する必要があるでしょう。

でも、それは自分の課題として取り組むテーマであって、
いじめられる理由にはなりません。

しかし、長い間、自己否定にさらされていると、
いつしかそれは、自分のせいだと思うようになる。

自己否定していくようになってしまうんですね。

これは・・・・とても悲しいことです。

自分はいじめられるような人間なんだ。

自分は何をやってもまともに出来ない人間なんだ。

こうした自己否定感があれば、当然、人に心開けなくなります。

そういう自分を相手に知られたら、また否定されると思うからです。

だからこそ、自分をオープンにすることに消極的になります。

心を開けない、開かないのは、自分を守るためなのです。

心を開けない人には「自分を守るため」という
“ちゃんとした理由”があるわけです。

“心ない人”と接して”心ない態度”をされる。

そうすると世の中に”心ある人”はいないのではないかという気になります。

実際、心ある人もいるということは、頭ではわかります。

しかし「自分が経験していないこと」については、
リアルに認識したり、実感したりすることがしにくい。

こちらが心を閉ざしているので、なかなか見えにくいのです。

真っ直ぐな心で相手を見る。

すると、その人の人間性が見えてきます。

心ある人なのかが感じられてくるはずです。

Kさんは、自分がなぜ心開けないのかに気づきました。

そして、今の職場の人たちを冷静に観察していきました。

すると、自分が思い込んでいた世界と、実際に自分が住んでいる世界。

この両者には、いくつものギャップがあることも見えてきました。

そして職場の”心ある人”が誰かも見えてきました。

“心ある”と感じる人は、自分が思っていた以上に周りに居たそうです。

そこに気づくと、Kさんの警戒感が徐々に溶けていきます。

すると、そんなKさんの変化に、周囲が気づかないはずがありません。

職場の人間関係も徐々に好転し、過去の嫌な記憶も
Kさんをそれほど苦しめなくなったそうです。

つまり、物事の見え方・捉え方が変わると、
「過去の出来事や記憶に対する捉え方」も変わることがあります。

Kさんには、クラスメイトに無視されたという悲しい記憶がありました。

そこから学習してしまった捉え方によって、
自分を押し殺し、周囲と上手くコミュニケーションできませんでした。

これは本当に辛かったと思います。

しかし、その「捉え方」が変わったことで、
Kさんの言動や態度、表情も変わりました。

あれは周りが意地悪だったから、だから自分が理不尽な態度を取られたんだ。

たしかに、自分も気をつけなくちゃいけない所もあった。

けれども、だからといって無視していい理由にはならない。

自分はそんな理不尽な人間にならず、人に優しい人間でありたい。

Kさんは、こんな風に過去の記憶を整理、清算していったのです。

そして自分が自分を認めることの大切さや、
自分の気持ちと人の気持ち、両方を大切にすること。

そうした「捉え方の引き出し」をたくさん増やすことができました。

過去は変えられない。

確かにそうかもしれません。

でも、厳密にいうと「過去(に起きた事)は変えられない」ということです。

過去に起きた出来事は変えられません。

しかし、その出来事に対する受け止め方・捉え方は変えられます。

私たちはその受け止め方・捉え方が変えることで、
心のあり様やその態度・行動まで変えることができるのです。

Kさんはそれを身をもって実感したようでした。

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人に心を開くには・・

こんにちは、鈴木です。

【人に心を開けない人が心を開くには】

●対人関係が上手くいかないのは何故か

対人関係に悩む人は、本当は誰よりも人と上手くやっていきたい、
良い対人関係を築きたいと、切望しているものです。

しかし、そういう人が陥りやすいジレンマというものがあるのです。

相手と良い関係を築こうと、一生懸命努力しますが、
何だか相手は自分のことを嫌っているのか、避けているように感じる。

自分は恐る恐る、ビクビクした気持ちを必死に耐えて、
何とか相手を好きになろうとしたり、相手の良いところを見つけようとしたりして、
相手に心を開こうとしますが、何だかシックリいかない。

そんな経験はないでしょうか。

では何故相手がそんな努力をしても、
こちらに心を開いていないように感じるのでしょうか。

もしかしたらそれは、こちらが本当に
相手に心を開けていないからかもしれません。

おそらく、心を開こうとありとあらゆる努力をしていると思います。

しかし「相手が心を開いたら、こちらも心を開くのだが・・・・」
という前提が心の中に存在していたりすると、
その思いはどうしても相手に伝わってしまいます。

人間関係は、こちらが先に心を開かなければ、
相手もなかなか心を開いてはくれないものです。

心を開く順序というものは、あくまでもこちらが先です。

●心を開けない緊張感が相手に伝わる

そして、心を開けないということは、実は相手にしてみれば
「あなたを拒絶します」というサインとして、伝わってしまうのです。

こちらの緊張感が相手にも伝わってしまうので、
相手も緊張してしまうのですね。

そのため、なにか相手もこちらに心を開けなかったり、
親近感が持ちにくかったりしてくるわけです。

つまり、相手のつれない態度も、
実は自分が最初に発した緊張感が原因だったということが
往々にしてあるのです。

心を閉じている状態というのは、
鎧を身にまとっているのと一緒です。

鎧をまとい、刀を差して、「さあ、私に心を開きなさい」と言っても
相手もなかなか思い切り心を開くことはできないでしょう。

鎧をまとった人間に、丸腰になって挑む人はいないからです。

相手を丸腰にさせるためには、
先ず自分が鎧を脱いで丸腰にならなければなりません。

ここで断っておきますが、自分の嫌いな人や、嫌な奴、意地悪な人、
不誠実な人には、無理に心を開く必要はありませんよ。

意地悪な人に心まで迎合する必要なんてありません。

心ある人と心からの交流をしたいものですよね。

●なぜ他人に心を開けないのか?

では、何故他人に心を開けないのでしょうか。

いろいろ考えられますが、主にそれは、
あなたが「傷付きたくない」という思いがある場合です。

今までの人生の中で、心を開く度に傷付けられた経験によって、
心を開く=傷つけられる・・と、無意識に学習してしまった可能性があります。

人に心を開けないのは、そうやって自分を守るため、
生きるためだったといえるかもしれませんので、
正直、無理もない話かもしれないのです。

しかし、学習によって身に付いたことならば、
新しく経験から再学習することは可能なはずです。

自分を変えるというのは、強い意志と、根気が要るものですが、
あきらめずに取り組んで得られたものは、人生の宝となるはずです。

●他人に心を開く方法とは?

人に心を開くためには、その時々での
自分の感情を自覚できるようになることと、
相手をそのまま(正確に)観察する目をもつことです。

自分が相手に、心をどこか開けない「緊張感」を発していないか?

相手は本当は自分のことをどう捉え、どう感じているのか?

そうしたお互いの「関係性」がどのような状態かを
正確に理解する(気づく)ことが、人に心を開くための第一歩です。

そのために、先に書きましたが、
なぜ自分が心を開けないのかを知ることが先です。

様々な経験学習から心を開けないのなら、もう一度再学習することで、
心を開ける自分に変わる(成長する)ことができます。

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