こんにちは、鈴木です。
あなたはストレスというものを、どう捉えていますか?
辛いもの、嫌なもの、出来れば消したいもの・・・・
どちらかというと、マイナスな存在です。
人によって、ストレスは違います。
何をどうストレスに感じるかは、
個人差があってみんな違います。
そのストレス、実は私たちにとって
必要なものだ・・というのが、今日のお話です。
一般的にはストレスは歓迎されないものです。
避けたいもの、嫌なものです。
ストレスによって様々な病気になることも。
2015年の12月から企業では
「ストレスチェック」が義務化されました。
50名以上の企業は年一回、社員へのストレスチェック実施が
厚労省より義務化されたんです。
メンタルヘルスを崩して休職、退職する人が絶えないからです。
実際、企業でメンタルを崩し、休職した場合、
その多くが上手く復職できずに退職するケースが多いんです。
だから、社員のメンタルヘルスを健康に保つために
過度のストレスを事前に見極めようということです。
ただ、先にも書きましたが、
ストレスは一方で私たちには必要なものなんです。
ストレスがあるからこそ、私たちは
自分を成長させようとする側面があるからなんです。
過度なストレスは健康を害します。
しかし適度なストレスは、きちんと対応できれば
人間的な成長につなげることも出来ます。
そもそも私たちは、よほど辛い目に遭わない限り、
自分のこと、人生のことなど、真剣に考えないところがあります。
ストレスは正直、苦痛です。
その苦痛が私たちの背中を押すことがあるということです。
ストレスによって起きる様々な否定的感情。
悲しみ、苦しさ、怒り、落ち込み、不安、焦り・・・・
この否定的感情が結果的に私たちを成長させる。
そんな風に考えたことはありますか?
否定的な感情自体、苦痛ですよね。
苦痛になると、何とかしなきゃと思う。
どうにかしないとって考えますよね。
この「何とかしなかきゃ」や「どうにかしないと」が
前に進む原動力になるんです。
人類の進歩の歴史って、もっと良くなりたいの前に
困ったことを何とかしたいが最初にありました。
困ったことを解決したいという思いによって
様々な発明、進歩が生まれたといってもいいでしょう。
私たちは困ったことや苦痛を経験することで、
より人間としても成長を起こしてきたともいえます。
長い間カウンセリングを続けてきて、
そう教わる場面が何度もありました。
振り返ってみてどうでしょう?
苦しかった経験によって、今の自分があるとか、
お陰で力がついたなんてこと、なかったでしょうか?
ストレスは苦痛ですが、同時に必要なものでもある。
そう捉えると、ストレスという存在の意味が
少し違ってくるのではないでしょうか?
ストレスをそうして受け容れることで、
私たちの成長の源にもなるといえないでしょうか?
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