成果が出て、クライエントから信頼されるコーチングスキルとは
答えはカウンセリング・コンサルティングとのハイブリッドな技術にあった
●日時:2021年12月4日(日)14:00~16:00 【受付終了】
●内容:講義&演習
・成果をあげるコーチングとは
・コーチングで最も重要なスキル(the most important skill)
・コーチングで必要な3つのメインスキル
・傾聴及びカウンセリングのスキル
・コンサルティングのスキル
・問題解決のスキル
・モチベーションの心理学
・行動をモチベートする秘訣
・成果を上げるコーチのパーソナリティーとは
・成果を上げるために必要なこと
・ワーク(演習)
●開催方法:zoom/録画動画の視聴(いずれかをお申込み頂けます)
※今回はオンライン開催となります。
●参加費5,000円
※お支払い方法:銀行振り込み・カード決済
●定員:なし
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「コーチングには傾聴が必要?」
「質問して人の潜在力を引き出す方法は?」
「どうすればコーチングを成果につなげられるのか?」
コーチングで一番大切で必要はスキルは何だと思いますか?
結論からいうと、それはクライアントのモチベーションを生み、維持し、それを行動につなげるスキルです。
人間は行動を起こし、それを継続するからこそ目標を達成したり、なりたい自分になっていく。
やりたいことを見つけて、そして実現させるのも、そのために必要な行動を取り続けるからです。
また、何か問題や困難があったとしても、それらを解決するために必要な行動を取り続けることで前に進んでいけます。
コーチの役割とは、クライアントがそのような「必要な行動」を見つけ、もしくはクライアント自信が「自ら」選び、適切に続けられるようにするためのサポーター。
まさにコーチであることです。
コーチングとは、そのための支援、指導ということになるわけです。
目次
なぜコーチングが上手くいかないのか
これも結論からいうと「必要な要素」が不足しているからです。
コーチングを機能させ、成果につなげるために必要な要素が足りないからです。
人間が必要な行動を取り続けることをサポートするためには、いろいろと必要な要素があります。
一つには合理的な方法によって自然と生まれるモチベーションが必要です。
それは無理やりなモチベーションではありません。
コーチングでは合理的にクライアントのモチベーションが生まれるスキルが必要です。
そのために人間の心理を深く理解していることも必要だし、それをモチベートする確かな技術も必要です。
さらには問題解決のノウハウやコンサルティングの技術も必要です。
そして、そもそもコーチングもクライアントとのコミュニケーションによって成立します。
だから、高度で繊細なコミュニケーションスキルも求められるので、カウンセリングスキル、傾聴技術も必須。
そして最も重要なのは、そうしたスキルの土台となるコーチのパーソナリティー。
これらをしっかりと理解して自分のものにできれば、コーチングは様々な成果を生みます。
つまり、知っておくべき専門知識を理解し、必要な技術を適宜駆使する。
そうした必要な要素が揃えば、コーチングは成果につながります。
コーチングが行き詰まったり、クライアントの信頼を得られないとしたら、そこには何らかの要素が不足しているはずです。
つまり、自分にどんな要素が足りないのかを把握し、それを学習やトレーニングによって補っていく。
そして目標達成や成果につながる要素(スキルやパーソナリティー)を獲得し、セッションで適切に活かせれば、あなたのコーチングは成果につながり、クライアントから喜ばれることになります。
じゃあ何がコーチングに不足しているのか
問題は、では何が足りないのか・・ということです。
コーチングを成果につなげる上で、本当に足りないものはなにか?
そこがわかれば、あとはそれを補っていくだけですね。
そこで、実際のコーチングのセッションで壁にぶつかること、不足しがちなスキルについて考えてみましょう。
代表的な以下の2つについて解説します。
1)傾聴は「あいつぢ、うなづき、繰り返し」である?
コーチングにも傾聴は必須です。
はじめに傾聴ありきであり、傾聴無くしてコーチングもなにもできないのは事実です。
そのため、コーチングを学ぶ際には、必ずといっていいほど「傾聴」についての講義や指導があります。
そこでよく使われるのが「傾聴とは、あいつぢ、うなづき、繰り返しが重要」というものです。
私はそもそも心理カウンセラーであり、心理カウンセリングを20年近く(2022年11月現在)やっています。
精神病やストレスなどの心の問題を抱えた方々と心理的で繊細なやり取りをずっと行ってきました。
そういう観点でいえば、「あいつぢ、うなづき、繰り返しが重要」というのは間違いではありません。
しかし「あいつぢ、うなづき」は傾聴ではなく、聞くときの態度の一つに過ぎません。
そしてこの「あいつぢ、うなづき」も実は、スキルとしてマスターしていくには、かなり高度なトレーニングを要するのです。
さらには「繰り返し」というのも、実は限られた場面でしか有効ではない特殊な技術。
ですから傾聴とは何かは「あいづち、うなづき、繰り返し」では伝えていないことになります。
こうした一つ一つを説明し、実際のセッションによって解説することで、初めて傾聴が理解できるのです。
2)質問してクライアントの潜在力を引き出す?
これもよく聞く教えです。
質問を重ねていくことで洞察を起こしたり、クライアントの問題、深層心理、本当に望むもの、先に進むためのヒントなどを引き出したりする。
これも「時には」必要になることもあるし、有効な時もあります。
しかし、実際にコーチングをすればわかりますが、そんな瞬間はめったにないといえます。
心理カウンセリングで私は師匠からむしろ「質問はできるだけ控える」であり「質問の怖さを知らなければならない」と教えられました。
下手に質問などしないと教わったのです。
なぜなら、実は質問というのも非常に高度な技術だからです。
質問が適切だと言えるシチュエーションとはどんな時か?
的を射た質問とはどういうもので、どんな質問の仕方が適切で、いつのタイミングなら良いのか。
そうしたことを一つ一つ教わり、経験的に体得していかない限り、質問すればするほど「泥沼」にはまっていきます。
私はよく「質問に逃げないように」と言っています。
なぜなら、多くの人がセッションが行き詰まってしまった時、苦肉の策として質問に逃げている場面を見るからです。
また、私は「引き出す」などと思ってセッションを行ったことは、ただの一度もありません。
適切なやり取りの結果、引き出されてくることはあっても、コーチが意図的に「引き出そう」などと思ったとしたら、それはただの傲慢です。
そんな安易な姿勢で質問に逃げれば、必ず失敗し、引き返せない闇にはまることでしょう。
実際にセッションをすればわかると思いますが、生身の人間相手に行うことなので、かなり複雑で予期せぬ場面の連続に対応しなければなりません。
また、カウンセリングもそうですがコーチングも言葉を介したコミュニケーションで行われます。
その言葉にこれ以上ないくらい繊細で鋭敏な反射神経も必要になります。
この反射神経の養成が疎かだと、実際のセッションでは全く太刀打ちできずに終わるでしょう。
逆に言えば、言葉を通してクライアントの様々な要素を理解できる反射神経があれば、成果につなげやすくなり、クライアントの信頼と満足を得ることになります。
※ちなみに、コーチである鈴木のプロフィールは以下に。
【講師のプロフィール】
【筆者プロフィール】
心理カウンセラーとして6000件以上(2020年4月現在)のカウンセリングの実績と経験からコーチングにも携わる。
5年間にわたりスクールカウンセラーとして教育現場の問題解決にあたり、現在も個別に教育相談を受ける。
大手一部上場企業を始めとした社員研修の講師として10年以上登壇し、臨床カウンセラー養成塾を10年以上運営。コーチとしても様々な目標達成に携わる。
著書「感情は5秒で整えられる(プレジデント社)」は台湾でも出版された。
詳しいプロフィールはこちら
コーチングスキルセミナーとは
コーチングスキルセミナーは文字通りコーチングスキルに特化したセミナーです。
コーチングというと集客をテーマにしたセミナーが多くありますが、セッションで実際に通用するスキルを体系化したり網羅したものは意外と少ない。
そう感じた私は、20年近くのカウンセリング経験、13年にわたる研修やセミナー講師の経験、企業のアドバイザー経験を経て実践した4年にわたるコーチングから得たものを体系化してみました。
とはいえ、20年近く行っているカウンセリングの中でも、要所要所でコーチングはやってきましたので、コーチングの経験も同様にあるといえるでしょう。
20年近く実際にクライアントとセッションを続けていく中で必要だったこと、大切だったことを抽出してわかりやすくまとめてお伝えします。
また、多くのコーチの方がセッション時に困ること、実際にクライアントと接していて難しいと感じることについて、的確な視点と実践的なスキルについてもお伝えします。
本セミナーはこんな方におススメ
・コーチングに興味がある方
・コーチになりたいと考えている方
・コーチングのコーチの方
・コーチングの指導者の方
・コンサルタントでコーチングが必要な方
・傾聴を学びたい方
・スポーツの指導者、コーチの方
・子育て中の親御さん
・教師・教育関係者の方
・様々な分野のファシリテーターの方 etc
本セミナーで得られること
・コーチングで成果につながる考え方、スキル、方法がわかる
・実際にクライアントと関わる際のスキル、対応の基本がわかる
・コーチングする上で必要になるコーチのパーソナリティーがわかる
・人が成長する教育的関わり方が身につく
・人間の潜在的能力開発のポイントがわかる
・モチベーションを持ち、維持するコーチングがわかる
・目標達成に必要なコーチング技術の実践がわかる
・問題解決のノウハウ、当事者への関わり方がわかる
・実践的な傾聴、質問、洞察、モチベート技術を学べる etc
【本セミナーの開催要項】
●日時:2021年12月4日(日)14:00~16:00 【受付終了】
●内容:講義&演習
・成果をあげるコーチングとは
・コーチングで最も重要なスキル(the most important skill)
・コーチングで必要な3つのメインスキル
・傾聴及びカウンセリングのスキル
・コンサルティングのスキル
・問題解決のスキル
・モチベーションの心理学
・行動をモチベートする秘訣
・成果を上げるコーチのパーソナリティーとは
・成果を上げるために必要なこと
・ワーク(演習)
●開催方法:zoom/録画動画の視聴(いずれかをお申込み頂けます)
※今回はオンライン開催となります。
●参加費5,000円
※お支払い方法:銀行振り込み・カード決済
●定員:10名
お申込みはこちら
鈴木は、実際にカウンセリングを20年近く続けています。
コーチングを受け付けるようになって4年ほどですが、そもそも20年近くのカウンセリングの中でも活用してきました。
現在も日々、多くのクライアントと様々な目標達成や問題解決に取り組んでいます。
やはりカウンセリングの深い技術、反射神経の活用には大きなヒントがたくさんあります。
カウンセリング、コンサルティング、そしてコーチングをハイブリッドにしたスキルセミナーによって、これまでの壁を打ち破ることができます。
他では聞けない貴重なノウハウをぜひお聞きください。