自分を変える3つのカギとは

こんにちは、鈴木です。

「人の目を気にしない人間になりたかったんです」

自分が人からどう思われているのかが気になる。

ダメな人間だと思われてはいないだろうか?

本当の自分を知ったら、きっと相手は幻滅する・・・

あなたは、そんな風に思っていませんか?

実は、こうした悩みについてのカウンセリングは、とても増えています。

これは人間関係の悩みと、自分に自信がないという悩み。

その両方にまたがった悩みであるといえるかもしれません。

Cさん(30代男性)がカウンセリングを訪れたのは3年前の春。

合計8回でカウンセリングを卒業されました。

Cさんは当初、自分に自信がなかったため、人に心を開けずにいました。

心を開いていろいろな自分を知られると、幻滅されると思いこんでいたのです。

Cさんは絶えず人の目を気にしていたと言います。

人から自分がどう見られているのかが気になり、
人から「無難に見える言動」に終始していました。

それでは当然、人と関係を深めることも、心を通わすこともかないません。

カウンセリングが進むうちに、Cさんは、あることに気づきました。

それは、人と話をしている時、瞬間的に心を閉ざしていることでした。

意識してではなく、無意識に相手に心を閉ざしてしまう。

そしてそれが、人の目を気にするあまりに、気づかないうちにそうなっていた。

Cさんは、そのことに気づき、ハッとしたのです。

私たちは、自分がその瞬間瞬間にどんな事を考え、
どんな風に心の状態が変化しているのかに気づかない瞬間があります。

相手に警戒心が思いのほか、働いていた。

そのせいで、両肩が吊り上がり、全身には力が入ってしまう。

内臓がギュっと締め付けられるような硬直状態になる。

そんな状態では、相手が何を言っているか、
何を伝えようとしているかがまるで入らない。

だからコミュニケーションは上手くできません。

そしてその緊張は、自分に自信がないという気持ちが原因であったりします。

自分を自分自身が低く評価しているので、人前でオドオドしてしまいます。

身体も心も萎縮してしまうと、相手の話は耳に入ってきません。

自分に自信がなく、相手への警戒感が強い。

こうした問題の背景には、過去の経験が影響している場合があります。

小さい頃から、家庭で厳しく育てられてきた。

過干渉によって、精神が萎縮し、自分で何でも決められなくなった人もいます。

学生時代、クラスメイトに意地悪をされ、対人恐怖的な感覚になった人もいます。

学校の先生に執拗に怒鳴られ、それ以来、
会社の上司に恐怖心を抱いてしまう人もいます。

Cさんの場合は、クラスで無視された時期があり、
それ以来自分に自信を失ったと言いました。

こうした過去の経験から無意識に「人は信用できない」
「自分はダメな人間だ」と学習してしまったのです。

では、この無意識に学習してしまったことは、変えることができるのでしょうか?

ポイントは次の3つになります。

1)無意識に学習してしまったことを明確に意識する

どんな経験からどのように何を学んでしまったのかを振り返ります。

そして、日常生活でその学習内容が人前で作動することを意識します。

「ああ、また自分は無視されたらどうしようと警戒してるな・・」

「今、上司を前に、怒られるんじゃないかと思って縮こまってるなあ・・」

こんな風に自分の”今、この瞬間”の心の状態をはっきりと意識化します。

すると、無意識に作動することを防ぐことができます。

2)思い込みを横に置き、目の前の人、出来事をそのまま認識する

自信を失い、人間関係に苦労する人は、大抵、周囲が目に入っていません。

目の前の相手がどういう様子かが見えていないのです。

ですから、私はよくこうアドバイスをすることがあります。

「目の前の人間をよく観察してください。人間研究のつもりで」

そうすると、翌週カウンセリングにお見えになるクライエントの方は、
自分の思い込みに気づき、見えていなかった様々な事に気づきます。

こういう状態になれば、自分を変える素地が整います。

3)新たな経験から新たな学習をする

過去の経験から学習された自己否定感、他者否定感に気づく。

続いて目の前の事象をそのまま正確に認識する。

ここまでくれば、「どう対応すればいいか」も見えてきます。

そして、今までとは違う建設的な捉え方が生まれ、
人とのコミュニケーションも上手くいくようになります。

なぜなら、相手の言いたいことを正確に理解できるようになるからです。

そしてまた、いたずらに不安や心配する必要がなくなるので、
視野が広がり、新たな経験を蓄積できるようになるからです。

Cさんもまさにこのプロセスを着実にだどり、
会社の上司や同僚とも、落ち着いて会話できるようになりました。

何よりCさん自身の顔つきがたくましく、落ち着いた感じに変わりました。

8回目のカウンセリング、つまり最後の面接でCさんは、こう言いました。

私はずっと、人の目を気にしない人間になりたかったんです。

でも、初めのうちはとてもそうなれるとは思いませんでした。

カウンセリングに通いつつ、途中まではとても不安でした。

特に3回目のカウンセリングの時が辛かったです(笑)

しかし、自分の置かれた状況やこれまでの経験を改めて振り返り、
それを言葉にしていくことで、結局全てのことがハッキリとしました。

目の前の景色が一変した感じで、もう人の目は気になりません。

先生、本当にお世話になりました。

あきらめずに通って、本当に良かったです。

最後は涙をこらえながら、Cさんはカウンセリングルームを後にしました。

私はCさんの背中に「お元気で」と声をかけ、お見送りすることができました。

文章でCさんの歩みの重さがどこまで伝わるかはわかりません。

ですが、実際にその歩みを「歩いてみること」が、一番大事なことなのだと思います。

Cさんも初めのうちは不安そうでした。

長年悩んできたこと、自分は本当に克服できるんだろうかと・・・

しかし、同時にCさんは「克服できたらどんなにいいだろう・・」とも思っていました。

その思いがCさんを支え、今回の歩みを支えてくれたのでしょう。

自分を変える第一歩は、「変えたい」という思いに素直になってみることかもしれません。

■鈴木への直接相談(カウンセリング)はこちら

たった30秒でできる!
プロカウンセラー鈴木が作成した

悩み別 無料心理テスト&診断

今なら無料でできます。今すぐ試してみる
※携帯電話の方は受信設定にお気をつけください。

幸せな生き方、自分に自信をもつ生き方、人間関係から学ぶ生きる知恵などをメルマガで、
あなたのスマホ、タブレット、PCに無料で配信いたします。

ご購読をご希望される方は、下記よりご登録ください。

https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=suzuki&MagazineID=-1&MoreItem=1

関連記事

  1. 自分が嫌いな人が自分を好きになる秘訣

  2. 仕事、自分に自信をもつには?

  3. 自分を安定させる

  4. 嫌いな自分を好きになれる