<なぜ、人と会ったり会話をしたりすることが苦手(怖い)だと思うのか?>


最近のカウンセリングのテーマとして多いものに、人間関係、特に人と上手く会話ができないというものがあります。

これは、特に、20代後半から30代の男女に多いように感じます。
もちろん、40代の方もいらっしゃいますが、傾向としては、20代後半から30代の方が多いようです。


「初対面の人に、どう話しかけていいのかわからない。」
「どんな風に話題をふればいいのか、ふる話題が見つからない」
「2〜3人位ならいいが、それ以上の人数になると、引いてしまう」
「3〜4人以上になると、話題についていけなくなる」
「皆が楽しそうにしていると、ものすごく落ち込んでしまう」
「相手が自分を嫌っているのではないかととても気になる」

このような訴えが共通して聞かれます。


これは一つには、話の聞き方の問題があります。
会話が苦手な人は、自分が上手に話す方法を知りたがります。

ところが、会話というのは、本来、「話す」と「聞く」の両方で成り立っています。

そして、何よりも先ず、人の話をできる限り正確に聞くということなくして、会話やコミュニケーションというものは、成り立ちません。


人の話を正確に聞く。
そしてそれを自分の中で消化し、心豊かな、配慮のある(気の利いた)言葉を返す。
この連続で、豊かな、楽しい会話や人間関係が成立するといってもいいでしょう。

ですから、一つには、方法論としての会話の方法、「聞き方」と「話し方」というもののチェックが必要になります。


しかしながら、これはあくまでも方法論。ある意味、表面的な話です。
実際にもっと重要になってくること、人間関係に大きく影響を与えてくるもの、それはその人の持つ人間観です。


具体的に言うと、その人が、どれだけ人間というものに対し、肯定的な観方ができているかということ。

どれだけ「人間信頼」というものが、しっかりとあるのか。
この根本的な部分が、大変重要になってきます。

その人が、人間というものに対し、基本的な信頼感を持ち合わせているのか。
「人間の本性は信頼できる」という感覚を、経験的な実感としてどれだけ持っているのか。

そういったものの方が、表面的なハウツー(方法論)よりも、はるかに重要であり、大きな影響を与えるのではないでしょうか。

逆に言えば、その人の会話のし方や聞き方のチェックを厳密に行っていくと、その人の人間観、人間への基本的信頼感がどういう状態であるのか。そういったことが、浮き彫りになってくるとも言えるわけです。

先ずは、アナタの中に、基本的に人間は信頼できるのだという感覚が、どこまで「実感として」心の中に浸透しているのか。
ここが、一つの重要なチェック項目になるといえるでしょう。

人間関係改善法-2


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