娘の幸せに嫉妬する母親の心理


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娘の幸せを喜べない母親と親子関係からぬけだすには?

 

娘の幸せに嫉妬する母親は多く、その一番の原因は母親の人間性が未熟だからです。

娘が幸せになるには、いかに母親に理解してもらうかではなく、精神的に
母親からいかに自立するかに尽きます。

親に変ってもらおうと期待しても難しく、ならば自分自身が変わった方が幸せになれます。

今回は、娘の幸せを喜べない母親の心理と、そんな母親から娘が精神的に自立して幸せになる方法(生き方)を解説します。

【目次】
母の嫉妬
不機嫌さで娘を威圧
幸せ破壊工作
摂食障害を生むケース
精神的な自立こそ、自分の人生を拓く

-母の嫉妬-

今回は、母と娘という親子関係を「娘」の立場に立って、一緒に考えてみましょう。

娘の幸せというのは、例えば仕事に恵まれるすることだったり、「良い男性」彼氏になったり、また結ばれて良い家族に恵まれることであったりします。

本来なら母親としては、手放しで喜ぶべきことであり、祝福を惜しまないことであるはずです。

ところが、これがどうしてもできない母親がいます。

例えば、自分が夫(娘の父)から愛されていない人の中に、こうした母親がいることがあります。

そんな人は、夫が娘を可愛がるのが、許せなくなります。

「私には見向きもしないで、娘は可愛がるのね」と思い、嫉妬します。

お父さんが大好きだけど、お母さんの前でお父さんにベタベタ甘えることができないなあと思っている人がいたら、このケースに該当する可能性があります。

また、母親自身が、両親から女性としての心を尊重してもらえなかった場合。

もしくは自分の母親に対して不満や怒りの感情を抱えている場合。

●母親が娘に嫉妬する原因
・夫から愛されていない場合
・両親から女性として大切にされてこなかった場合
・母親から愛を十分にもらえていない場合


そういうお母さんは自分の女性という性を受け入れられなくなっているケースもあります。

そうなると、お母さんは、自分の娘がある年齢(例えば思春期)を迎え、「娘」から「女性」へと成長しようとする時、その成長を喜べません。

娘がちょっと女らしい格好をしてみせると、そういう母親は娘を激しく嫌悪し、「そんな格好はやめなさい」「いやらしい格好ね」などと叱り付けて、やめさせようとすることもあります。

娘が女性になることを阻止するんですね。

母親からそのような態度を取られた女性の中には、自分から女性になることを遠慮する人もいます。

それはつまりは、女性としての幸せを追及できないことを意味します。

では、そんな母親は娘にどんな態度を取ってしまうのでしょう?

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-不機嫌さで娘を威圧-

また、娘が何かとても嬉しいことがあり、母親にその気持ちを表現しようとする時です。

喜んでくれると思ったのに、お母さんはどこか不機嫌です。

「何故?お母さんは私が幸せになることが、気に入らないの?」

母親の不機嫌さに、娘は警戒感を高め、自分の喜び(の感情)を母親の前で表現するのをやめます。

中には、母に気兼ねして自分の幸せを放棄する人も出てきます。



「私は幸せになりたい。でも私が幸せになると、お母さんは喜んでくれない。

「だったら、自分はちょっと不幸なくらいの方が、お母さんは私を愛してくれるみたいだ。」

そんな風に思うようになり、娘はちょっと不幸な人生を選択します。

娘の幸せを母親は喜ばないけれども、娘がうんと不幸になることも良しとしない。

娘はその事を察知し、自分が少しだけ不幸になることで、自分の幸せよりも母親からの愛を選択します。

子供というのはこれほどまでしても、親から愛されたいという気持ちがあります。

なぜなら、特に小さいうちは、自分一人の力では生きていけず、親や大人の保護が必要だからです。

そして、母親の不機嫌というのは、傍から見てわかりません。

娘が大人になり、そのことを父親やだれかに訴えても、「何のことだ?」「お母さんが・・・そんなはずないだろう」と言って、取り合ってもらえないことも珍しくありません。

さらに、躾と称して娘に必要以上に辛く当たったりもします。

これもなかなか巧妙なやりかたですが、いずれの場合も、当の母親は全く無意識にやっていることです。

中にはこれは愛だと思い込んでいたりしますから、ある意味とても厄介なのです。

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-幸せ破壊工作-
 
また、娘に恋人ができた時、「悪い虫がつかないように」とか、「あんたに何かあったらいけないと心配なの」などと言って、その恋人との関係を邪魔します。

しかし、失恋をしたときは、母親は傷付いた娘をいたわり、「男なんていうのはろくなもんじゃないのよ。」とか、「恋愛や結婚なんて傷付くだけ」などとささやきます。

娘がうんと不幸になると、同情を示しますが、娘が本当の幸せを掴みかけると、面白くないようです。

これも、困ったことに全部無意識に行なっていることです。

そういうことを重ねていくと、娘はいつしか自分を幸せに導いてくれる男性探しの、センサーが狂ってきます。

そして、本当は自分を幸せにはできないはずの男性を選び、結婚してしまいます

「お母さん、これでいいでしょ」と言わんばかりの結婚ですが、もちろんこのことも娘は無意識にしていることです。

そして、当然その結婚生活もほどなくギクシャクしてきます。

そうして、娘に子供が生まれます。

しかし、こんな結婚で結ばれた二人(夫婦)の間には、本物の愛がありませんから、子育てという仕事に耐えられなくなります。

その時、娘はハッとします。

「お母さん、お母さんは私のことを、本当に愛してくれてたの?」

「我が子を愛せない。夫を愛せない。幸せになるのが怖い。どうして?」



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-摂食障害を生むケース-

さらに、母の愛が足りない場合に深刻な状態になることもあります。

摂食障害です。

人間が生まれて一番最初に受ける愛が、母乳を口から摂取することです。

人間の愛の原点です。

従って、愛情飢餓に陥ると、愛情や愛情に変わるものを口から摂ろうと、脳が判断します。

過食嘔吐の場合、食べ物が愛情だと脳が勘違いをしているのです。

ですから、食べても食べても満たされません。

そして、愛情の薄い上記のような母親の母乳というのは、愛情が一緒に入ってこないため、母乳イコール不快なものというふうに記憶されている可能性もあります。

従って、食べてお腹の中に入った瞬間、嫌悪感を感じて吐いてしまうのかも知れません。

拒食の場合、母親(自分の母親の愛)に対する嫌悪感が、より強いと思われます。

そのため、食べ物(自分の母の愛)を拒絶するわけです。

あるいは、その強い嫌悪感は強烈な自己否定感となり、自分が生きていこうとする営み(食べること)すら、拒絶してしまっているのかもしれません。

そのうえ、自分の体が痩せ細っていくことで、母親に抗議をしているかのようですし、そうやって面倒を見て母親を振り回そうという心理が、潜在意識で働いているかのようです。

「私のこの身体を見て。」という無言の抗議行動です。

拒食状態の人が、ある段階、つまり自分の身体が元に戻りかけてくると、治療を拒否したり、治ることに抵抗を示すことがあります。

それは母に対する抗議行動をまだ継続したいという無意識の思惑が働いているのかも知れません。

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ー精神的な自立こそ、自分の人生を拓くー

「感情は5秒で整えられる」(プレジデント社)にも書きましたが、親からもらえなかった愛情、自己肯定感は、後々、自分で補うことは可能です。

自分で自分を育てていくという生き方です。

そのためには、曇りのない真っ直ぐなまなざしで人を見てください。

心ある人とのあたたかいコミュニケーションによって、心の飢餓感や虚しさは、少しずつ埋められていくものです。

本物の愛情をもった人間との人間関係を大切にするのです。

もしくは、本当の人格者だと感じる人、精神的にバランスの良い人、安定感がある人、人を安心させる自然体な人。

こういう人たちと交流を重ねていくことです。



つまり、こうした人間関係の経験の積み重ねこそが、もらい損ねた愛情を補うに余りある「生きる力」を獲得につながります。

心ある人たちが、いったいどんな風に人に接しているのか?

心ある人たちは、自分自身をどう捉え、どんな生き方に価値を置いているのか?

こうしたことを観察し、その生き方を肌で感じてみましょう。

模範の対象とするのは、男性でも女性でも構いません。

その人に依存して、直接的に愛をもらおうというよりも、その生き方にふれ、モデリングする方がおススメです。

相手が異性であれば、すぐに恋愛感情を抱くのではなく、性別を超えた一人の人間として捉え、接していきましょう。

人として好感が持てる。人として信頼できる。そして人として尊敬できる。

どうでしょう?

あなたの周りには、そんな「心ある人」はいるでしょうか?

よく、目を凝らしてみてください。

純粋な気持ちで探してみてください。

また、人間関係の距離感というものを意識してみてください。

私がおススメするのは「60%主義」です。

どんなに親しい、近しい人であっても、相手に対して60%の気持ちと距離感を常に保ちます。

心に飢餓感があると、すぐに100%を求めてしまいがちになり、結果として失敗します。

誰よりも自分を認めてほしいという気持ちが強すぎて、感情的になったり、異性にはすぐに恋愛感情を求めてしまうからです。

でも、60%というのも、これがなかなか親しみを感じられる関係です。

先ずは60%主義で「心ある人たち」との交流に挑戦してください。

幸せはどこかに転がっているものではなく、自分自身で築いていくものですから。

そのためにカウンセラーを「伴走者」として活用することは、とても有効です。

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