自信がない人が自信をもつために


 
 
自分に自信がない人が自信をつけるには、様々な経験から自分の捉え方に幅を持たせることが克服への一番の近道です。

自分に自信がないというご相談はカウンセリングでも非常に多くあります。

もう14年ほど(2018年4月現在)カウンセリングを続けてきて、本当にたくさんの方の自信回復や劣等感の解消に取り組んできました。

その経験値や研究から、自分に自信を持つということの意味、どうすれば自信をつけられるかがわかりましたので、以下に詳細を解説します。

<目次>
自信の意味とは?
自信がある人、ない人の違いとは? 
自信を持つとは自分を受け容れること 
これが近道~自信のつけ方 
自分に自信がないのを克服するには 
自信がある人のこんな特徴 
自分に自信が持てない人がすぐ出来ること 


自信の意味とは?

自信という文字は「自分を信じる」と書きます。

つまり、自信があるということは自分を信じられるということを意味し、自信がないということは自分を信じられないということを意味します。

どんな状況でも自分を信じられるか?

また、自分をどこまで信じ切れるか?

自信とは自分を信じること、信じられることといってもいいでしょう。

では、自分に自信がある人、ない人について、もう少し考察してみましょう。


自信がある人、ない人の違いとは?

自分を信じる人は、どんな状況でも自分自身のことを信じて、自分の力を信じて前に進んでいけるということです。

「自分ならできる」と思っていたり「とにかくやらなきゃ」と思っているので、ドンドン行動を起こします。

自分でやっておかなければならないということを一つ一つこなしていくわけです。

つまり、自信のある人は「行動の人」ともいえます。

また、自信のある人は、自分で自分の事が好きだと思え、自己肯定感があり、自分に対するフィーリングが良いです。

ものの観方・考え方も柔軟性があり、様々なタイプの人とコミュニケーションが取れる。

他人の目や評価もそれほど気にならず、失敗を極度に恐れることもない。

ユーモアにも富み、一生懸命に物事にあたりますが、それでいてどこかに余裕もあり、リラックスして取り組めます。

そして、人を信じることができ、人の幸せを無条件で応援し、友の喜びを我がことのように喜べ、本当の意味で人を愛することができる人です。


自信を持つとは自分を受け容れること

こう書いてくると、自信のある人というのはまるで完璧な人間のように思えるかもしれません。

しかし本人は完璧だという意識はありません。

むしろ自分には足りないところ、未熟なところがあると思っていますし、そのことに対して寛容で、しっかりと受け入れています。

つまり自分の足りないところはあって良いと思っています。

いえ、あって良いとか悪いとかそんな意識も特になく、「こんなところが足りないな」と受け容れています。

そして「足りないところはいろいろな方法で補っていけばいい」と思って、そのように行動できる人でもあります。

自信のある人は、自分と他人とを単なる優劣だけで比較することはありません。

自分には出来ないことがあると思えば教えを乞おうとし、自分が出来ることがあれば人の力になろうとします。

自信を持つとはそういう状態に自分がなっていくということだと言えます。

自分が信じられるに値する人間かどうかという基準からではなく、自分を信じようと根拠もなく決めています。


これが近道~自信のつけ方

では自信のない人が自信をつけるにはどのようなことを意識していけばいいのでしょうか?

自信のない人は、自分のできないことをやろうとします。

そうやって、人から認めてもらうことで、自信が得られるのではないかと、どこかで感じているからでしょう。

しかし、自分に自信のある人は「自分のできること」をやろうとします。

そこが、自信のある人と、自信のない人との大きな違いであるといえます。

何かができるようになることだけで自信がつくわけではありません。

先ず、自信のない自分で当分やっていこうと、心に決めるのが秘訣です。

自分に自信がもてないままでもしばらくの間、生きていこうと覚悟を決めます。

そして、自信がもてずにいる今の自分でもできることをバカにしないで丁寧にやっていく。

つまり、できないことをやり遂げて人からの評価を求めるのではなく、自分の能力でできることをひたむきにやるということに価値を置くようにするわけです。


自分に自信がないのを克服するには?

では、そうすれば自分に対する自信のなさを克服できるのでしょうか?

克服の秘訣は、自信を持とうと思う前に、どうして自分は自信が持てないかを知ることです。


「一体どうすればいいのだろう」と思う前に、「何故、自分は自信がもてないでいるのか」ということを考えてみてください。

何故かがわかれば「ではこうしよう」という道筋も見えてくるというものです。

また、自分に自信がもてない人の多くが、人間関係にも自信がもてずにいることもわかりました。

それは、自信のない自分を相手に知られたくないので、人とのコミュニケーションが消極的になるためです。


自信がある人のこんな特徴

先日、SNSで、こんな短い投稿をしました。

「他人と自分を比較して嫉妬したり落ち込むのはもうやめよう。自分の器の大きさを知り、本当にやりたいことを「真剣に」やってみよう。」

この投稿がfacebookやツイッターで思わぬ反響を頂きました。

仕事でも、人間関係でも、あらゆる場面で人と自分を比べてしまう。

そういうご相談がとても多いんです。

そして、比べては落ち込み、比べては落ち込み・・・・

そういうことを繰り返してしまうというのです。

私も自分と誰かを比べてしまうことはあります。

それで誰かを「うらやましいなあ・・」と思うことだってあるんです。

ただ、それで悩む人というのはそれだけで終わらず、自分を「ダメな人間だ」と責め始めてしまう。

それで悶々としてしまったり、自暴自棄のような気持になってしまう。

やがて自分に自信を失ってしまうんです。

カリフォルニア大学の心理学者にソニア・リュボミアスキーという人がいます。

彼女は、このように人と自分を比べることを「社会的比較」と呼んで、こう解説しています。

「社会的比較に注意を向けすぎる人はいつも傷つきやすく、何かに怯え、不安を感じている」

そう、先ずこの「向けすぎる」というところ、ここが問題になってきます。

先ほど、私も人と自分を比べることがあると書きました。

問題はその「程度」で、比べすぎるということです。

いつもいつも、人と自分を比べてしまう。

常にそれで自分を責めて落ち込み、自信を失っていく。

この悪循環にはまることが、問題だといえます。

あなたは、いかがでしょうか?

こんなループに陥ったことはありませんか?

これを防ぐには、やっぱり自分の物事の捉え方をしっかりすることが必要です。

他人との比較に頼らない価値観や人生観です。

なぜなら、私たちは自分が無意識にしている捉え方によって、元気になったり落胆したりしているからです。

仕事でも人の業績や仕事ぶりを見て、自分はダメだと落ち込むことはないでしょうか?

あるいは、なんであの人ばかり上手くいくんだと嫉妬心から怒りが沸いてくることはないでしょうか?

この心理が強く働いてしまうと、他人の成功や幸福を強く妬むようになります。

例えば、仕事で上手くいっている人が妬まれて、足を引っ張るようなことを言われたり、されたりする。

実際にこういう話はよく聞きます。

こういうことをする人は、嫉妬心のあまり、他人の成功や幸福を喜べないどころか許せないという気持ちになってしまうんです。

こういう捉え方こそが、実は不幸の始まりではないかと私は思います。

では、どうすれば、そのようなネガティブループに陥らないように出来るのでしょうか?

ここで、先ほどご紹介したソニア・リュボミアスキー氏がとても良いことを教えてくれます。

「最も幸福な人々は他人の成功から喜びを得ることができ、他人の失敗を目の当たりにしたときは心づかいをする」

つまり、人の成功や幸福を我がことのように喜べ、逆に人が困っているときは配慮した上で解決に協力する。

こういう価値観、人生観を幸福な人は持っているというのです。

これは非常に示唆に富んだ言葉だと思いませんか?

だったら、話は簡単なんです。

今日からそのようにふるまい、そのように捉え、そのように生きようとすればいいんです。

例え辛いことがあっても、人の喜びに共感し「おめでとう」「努力が報われたね」「心機一転、がんばって」という言葉を贈る。

幸福な人に「あなたの生き方は素晴らしい」とその秘訣を学ぶ。

そういう態度・コミュニケーションを選択し続けることであなたの人間性も変化していきます。

私も若いころは、その辺が不器用でした。

人の成功を喜びつつ、どこか羨ましいって思っていました。

だから、ある時から「一緒に喜ぶ」「その人から学ぶ」という捉え方、人生観、生き方に変えました。

周りを見渡してみてください。

そんな模範となる、学びの対象になる人はいないでしょうか?

もし一人もいないというのなら、あなたの捉え方を変えるか、あなたの人間関係(お付き合い)を変えた方がいいです。

幸福な人は必ずといっていいほど、そうなるような心がけや努力をしています。

苦しい経験も必ずといっていいほどしています。

幸福な人ほど、それを敢えては口外しないだけです。

幸福は、努力や普段の心がけによっ、て自分の捉え方が変わることで感じられるものです。

幸福な人はいろいろな努力、経験をしてきた人です。

だから教えてくださいといえば惜しげもなく話してくれるのも、こうした人たちの特徴です。

人の成功、幸福を我がことのように喜び、その秘訣を学ぼうとする。

困っている人で、自分が助けになりそうなら、配慮した上で声をかけたり、心遣いを示す。

そういう生き方を選んでみてはいかがでしょう。

なぜなら、これこそが自信のある人の特徴の一つといえるからです。


自分に自信が持てない人がすぐ出来ること 

ところで、自分に自信がないというけれど「自信」って本当に必要なのでしょうか?

私たちは自信がもてない時、自分に自信が欲しい・・って思います。

では自信ってどうやったら得られるのでしょう?

自信って結局「経験値」なんです。

経験を積み、実績を積む。

その過程で「自分にできる」と実感できる。

その実感が自信になるとも言えるん「んですね。

自分ならできるという自己信頼です。

自信という文字は「自分を信じる」と書くとお伝えしました。

わかりやすい例でいうと自転車の運転です。

幼い頃、補助輪付きから補助輪なしが乗れるようになりましたよね。

何度も練習し、乗れるようになる。

たくさん乗ることで、自分は乗れると実感できる。

そのうち、乗れることが当たり前になる。

だから、自転車を乗ることに自信がもてます。

つまり、練習するとか、乗るといった「経験の積み重ね」=経験値ですね。

この経験値が自信獲得には大きいんです。

・・・・ということは、どういうことか?

これから行動しようという段階では経験値がありません。

だから当然、自信の持ちようがないんですね。

自己啓発書なんかで、この時点で「自信を持て!」とかって言いますよね。

「自分はできる」って信念を持てとか・・・・

でも、やっぱり無理があります。

だから、経験値のないうちは自信なんか持てないので、自信というものに頼れない。

でも、人生というのは、経験値のないことだらけ。

新しいことに挑戦しなければならない時は自信がないのは当たり前です。

では、自信がないのに新たなことに挑戦するには、いったい何を頼りにすればいいのでしょうか?

自信がなく、出来るかどうかわからない。

そういう状況で一歩を踏み出す秘訣は何でしょう?

答はいたってシンプルです。

あまりにシンプル過ぎて、納得できないかもしれません(笑)

それは「目の前のことに集中する」ことです。

「・・・・それが出来たら苦労しないよ」

そう思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

目の前のことに集中するって、本当にそんなに難しいことなんでしょうか?

そこまでハードルの高いことでしょうか?

私は時々カウンセリングでこうしたアドバイスをすることがあります。

目の前の事に集中してみる。

すると最初は皆さん、半信半疑になります。

ところが、実生活で試されると意外な気づきが得られると皆さん証言されます。

目の前のことに集中しようとする。

すると、それがなかなか出来ません。

でも、だからこそ自分がなぜ集中できないかに気づきます。

多くの人が、不安や心配なことに自分の注意を向け、集中してしまっています。

目の前の事から注意がすぐにそれ、不安や心配なことに集中してしまう。

皆さん、そのことに気づくんですね。

「ああ、自分はすぐ、失敗することを考えている。」

「こうなったらどうしよう・・と否定的なことの想像を膨らましてしまう。」

そういう自分の「クセ」に気づきます。

そしてそれは、ほとんど無意識に気づかないところでやっているクセ。

そのことにも気づくことができます。

この気づきってすごく大きい気づきなんです。

無意識にやっていること=クセ

実は、こういうクセを私たちはとてもたくさん持っています。

私たちが否定的な想像をめぐらしている時間って、日常生活の大半だといってもいいんです。

その想像する時間と手間を、目の前のことに向けます。

目の前のことに集中するために、エネルギーを注ぎます。

集中すれば、自分の力を出し切れます。

集中できればミスも減り、成果も上がりやすくなり、ものごとの習得時間も短縮されます。

慣れない仕事なども覚えやすくなり、その状態やプロセスから自信も得やすくなります。

これは人間関係、つまりコミュニケーションも同じです。

目の前の相手に集中できれば、人とのコミュニケーションも円滑になります。

人間関係やコミュニケーションが苦手な人の多くは、目の前の相手に集中できていません。

相手の話し、伝えようとしていることに集中すれば、会話も濃いもの、楽しいものになります。

目の前のことに集中し続けていけば、道は拓かれていくんです。

正直、自信がいくらあったって失敗するときは失敗します。

自信がいくらあったって悩むときは悩むし、不安になるときはなります。

自信というものは、一般に考えられているような絶対的なものでもなんでもありません。

人生を保証してくれることは自信ではなく、経験から学んだことであり、その土壌をつくる「集中」なんです。

今、目の前のことに集中する。

目の前のことに、心を込めて取り組む。

目の前のこと、目の前の人を大切にする。

これが自信を得るよりも大切で、人生を大きく変えることにつながります。

つまり、自信なんかなくても、私たちは幸せに生きていけるってことなんです。

自信はもちろん、あればあったで都合がよい。

でも、無かったとしても、平気です。

自信がないから何もできない。

それはやっぱり違います。

過去を悔やんで自分を責める必要はありません。

未来を怖れて、うずくまる必要もありません。

今に目をしっかりと向ける。

今、目の前のことにこそ答えがある。

過去にとらわれず、今にこそ未来を明るく切り拓くカギがあるんです。 


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この記事の投稿者:鈴木雅幸(心理カウンセラー・講師)のプロフィール

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