ダメな自分を変える心理学




自分を変えるには、少しの勇気と広い見識と助けになる人間関係を得ることがカギです。

3つが揃うことで、自分を変えることができます。

これに加えるなら、常に学習する意識ですね。

自分の経験したことから自分を変えるのに必要なことを学ぼうという意識と実際に学ぶこと。

こうしたことが相まって自分を変えることができます。

自分を変えることができると、人生を生きるのが楽しくなりますので、ぜひ取り組んでみてください。

以下にその方法をわかりやすく解説します。 


<目次>
私たちはなぜ自分を変えられないのか? 
自分を変えたいあなたに 
自分を変える勇気とは 
「自分を変える」は最強の老後対策? 
自分を変えるにはどうしたらいいか 
自分を変える習慣とは 
自分を変える方法 
自分を変えることはできる 


私たちはなぜ自分を変えられないのか? 

私たちが一番恐れること、それは「変化」です。

今まで慣れ親しんだものを手放したり、経験したことのない状況になったりすることです。

たとえそれが苦痛から解放されることになるとしても・・・・・

こう聞くと「そんなことある?」と思う人もいるかもしれません。

苦痛から心地よさへの変化を怖れるなんて、考えられない。

良くなるとわかっていてなぜ・・・と。

もちろん、全てに当てはまるわけではありません。

こっちの方が楽しいならこっちへ行く。

そういう選択が即座にできる場合だってあります。

しかし一方で私たちは、マイナスからプラスになるとわかっていても、変化を嫌い、拒絶し、避けることがあるのです。

一番顕著にそうなるのが「自分を変える」ときです。

私たちは自分を変えた方がいいと「百も承知」でも、時々、自分を変えるということを嫌い、拒絶し、避けようとします。

例えば、後ろ向きな自分を前向きな自分に変える。

意地悪な自分を優しい自分に変える。

行動できない自分を行動的な自分に変える。

消極的だった自分を積極的な自分にに変える。

思い通りに事を運んできた自分を、周りに気を配る自分変える。

人の目を気にしすぎた自分を気にしない自分に変える。

怠惰だった自分を勤勉な自分に変える。

働きすぎだった自分を上手に休んだり遊んだりできる自分に変える。

このように自分を変えることを、私たちは即座に決断できないときがあります。

このように自分を変えることに、 時には抵抗を示すことがあります。

なぜなら、私たちは「変化そのもの」を怖れるからです。

なぜ変化を恐れるのか?

人間というものは、それまで慣れ親しんだ環境や習慣から抜け出すことに恐れを感じるからです。

時にはそれが苦痛を伴うような環境や習慣であっても、そこから抜け出すことに抵抗を覚えることがあるのです。

なぜなら、 慣れ親しんでいるからこそ、その環境や習慣について私たちはよく分かっているし、何も考えずにいられるからです。

新しい環境や習慣、あるいは経験したことのない未知の領域に足を踏み入れる。

そのために私たちは、 今までにない思考や神経を働かせる必要が出てきます。

それはある意味、負担であり、億劫であり、何が待ち受けているかわからない未知の強さを伴うものなのです。

私たちは、こうした新たな労力とどうなるかわからない未知の怖さに対し、恐れを抱き、変化そのものに対して抵抗を示してしまうのです。

では、こうした恐れを克服して自分を変えるために、必要なことは何でしょう?

答えは「 可能性を感じること」です。

未知の領域に対して、自分が幸せになれるという可能性を感じること。

そしてその可能性が、 未知の領域に対する恐れを上回ること。

こうした条件が揃うことで、 人は変化を厭(いと)わなくなるのです。

つまり、変化の先に希望を感じた時に、私たちは変化に対して前向きに捉え、受け容れ、行動を起こします。

恐れを希望を天秤にかけたとき、希望の方が大きいと思えた時に決断できるのです。

そしてこれがまさにカウンセリングの大きなテーマとなっています。

カウンセリングに訪れる人たちは、基本的には自分を変えようと思っている人達です。

自分を変える気のない人たちは、わざわざカウンセリングには訪れません。

たとえそれが環境や他人によるストレスであっても、それでも自分が変わることで問題解決につながる可能性を求めている人です。

ところが、それほどの考えがあって訪れる人でさえも、自分を変えるということには、戸惑いや怖さを覚えています。

心理的な抵抗を感じ、なかなか自分を変えられないことが珍しくないのです。

そこでカギを握るのが、先ほどお伝えした「可能性」であり「希望」です。

カウンセリングを続けていく中で、自分が変わることの先にある「可能性」や「希望」が、変化に対する恐れ、負担、億劫さを上回る時が来ます。

その時こそ、人が本気で自分を変えようとする瞬間といえます。

ですから、カウンセリングの中ではそうした可能性や希望を感じられるような話し合いをじっくりと展開していくことになります。

人が変化を恐れるのには理由があります。

後ろ向きなままでいい、苦しいままでもいい。

そう言いたくなってしまうのには、それなりの理由があるのです。

ですから変わりたくない、変われない自分を否定するのではなく、その理由をまっすぐに見つめることが大切です。

どうしても変わることに抵抗を感じたり、変化が怖いのであれば何に抵抗を感じ、何を恐れているのかをきちんと知ることです。

そうした真実を知ることこそ、今の状況を打開する第一歩になると私は信じています。  


自分を変えたいあなたに 

自分を変えるには、何かを変えてみること。

カウンセリングに通う方も、セミナーに参加される方も、皆さん共通するのは「自分を変えたい」ということです。

出来ないことを出来るようにしたい。

自分に起きた問題、トラブルを解決したい。

苦手なことを克服したい。

いずれも「自分を変える」ということで、解決したり克服できます。

ある事が出来ない自分を、出来る自分にする。

問題を解決できない自分を解決できる自分にする。

苦手なことを克服できる自分にする。

つまりは、今とは違う自分になるということ。

ここに、人生を今よりも良くしていくカギがあります。

自分を変えることで、より笑顔で生きていけます。

自分を変えることで、より人と楽しく生きていけます。

自分を変えることで、より充実した日々になります。

自分を変えることで、そんな自分を信じて生きていけます。

では、自分を変えるためには、どうすれば良いのでしょうか?

この問いに対する答え。

実は、意外とシンプルだったんですね。

自分を変えるために必要なこと。

それは「今までと違ったことをする」ことです。

そう、たったこれだけのことなんですよね。

シンプルに考えてみましょう。

今、上手くいっていないということは、上手くいかないやり方をしているわけです。

今のやり方だから、上手くいかないのです。

それなら、今までとは違うやり方をしてみましょう。

思うようにできない仕事がある。

ならば、思い切って新しい仕事の仕方を取り入れてみる。

あるいは、あらゆる工夫を取り入れてみる。

子育てで、イライラしたり、自信がもてない。

ならば、子育ての勉強を徹底的にやってみる。

そして、そこで得たこと(新しいこと)を、思い切って取り入れてみる。

人間関係で問題が起きた。

ならば、何が問題で、何が原因で、今までやってこなかった事は何か?

人間関係を徹底研究し、自分をとことん掘り下げてみる。

もし、カウンセリングの勉強が役立つなら、取り組んでみるのもいいでしょう。

仕事・人間関係、子育てや家族などのテーマは、カウンセリングにその解決のヒントがあります。

そして、「今までとは違ったこと」をやってみます。

仕事のスケジュール管理を可視化して、日々、チェックしていく。

管理ソフトやアプリを使用してもいいし、付箋やメモ書きでもいいでしょう。

中途半端にではなく、やるなら徹底邸に。

子どもが泣いたり、駄々をこねたら、今日はそれにとことん付き合ってみる。

自分の感情をできるだけ尊重されたら、子どもは大人になって、自分に自信がもてる。

そう捉え直して、とことん付き合ったら、面白い反応を子どもが見せてくれます。

人と話をするとき、自分がどう見られるかではなく、相手が今、どんな状態で何を考えているか?

それをさり気なく、だけどしっかりと観察します。

すると、今まで見えていなかったこと、気づいていなかったことが視野に入ってきます。

物事が上手くいかないとき。

そこには必ず、何らかの「視野の狭さ」があります。

その視野を広げるには、広げようと思うだけでなく、「新しい行動や態度」を選択すると有効です。



結果として新たな視点や捉え方が生まれ、それが自分の行動や態度を更に変えていく。

結果として「自分が変わる」という現象が起こります。

そのきっかけ、つまり第一歩は、「今までとちょっと違うことをするだけ」です。

今までとはちょっと違うことをやってみる。

それだけで、何か小さな変化が、既にあなたの中に起きるはずです。

逆にいうと、私たちは日常生活の中で、思っている以上に、いつも同じことを繰り返している。

同じミスを繰り返したり、同じ不適切な行動や態度を取り続けている。

そして、そのことに本人が一番自覚がないものなんですね。

だからこそ、先ずは、違ったこと。

今までやってこなかったことを、一つ、取り入れる。

すると、自分が今までいかに同じループの中に囚われていたかがわかります。 


自分を変える勇気とは 

私は若い頃、頭でっかちなところがありました。

何でも頭で考えてしまって、行動面がちょっと疎かになっていました。

考えてばかりで行動が伴っていなかったんです。

そういう傾向がちょっとありましたね。

その後、自分なりにいろいろ試行錯誤し、行動すること、すなはち、経験すること。

これが、本当に大切なんだと身に沁みました。

行動=経験すること が大切。

頭で考えてばかりで行動を起こせないと、自分に何も起こりません。

何かが起これば、それが刺激となって、今までとは違うことを考え、学べます。

行動することによって、経験が得られる。

経験から新たな気づきや学びが得られる。

これは、当時の私にとって、大きな大きな発見でした。

もちろん、行動しても、その行動を振り返る必要はあります。

行動の結果が教えてくれることって、いろいろありますからね。

さらには、今の仕事、カウンセラーという仕事ですね。

この仕事を通して、経験の大切さをさらに実感しました。

カウンセリングに通うクライエントの皆さんを見て、やはり、経験と学びの大切さを感じたんです。

経験からいろいろな試行錯誤をする。

すると、その先には貴重なヒントや答えが見えてくる。

これも行動して経験を重ねていく以外に起こりえないことです。

仕事のスキルを高める。

コミュニケーションを上手にする。

苦手だったことを克服するには、やはり、頭の中だけで考えていてもできません。

「自分を変える」というのも、そう。

最初は怖かったり、葛藤があって、なかなか行動に移せないかもしれません。

行動しても、どうせ成果は得られない。

自分なんて変えることができるのか?

そんな風に思ってしまうかもしれません。

もし、失敗したらどうしよう・・・

そう考えると不安になり、なかなか行動を起こせなくなります。

そう、この「もし失敗したら・・」という葛藤。

これが一番多い葛藤だといえるかもしれません。

カウンセリングでは、この葛藤をいかに乗り越えられるか?に取り組みます。

そこで、忘れられない、こんなエピソードがあります。

以前、小学校のスクールカウンセラーをしていた時のこと。

3年生のTさん(女子)はそんな瀬戸際に立たされていました。

授業中に手を挙げられない。

クラスの誰かに話しかけることも出来ない。

それで、一人で悶々と学校生活を過ごしていました。

そして、こんな葛藤を誰にも話せず、ずっと悩んできたのだそうです。

そこで、Tさんは思い切って、私がいる相談室を訪れます。

「先生、私は意気地なしなんだ」

Tさんの口から、そんな言葉が聞かれます。

鈴木「じゃあ、ここ(相談室)に来るのも・・・」

Tさん「そう、すごく迷ったけど・・」

鈴木「勇気を振り絞って来た<うなづく>」

Tさん「自分が変わりたいと思って、それで先生に相談しようと思った」

鈴木「自分を変えたいと思った」

Tさん「手を挙げたり、他の子に話しかけられるようになりたいんだ」

鈴木「自分から動こうと<うなづく>」

Tさんとは、相談室で、そんなやり取りを重ねていきました。

私はTさんは、自分の覚悟を固めるために、この相談室に来ていると感じました。

そんな思いがTさんの言葉の端々に感じられたからです。

小学3年生、小柄なTさん。

そんなTさんが、健気にも、大人顔負けの自己変革に取り組もうとしている。

私は、彼女のそんな姿勢にふれ、いつも敬意を表しながらカウンセリングをしました。

そして、カウンセリングの回を重ねるたびに、彼女はたくましくなっていきました。

やがてTさんは、授業中に初めて、自分から手を挙げます。

一瞬、教室の空気に緊張が走ります。

今までにない光景に際して、クラスメイトも先生も、内心驚いたのでしょう。

Tさん、実はこんな風に空気が変わることも避けたかったと話していました。

自分が何か余波を起こすことを怖れたのです。

しかし、Tさんの中で、余波への懸念より、自分を変えたいという思いが、やがて上回ります。

私は当初、休み時間にクラスの子に話しかける方が先だと思っていました。

その方がハードルが低いですしね。

でも、彼女はあえて、ハードルの高い方を先に選択しました。

勝負に出たわけです。

最も緊張の高い場面で手を挙げ、発言できた。

周囲も暖かくそれを見守ったこと、それがTさん本人にも感じられたこと。

いろいろな要素が奏功し、Tさんはその場面を境に、ガラッと変わりました。

人が変わる時、それは一瞬でおきる。

しかし、その一瞬を迎えるまでには、Tさんも果てしない葛藤をしてきました。

頭の中でグルグルと考え、悩み続けました。

そして最後には行動を起こしたのです。

その結果、行動できたという経験と、周囲が受け容れてくれたという実感。

これが、Tさんには計り知れない自信となり、Tさん自身も、そんな自分を全て受け容れることができました。

最後のカウンセリングでTさんは、その時の経験を、こう振り返ります。

Tさん「手を挙げられたときは、呆気なかった」

鈴木「もっと早くやってればって思った?」

Tさん「そう思った(笑)でも、悩んだのも無駄じゃなかったと思う」

鈴木「いろいろ学ぶこともあったのかな?」

Tさん「うん、悩んでいる人の気持ちも経験できたし、悩んだから、嬉しい気持ちも大きかったような気がする」

鈴木「悩んだことは無駄じゃなかった。意味があった気がする。」

Tさん「そう思った。先生、ほんとにありがとう」

数多の小学生と対話を続けてきて、私は、小学生の葛藤も、大人と全く変わらないと感じました。

葛藤の中で考えること、迷うこと、重圧感、自分自身に対する思いなど、同じなんですね。

語られる言葉や表現も、大人とあまり変わりません。

行動すると、経験が得られる。

経験から学ぶことは、自分を変えてくれる。

行動こそが、道を切り拓いてくれる。

そのことを、小学校3年生の女の子が、改めて私に教えてくれたエピソードでした。 


「自分を変える」は最強の老後対策? 

昔にくらべ、平均寿命も長くなりました。

こんな表現がありますよね。

太く短く生きるか?細く長く生きるか?

もちろん、人生どうなるかわかりません。

事故や病気など、いつ何が起こるかはわからない。

でも、基本的には平均寿命を元に考えると、昔より人生は長くなりました。

これから医療はさらに進歩し、総じて生活環境(健康度)も向上していくでしょう。

平均寿命もさらに延びると予測する学者や研究者もいます。

そうなってくると、老後と一括りに言っていた期間が10年や15年ではなくなってきます。

20年、いや30年?

100歳を越える方も、ドンドン増えているんです。

私たちの老後は長期化していきます。

その長い年月「どう生きるか」を私たちは本当に考えなければなりません。

もうすでに、私たちが老後と呼んでいた期間は、人生の「ついで」でも「余生」というわずかなひと時でもなくなります。

長くなったその期間、しっかりと生き、しっかりと学ぶ。

そういう新鮮で充実した毎日にしていかなければならなくなりそうです。

結婚生活一つとってもそうです。

恋愛をする、婚活をする。

そこには、たくさんの学びを経験できます。

喜んだり傷ついたりはつきもの。

そして結婚する。

でもそれは、ゴールではありません。

これは新たなスタートを切ったにすぎません。

結婚生活も、さきの老後の捉え方で見てみましょう。

いやあ・・長くなりますよね。

それこそ金婚式(結婚50年)を終えても、まだ10年とか20年の時代がくるかもしれません。

かつてピーター・F・ドラッカーは、組織の寿命より人間の寿命は長くなったと指摘。

一人の人間が生涯、一つの仕事で終わらない時代が来る。

同じ仕事を40年も50年もやったら飽きる。

だから、第二の人生(セカンドキャリア)の時代が来る。

ドラッカーさんは、そう予言しました。

そしてその予言は数十年経った今、現実のものとなりつつあります。

これは、結婚生活にも当てはまります。

結婚生活の年月そのものも、これから長期化していきます。

すると、変な話ですが「飽き」が出てくる(笑)

真面目な話、だからお互いの生活に工夫がいる。

マンネリにならない工夫ですね。

お互いの関係性が錆びついていかない工夫。

一番マンネリにならない秘訣って、何だかわかりますか?

仕事を変えるとか、趣味を増やすとか、そういうことでもいいのですが・・・・・

答えは「互いが人間的に成長していくこと」です。

年齢とともに、人としての厚みを増していく。

互いに年輪を刻んでいくというわけです。

そうすると、お互いに30代の頃と、40代の頃とは違ってくる。

40代より50代の方が、人間的に幅が出てくる。

そうすると、互いの関係性も豊かなものになっていく。

関係性そのものが、常にブラッシュアップされていくんです。

これが一番、マンネリを防ぐ秘密ですね。

結婚前も同じ。

恋愛時代も、婚活時代も同じ。

自分の人間性をブラッシュアップする。

これは、キャリアアップにもいえることですね。

キャリア研修も、仕事のスキルとか、数値管理の仕方とかばかりやってきました。

そのためかわかりませんが、数字の管理には長けているけど、人間性を欠いた企業人が増えました。

パワハラが増えたのも、そういう背景があると思います。

仕事の質を高めるのに一番必要な事。

それはやっぱり人間教育だと思います。

人というリソースこそ、最大の資産です。

話を実生活に戻します。

老後という時間は、今後、確実に伸びていきます。

それに伴い、結婚生活も同様です。

これからは、40代・50代の結婚も増えるし、高齢者同士の結婚も増えるかもしれません。

そこで問われることというか、カギになること。

それも、人間性のブラッシュアップだと思います。

別に立派な人間になるということじゃありません。

尊敬されるような人間になるということでもない。

それでは、私は完全なる落第生です(笑)

そうではないんです。

今よりも、少しでもマシな人間になろう。

一つでも人が喜ぶことをやろう。

そんなことでいいんですね。

そういう積み重ねでいいんです。

これがあらゆるマンネリ防止の最善策です。

人生はこれから、ホントに長くなると思います。

自分自身を人間としてブラッシュアップさせていく。

実は、そういう生き方は、本当に楽しいものです。

日々が新鮮で、見るもの一つ一つ、体験すること一つ一つに好奇心を抱けます。

日々、少しずつ驚きと喜びが感じられる生き方。

それは、刺激的なことをお金を使ってするのではなく、自分自身をブラッシュアップさせる「意識」が、そう感じさせてくれるんです。

長い人生であっても、日々ブラッシュアップと思えば、喜びと感動が長きにわたるということになりますね。 


自分を変えるにはどうしたらいいか 

究極の選択・・・というわけじゃないですが・・

ここ最近のカウンセリングでは「人生の岐路」についてのご相談が目立ちます。

会社を辞めて、転職しようか、どうしようか?

仕事を取るか、家族を取るか、どうすればいい?

あきらめようか、もう一度、挑戦しようか・・・・

そんなご相談のクライエントの方が、続けて来談されています。

カウンセリングというのは、時々こうしたことが起こります。

同じようなテーマのご相談や、共通する問題のご相談が立て続けにやってくるのです。

自分の今後の人生を考えたとき。

今、直面している問題解決を考えた時。

いったい、これからどういう選択をしていけばいいのか?

仕事はどうするのか?

誰かとの関係は、どうしていくのか?

自分は何を大切にしていけばいいのか?

これからどうやって生きていけばいいのか?

そういうご相談が目立ちます。

そんなとき、私はいつも思います。

「何かを得るためには、何かを手放さなければならない」

一挙両得でいけちゃう。

そういう場合もあります。

しかし、多くはそうではありません。

何かを得るには、何かを手放す。

そう「腹をくくる」必要があります。

転職という形で新天地を求めるなら、

今の安住した環境を手放すとか、転職先が失敗だったというリスクも覚悟する。

仕事をどれだけ取るかによっては、家族との安息の日々を、その分だけ手放す。

逆に、家族との時間を優先するなら、その分、ある程度の仕事(評価・収入)を手放す。

もう一度挑戦するなら、上手くいかなきゃ嫌だという執着を手放す。

失敗したらどうしようという不安、怠けたいという欲求などを、手放す。

あるところで、腹をくくる。

人生、それが必要なときがありますね。

あれもこれも手に入れたい。

あれもこれも手放ししたくない。

そうなると、却って行き詰まることがあります。

どちらも得たいし、どちらも手放せない。

残念ながらそれは、ある意味「執着」といえます。

実はこの「執着」。

手放すと、行き詰まりが解消していきます。

手放せないと辛いけど、手放すと想像以上に楽になる。

意外にそういうものです。

手放すときには、「価値観の転換」とか、「思い切り」「勇気」も必要です。

「エイ!もう、手放してしまえ!!」

真面目な話、その位の思い切りが必要です。

でも、思い切れた方が、実は、後々楽になれるという法則があります。

自分が今までしがみついていたもの。

それを手放すのは、やっぱり、相当勇気が要ります。

清水の舞台から飛び降りるくらいにです。

奈落の底に落ちるんじゃないか・・・・・

そう思うと、握っている綱から、手を放すことなどできません。

でも、その綱から手を放すくらい、思い切った意識や行動の変化を選ぶ。

そういうことが道を拓いてくれたりします。

手放してみて、自分が執着していたものの本当の意味や価値が見えてきます。

執着していた時にはわからなかったことに気がついたり、目を開かされたりします。

以前、エンカウンターグループというグループセッションで、そんな場面がありました。

過去に辛い経験をしたSさん(30代女性)。

セッションが始まると、震えながら涙が流れ、顔からハンカチが離せなくなってしまいました。

過去の怖い体験が、フラッシュバックしていたそうです。

しかし、彼女はその場に居続け、自分の恐怖心と闘い、ついに口を開きます。

その時の様子を振り返ったSさんは、まさに清水の舞台から飛び降りる心境だったと言います。

ところが、ひとこと口を開き、自身のことを語り始めた瞬間でした。

Sさんの顔つきや様子が、、一変したのです。

私の話を、そして私自身のことをあそこまで暖かく受け入れてくれる人がいるんだ。

世の中にはこれほど心ある人たちもいるんだ。

自分に心ないことをしてきた人たちは、その心が貧しいだけであって、私が悪かったんじゃないんだ。

Sさんが気づいたこと、目を開かされたことは、実に深いものがあったそうです。

本人も、あの時から人生が変わったと振り返ります。

Sさんのケースほどではなくても、私たちは時に、こうした思い切りが必要になります。

特に苦手なこと、避けてきたことをする必要がある時。

なかなか、行動を起こす勇気が持てません。

しかし、ここで思いきれるかどうかが、時には「明暗」を大きく分けることになります。

カウンセリングでも、そこを思いきれずに、途中で通うことをやめてしまった人もいます。

ですが、そういう人は、必ず同じ壁にぶつかります。

それで再びカウンセリングを再開する人もいるほどです。

また、カウンセリングの継続に挫折したとしても、その人の学びは終わることがありません。

その学びを得る経験をしない限りは、苦しみや困難が続くことになるからです。

思い切って飛び込むとか、何かを変える。

そう、腹をくくって「手放す」というのも同じ。

どこかで思い切る、勝負に出るということで、道が拓けていくことは、少なくないんですね。

カウンセリングは、その準備のようなものです。

今まで避けてきたこと、手放せなかったもの。

それらに正面からぶつかったり、潔く手放すための準備期間みたいなものですね。

避けて通れない壁を避けていると、やっぱり何度でもその壁は、立ちはだかります。

むしろ、思い切ってぶつかってしまった方が、却ってその後が楽ですし、見通しが明るくなります。

そんな場面を一緒に迎えるのがカウンセリングという場。

私は、そのお手伝いをさせて頂いているわけです。 


自分を変える習慣とは 

「今の自分を変えたいです」

カウンセリングに訪れたり、セミナーに来てくださる方。

その思いはまさにこの「今の自分を変えたい」です。

皆さん、お金を払ってわざわざ足を運ばれるわけです。

その思いは、強いものがあります。

ですから私も、自分を変える「きっかけ」を全力で提供しようと努めます。

そう、残念ながら、私が与えられるのは「きっかけ」だけ。

自分を変えられるのは、やっぱり「自分」なんですね。

ですから、今日はその「きっかけ」になることを書いていきます。

自分を変えるために必要なことは、何か?

変えるために必要なのは、次の2つです。

1)大きなインパクト

2)繰り返し(継続)

この2つが必要になります。

説明しますね。

人が変わるという現象を引き起こすのは、先ず、大きなインパクトが必要です。

衝撃的な出来事、こころを揺さぶるような経験ですね。

トラウマやこころの傷につながる経験もそうです。

身の危険を感じるほどの恐怖体験、自尊心を脅かすような経験。

そうした「インパクト」が心に深く刻み込まれてしまい、それがトラウマとなっていきます。

学校や職場で受けた心ない一言。

たった一言でも、私たちは心の底から傷つくことがあります。

それは、あまりにも心ない一言、その心なさの大きさもあります。

また、他の人にしてみたら大したことではなくても、自分にとってはキツかった・・という場合もあります。

もう一つは「繰り返し(継続)」です。

何度も傷つくような体験をしたり、長期間傷つくような環境に置かれる。

そうすると、私たちはやはり、こころに深い傷を負うことになっていきます。

家庭で否定的な態度を取られ続けた。

長期間、学校で辛い状況に置かれた。

それで私たちはやっぱり深く傷ついていきます。

こうしたトラウマをどう克服できるのか?

こころの傷から、いかに立ち直れるのか?

ここに、「自分を変える」ためのカギがあります。

では、そのカギとは何か?

大切なのは、つぎの2つです。

1)大きなインパクト

2)繰り返し(継続)

そう、同じなんです。

マイナスの出来事や経験を、大きなインパクトと、繰り返し(長期間)によって、記憶に刻まれてしまった。

それならば、プラスの出来事や経験を、大きなインパクトと繰り返し(長期間)によって、こころに刻み直していくことです。

もう一度書きます。

プラスの出来事や経験を、大きなインパクトと繰り返し(長期間)によって、こころに刻み直していく。

では、プラスの大きなインパクトとは何か?

それは「感動(体験)」です。

感動すること、感動によってこころが大きく動くこと。

そういう経験をすることです。

日々、感動できることを、生活の中に織り込んでいきます。

感動できること、例えばどんなことがあるでしょう?

人によって感動ポイントも違います。

例えば

・良い物語にふれる
・自然のすばらしさにふれる
・人と暖かい経験をわかちあう
・一生懸命生きている人に出会う
・自分を心から想う人の言葉にふれる

いろいろあります。

自分の心がゆり動かされるような経験。

それが、こころの傷を癒し、克服する力を与えてくれます。

もう一つ、「繰り返し(継続)」ですね。

自分を変えることにつながると思うこと。

それを、どんな小さなことでも、繰り返し行います。

・身近な人に優しくする。

・自分が口にする言葉を「愛のある言葉」にする。

・目の前のことに、神経を集中させる。

・これまで以上に、今の自分の状況に深い感謝の念をもつ。

・気がついたら深呼吸をする。

ここで、こんな風に思ってしまう人がいるかもしれません。

「そんなことしたからって、どうなるの?」

「そんなことで、本当に自分を変えられるの?」

早く結果が欲しくなると、どうしてもそう思ってしまいます。

しかし、結果って、すぐに出ないものです。

ここを理解できるかが、実はとても重要なんです。

「結果は早く出ないもの」

だから繰り返し繰り返し、同じことをやります。

ちょっとしたことを、ずっと続けていきます。

なぜなら、そうしないと「結果」って出ないようになっているんです。

いっそ、結果は横において、「何事も経験」って捉えた方が、続けられます。

これは私もよく、意識する捉え方です。

繰り返し(継続)で、そこまで深い傷が刻み込まれた。

先ほどそう書きました。

ならば、繰り返し(継続)で、改めてプラスの要素を深く刻みこめるんです。

繰り返し(継続)には、それほど絶大な力があります。

ですので、ぜひ、自分にプラスになることを繰り返してインプットして頂きたいと思います。

なぜなら、繰り返し(継続)の影響力は絶大だからです。

今の自分を変える。

私たちは、このために人生を生きていると思います。

自分が変化、成長していくこと。

人生にとって、これほど大きな喜びと幸せはないんではないでしょうか? 


自分を変える方法 

人って、変わることが出来るんでしょうか?

それとも、変わることは出来ないんでしょうか?

あなたはどちらだと思いますか?

正解をいうと、「ある条件が整うならば」人は変われます。

逆にいうと、その条件が整わなければ、残念ながら変われません。

では、その条件、いったい何だと思いますか?

Tさん(女性35歳)は、職場の人間関係に悩んでいました。

どうしても人に心を開くことができず、
相手との関係を深められないというのです。

そのために、職場でしっかりコミュニケーションが取れず、仕事でもミスにつながることもしばしば。

それで、転職を繰り返してきたというのです。

何度かカウンセリングに通ううちに、Tさんはある話をしようと決意します。

それは、中学時代のいじめをうけた経験の話でした。

無視をされ、モノを隠され、そんな状態が2年続いたそうです。

学校には頑張って登校したそうです。

しかし、その頑張りは、結果的に裏目に出ます。

無理をして登校した結果、Tさんの心は傷だらけになります。

いじめを受けると、私たちの心はボロボロになります。

自尊心というものが破壊されてしまうのです。

それ以来、Tさんは自分はダメな人間だと思うようになりました。

いじめの恐ろしいところは、自分は悪くないのに、自分がダメな人間だからいじめを受けるのだと思わされてしまうところです。

Tさんも、それ以来ずっと、自分はダメな人間だと思ってきました。

自己否定感がぬぐえず、自分に自信がもてない。

だから、そういう自分を知られたくないと、人とのコミュニケーションが消極的に。

それが、Tさんが人に心を開けない原因でした。

そこまで話して、Tさんは泣きました。

大きな声で、ずっとずっと泣き続けました。

私にはそれが、Tさんの何十年分の苦しみと悲しみの姿に思えました。

どのくらいの時間が経ったでしょうか。

Tさんは泣き切ったあと、しばらくうつむいたままになります。

時はさらに静かに流れていきました。

次のカウンセリングの冒頭で、Tさんはこう言いました。

「前回、今までないというくらい、泣きました。

でも、全てを話し、思い切り泣いたあと、不思議と心が軽くなっていました。

なにか、自分の悲しみの全てに、苦しみの全てに、ずっと寄り添ってもらったような感じがしました」

先日の講演会でもお話ししたことです。

人は、自分の悲しみ、苦しみをわかち合ってもらえたと実感できたとき、心が動き、冷静になり、困難を克服する行動を起こすと・・・・

泣き続けるTさんを前に、私は黙ってそばにいました。

何もせず、ただただそこに座っていました。

大切なのは、何をするかではありません。

それをどんな気持ちでするのかです。

ただ座って何もしなかったとはいえ、私はTさんの悲しみ、苦しみを、一緒にわかち合おうとしました。

だから私も苦しくて、悲しくて、やりきれない思いでいました。

でも、この気持ちを深くわかち合いたいと思って、私はTさんの前に黙ってずっと座っていたのです。

講演会で、これも質問がありました。

鈴木さんは、辛い話をずっと聞いていて、辛くなることはないのですか?

その悲しみ、苦しみにふれることは、やはり一人の人間としては辛いことです。

しかし、辛くて聞けなくなるということはありません。

なぜなら、その悲しみ苦しみも、その人そのものだからです。

その悲しみ、苦しみ、怒り、寂しさにこそ、今のその人が感じられます。

本当のその人にふれられる貴重な瞬間でもあります。

その本当の気持ちをわかち合うことは、私にとっては、とても尊い時間なんです。

最近、新たにわかったことがあります。

私がなぜ、クライエントの悲しみや苦しみをまっすぐ受け止めようとできるのか。

それは、その悲しみと苦しみの「意味」が見えてきたからです。

私たちの悲しみや苦しみは、人として成長するための試練です。

それを、頭の理屈だけではなく、骨身にしみて経験してきました。

だから、悲しみや苦しみを「充分経験した人」は、立ち上がって前に進むことができるとわかったんです。

Tさんに対しても同様でした。

この悲しみ、苦しみは、必ずTさんを前に歩かせてくれる。

Tさんは必ず立ち直ることができる。

私はカウンセリングの際に、そう確信して向き合います。

そして冒頭の質問の答え。

ある条件が整えば、人は変われると書きましたよね。

その条件とは

「本気で自分を変えたいという強い思い」

です。

いじめの経験なんて、やっぱり話したくはないです。

思い出したくもないんです。

無理に思い出したら、具合が悪くなることもあります。

しかし、Tさんは、いじめの経験を打ち明けるという選択をしました。

どんなにか勇気が要ったことでしょう。

どれほどの決断が必要だったことでしょう。

でも、この苦しい、そして大変な決断をさせたもの。

それは、Tさんの「自分を変えたい」という強い思い。

本気で取り組むのだという覚悟のなせるわざでした。

Tさんはその後、顔つきや言動が徐々に変わっていきました。

口にする言葉は前向きになり、職場での態度も変わり、仕事もミスが減り、周囲との関係も良くなっていきました。

最後のカウンセリングのとき、Tさんはこう言いました。

「ほんとうに辛かったですし、ほんとうに苦しかった。途中でカウンセリングに行くのが嫌になったときもあった。

でも、今は、あの苦しいことがあったから、ここまで来ることができたと思えます。

苦しかったことに感謝するなんて、想像もしなかったことだけど・・・」

私はこうした言葉を何度も聞いてきていました。

人が変わるとき、悲しみや苦しみを乗り越えたとき、同じような証言を何度も聞かせて頂いてきたのです。

「ありがとうございました。」

涙を浮かべておじぎしたTさんの背中を見送りながら、私は人間の可能性の素晴らしさと寄り添うことの大切さを、静かにかみしめていました。 


自分を変えることはできる  

「こんな自分は、変われるでしょうか?」

カウンセリングの中で、こうした言葉を聞くことがあります。

だいたい、初回のカウンセリング時ですね。

自分を変えたいと思って来られるわけですが、それでも「変われるかな・・」と不安になるようです。

それまでのご苦労を思うと、無理もない話なんです。

自分を変えることは出来るのか?

そもそも、人は変われるのだろうか?

そういう根本的な疑問があるかもしれません。

人によっては「そう簡単には変わらない」と言う人もいます。

しかし、これも「絶対に変わらない」とか「不可能」と言ってはいませんね。

簡単ではないが変われると捉えたい言葉です。

実際、私のような仕事(カウンセリング)をしていると、目の前で変わっていった人を何人も見ることになります。

ですから「変われるの?」という問いには、自信をもって「変われます」と答えることができます。

・・・しかし・・・・

無条件で「変われる」とは、正直、答えることができません。

ある程度条件が整わないと、人は変われません。

では、その条件とはなんでしょう?

それは直面している問題の深刻さや困難さよりも、その人(例えばクライエント)の姿勢が大きいです。

変わりたいと「本気で思えるかどうか」というところですね。

この「本気さ」が出てくれば、人は変わることができます。

ここで私は「出てくれば」と書きました。

そう、最初から本気になれる人は、むしろ少ないんです。

変わりたいという思いはあっても、初めのうち、それは弱いものです。

あなたも「そりゃあ、本気になれたら苦労しない・・」と思ったでしょ(笑)

変わりたいと思ってはいても、今までの失敗経験があります。

あるいは、自己否定感があることによる自信のなさもあります。

カウンセリングに訪れる人も、初めはそうした不安や迷いとの葛藤があります。

いきなり本気になれたり、覚悟できるものではないんですね。

カウンセリングに来るというのは、ある程度の決断が必要です。

お金を払って、時間も割いて通ってみようというわけですからね。

それなりの覚悟はどうしても要ることになります。

そんな意識をもっている人でさえも、初めは不安なんです。

ですから、カウンセリングでは、その不安を和らげ、本気になる体制作りをサポートしていきます。

では、人はどうしたら本気になれるのでしょうか?

カウンセリングでは、様々な話をまずはお聞きします。

自分が置かれている状況、苦悩、葛藤、やりきれない気持ち。

問題がいかに深刻で、状況がいかに困難か。

そうしたこと、一つ一つを話のままにお聞きします。

もちろん、こちらはただ聞いているだけではありません。

クライエントの方が話していくうちに自分の問題が整理されていくような聞き方をしていきます。

そうした機会を定期的に持ち、通って頂くわけですが、クライエントの方には徐々に変化が出てきます。

カウンセリングに通いながら日常生活を送るため、自分が日常で経験することがきちんと整理されていきます。

それまで感情的になっていたこと、気持ちが滅入ったり腹が立ったりしていたこと。

そうしたことも、落ち着いて受け止められ、対処できるようになっていきます。

その過程で、クライエントの方は、いろいろなことに気がついていきます。

「あ!そうなんだ」「自分はこうだったんだ」「状況はこういう事だったんだ」

カウンセリングを受けるまでにはどうしても気づけなかったことです。

そんな風に一つ、また一つと、気づきが生まれていくんです。

実は、こうした気づきが増えるほど、人は本気になっていけるんです。

例えば、自分の言動が人にどういう影響を与えていたか。

自分がどれだけ狭い視野でしか状況を見ていなかったか。

自分の感情がどんなふうに起こって、それがどう影響していたか。

今までと違う態度でいることで、周囲の反応がどれほど変わっていくのか。

こうしたことを一つ一つ経験し、気づいていくうちに、「変われるかもしれない」「変わってきている」と感じられるようになります。

こうした経験を重ねていくうちに、自然に人は本気になれていきます。

そうした気づきや小さな変化によって、「変われるかもしれない」「変わってきている」と感じるからです。

気づきを重ねていくことで、自ずと覚悟が定まっていくんですね。

ですから、自分で無理に「本気にならなきゃ」と思う必要がないんです。

「本気になるぞ!」と思ってなれるものでもないんですね。

物事に目が開かされていくことで、人は自然と本気になっていくんです。

「そういうことだったのか」とつくづく気づかされる。

「気づけてよかったなあ・・」としみじみ思う。

この経験は私たちの「心を動かす経験」です。

私たちは「心が動く」ことで本気になり、「心が動く」ことで人は変わり始めます。

そういうプロセスを私などは日々、目撃し、一緒に経験してきました。

だから自信をもって「人は変われます」と言い切れるんです。

ある意味「人は、そういう成長をするために生まれてきた」とも、思っています。

もちろん、私は魔法使いではないので、
全く変わる気のない人に変わって頂くことなどできません。

あくまでも本人が変わりたいという意識が高まったとき、その過程を私が一緒に歩かせて頂くことで、変わるということが起きます。

勉強会やセミナーなどでも同様です。

そうした学びの場で得た気づきによって、人は変わっていくんです。

私自身、これからも、そうした場を提供していきたいと思っています。


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この記事の投稿者:鈴木雅幸(心理カウンセラー・講師)のプロフィール   

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