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不安な時の対処法




こんにちは、鈴木です。

あなたは今、何か不安なことがありますか?

私たちが不安になるときは大抵
漠然とした不安に襲われているときです。

何が不安なのか?

どう不安なのか?

なぜ不安なのか?

そして、どれほど不安なのか?

不安になったとき、こうしたことを
私たちはきちんと考えられてはいません。

考えられず、ただ漠然と「不安だ・・」と感じています。

そして募る不安に心がワサワサして苦しくなっていきます。

そこで、多くの人が次のような間違いを犯します。

「不安に思わないようにしよう」

そう、多くの人が自分の中にある不安を
一生懸命打ち消そうとするんです。

でも、結果は・・・・逆効果。

余計に不安に追いかけられることになってしまうんです。

そんな経験はないでしょうか?

では、漠然とした不安に悩まされたとき、
私たちはどうすれば良いのでしょうか?

答えは「不安をまっすぐ見る」です。

不安を分析することで、不安から解放されるんです。

それこそ、どんな不安か?

どういう不安か?

なぜ不安なのか?

どれほど不安なのか?

こうしたことを一つ一つじっくりと見ていきます。

不安というのは不思議なもので、
不安の正体をはっきりさせると解消されます。

逆に避ければ避けるほど、
不安は大きくなり、しつこく追いかけてきます。

カウンセリングでも「不安です」という相談の場合、
その不安を二人でしっかりと見ていきます。

例えば、人から自分がどう見られるかが不安というケース。

この相談は実に多いのですが、この場合も
「人から自分がどう見られるか?」をしっかりと分析します。

つまり「どう見られるか不安になる」から、
「実際にどう見られているか」を観察&分析します。

やってみるとわかるんですが、
実態が見えてくると、不安はかなり解消されます。

自分が思ったほど否定的に見られていなかったとか。

自分のこういうところが原因で否定的に見られていたとか・・・

そういうことがわかってくると、
私たちは意外に冷静になれるんですね。

冷静になれれば、どうすればいいかも
落ち着いて考えられるようになります。

何をすべきか、すべきでないか?

そういうことがわかってくると、
気持が落ち着いてくるものなんです。

不安になってきたときは、不安をまっすぐ見る。

不安な時こそ、不安を分析していく。

これが不安を解消・克服する最も効果的な方法です。

不安を解消したいというご相談、本当に多いんです。

もし、一人で取り組むのが難しい場合はご相談ください。

【関連記事】
不安を解消するには
自分に自信がない
気分が落ち込む人へ

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以上

共感的理解とは~感情移入との違い




こんにちは、鈴木です。

以前ブログにも書きましたが、
私はけっこう涙もろい人間です。

ドラマを観ていても、割りとすぐに泣きます(^^;

こう書くと「意外だ」とか「ビックリ」と言われそうです。

私は普段、けっこう冷静で
落ち着いているように見えるらしいです。

でも、実際は悩むこともあれば、
惑うことも、不安を覚えることもあります。

では、カウンセリングではどうか?
ここからが今日の本題です。

カウンセリングでクライエントのお話をお聞きしていると、
心を揺り動かされ、涙腺が緩みそうになることがあります。

「グッ」とこみ上げてきそうになったり、
胸が熱くなったり、引き裂かれそうになったり・・・・

しかし、ドラマを観ている時とは違い、
泣くことはありません。

涙が出る1~2歩手前までで留まります。

感情移入と共感的理解の違いが、ここにあります。

どういうことかを説明するために、
「共感的理解」について考えてみます。

共感的理解を実践するためには、
泣く1~2歩手前まで感情が動くことが大切です。

ここまで感情を動かすためには、
余計な思考やはからいは無用です。

不要な思考が働かない状態にし、
ただただクライエントの経験の世界に没入します。

しかし、泣いてしまってはなりません。

泣きそうになる位、相手の感情を感じながら
一方では、現実検討できる自分も置いておきます。

相手の感情や経験の世界に深く没頭し、
心揺り動かされる自分と、
現実問題を客観的に捉える冷静な自分。

この両者が常に同居した状態を保ち続ける。
これが共感的理解実践の秘訣です。

これらは感覚的なものなので、こうして文章にすると
やや機械的に伝わってしまうかもしれません。

私の師匠はよく

「もっと、心で聴けるようになれ」
「もっと心を動かさなきゃダメだ」

と、よく言っていました。

涙が出そうになるくらい心が動く。

でも、クライエントの人生をしっかりと見据えようとする
もう一人の落ち着いた自分が必要だということです。

そして、自分が共感的理解ができているかどうかはをチェックするには、
最終的には実際の面接をチェックするのが一番です。

録音し、逐語に起こし、
一言半句の解析を「適切に」行うことです。

この繰り返しがやがて、
共感的理解を感覚的にマスターする
いわば最強の方法です。

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結果がすぐ出ないのは当たり前?




こんにちは、鈴木です。

「結果がすぐ出ないのは当たり前?」

泳げない自分が泳げるようになりたい。

そのためには、練習をしますよね。

それも、かなりまとまった量の練習をしないとならない。

本人の気持ちとしては、すぐにでも泳げるようになりたい。

1週間後には、いえ、1か月後には・・・

でも、実際はその何倍もかかるのが普通。

幼いころ、自転車についていた補助輪をはずす。

きっとこの時も「すぐに乗れるようになりたい」
と思ったはずです。

だから、なかなかうまく乗れないことに、
苛立ったり、悔しくなったりしたのでしょう。

スポーツで上手くなる。

これも一緒。

「上達する」ためには、それなりの練習と時間が必要です。

物事「上手くなる」「出来るようになる」には、
かなりまとまった時間が必要です。

特に、はじめのうちは
いくら努力しても結果が出ない。

あきらめずに練習や試行錯誤を続けても、
一向に上手くならず、結果も出ない。

こんなことが続くと私たちはやがて、
気持ちが萎えていきます。

やる気が失われ、後ろ向きな気持ちになりがち。

結局、その努力や試行錯誤を・・・やめてしまいます。

つまり、続かなくなる、続けられなくなる。

「成長曲線」という言葉、聞いたことあるでしょうか?

何かが出来るようになるまでに、
特に最初の方は結果が出ないというもの。

例えば、成果が出たり、上達するには、
1000時間かかるとしましょう。

この1000時間のうち、900時間までは、
何の変化もなく、手ごたえも得られない。

しかし、900時間を過ぎたあたりあら、
急激に変化・手応えが現れる。

・・・という法則です。

そしてこの法則は、いろいろな事に当てはまります。

仕事でもスポーツでも同じです。

努力や練習を始めても、はじめのうちは、
ずっとずっと成果も手応えもない。

ふつうはそれで、努力や練習をやめたくなります。

それでも努力や練習を続けます。

やはり、なかなか成果や手応えがないまま。

でも、それでも更に、努力や練習を続けます。

するとやがて、ある時から「急激に」
成果や手応え、つまり結果が出てきます。

しかし、努力する人間にしてみれば、
やっぱりすぐに「結果」が欲しくなります。

すぐ補助なしに乗りたいし、泳げるようになりたいし、
「努力してるんだから」早く上達したい。

この「結果がすぐほしい」という気持ちと
実際のタイムラグに耐えられなくなり、
結局、努力が続きません。

あなたもきっと、こんな経験があったはず。

実はこれ、カウンセリングにも当てはまります。

初めのうちは目立った変化や改善が見られません。

時々、ちょっとした工夫などで
すぐに改善がみられる要素もあります。

しかし「本質的」とか「根本的」なところでは、
その変化や改善はすぐには見られないことがほとんど。

そうしたタイムラグに耐えられず、
あきらめてカウンセリングを止めてしまう人もいます。

でも、粘り強く取り組み続けることで、
ある時から急激な変化・改善が見られます。

だから、こう考えて(捉え直して)みませんか?

「はじめは結果が出ないもの」

「すぐには、何も変わらないもの」

取り組むテーマによっても違いますが、
補助輪の自転車はともかく、かなりの時間が必要です。

練習や試行錯誤の努力を始めても、
最初の3か月や半年は変化が出ません。

テーマによっては結果が出るまでに
1年や2年必要なものもあります。

会話がしっかりできるようになりたい。

自分にもっと自信をもてるようになりたい。

ならば、そうなるために必要な練習や試行錯誤、
そういう努力をするしかありません。

そして、その努力の成果が実感できるのは、
やっぱり3か月後、半年後、
場合によっては年単位です。

急に短時間で変わったということも起こります。

この場合は、それまでの積み上げがあったか、
気分がたまたま高揚しただけか、思い込みの偶然によるか。

このいずれかです。

気分の高揚や思い込みの場合、
すぐにまた出来なくなったり、自信を失います。

それまでの積み上げがあった場合は、
簡単には後退ぜずに、それが実力として定着します。

取り組むのなら、この「実力の定着」を目指したいところです。

重要なので、もう一度。

努力を続けても、しばらくは結果は出ません。

3か月・半年・年単位なんて当たり前。

それでも「続ける」ことでしか先に進めないんです。

逆にいうと、黙々と、いえ、淡々と続けること。

これが最強の方法だってことになります。

積み上げて得たものは、あなたの「実力」になります。

どうせなら結果を「実力」として、
ずっと定着させたいですよね。

そのためには、その努力の方向性が正しいことも条件。

信頼できる指導者にサポートをもらいながら、
自分がすべき努力を「ひたすら」続けていく。

シンプルですけど、実力をつける。

つまり「自分を変える」にはこれが最強です。

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あきらめない生き方とは?
前向きになる方法
自己変革

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カウンセリングマインドの事例




こんにちは、鈴木です。

私はかつて5年間、都内の公立小学校3校にて、
スクールカウンセラーをしていました。

師匠である吉田の研究所が、
区の教育委員会から委託をうけた事業でした。

吉田の研究所では、毎月1回、
そのケースカンファレンス(事例検討)が実施されました。

不登校、いじめ、学級崩壊、家庭の問題など、
実に様々な事例が次から次へと提出されました。

私もこのカンファレンズ以外の授業も含め、
自分の学校のケースをずいぶんと吉田に観てもらいました。

ある月のケースカンファレンスでの一幕。

とても印象的な場面があったので、
今日はそのエピソードをお伝えしたいと思います。

あるスクールカウンセラーが、ケースを提出しました。

問題を抱えた児童に、カウンセラーは手を焼いていました。

学校内でも、家庭でも落ち着きがなく、
いろいろな問題を起こす男児B君のケースでした。

そして相談室でも、その落ち着きなさは持ち込まれ、
カウンセラーの対応に困っていたのです。

カンファレンスが進められていったとき、
吉田がカウンセラーの「ブレ」を指摘しました。

「どうしてこんな対応になるんだ!」

厳しい指摘でしたが、非常に鋭い指摘でした。

その時、そのカウンセラーは、こう言ったのです。

「B君との面接では、そんなに否定的な感じは、
自分の中にはないんですけど・・・・」

この一言を、吉田は逃しませんでした。

顔つきが「キッ!」と厳しい顔つきになり、
さらに厳しい口調で、こう問い返したのです。

「なんですか?その
『そんなに否定的な感じではない』というのは?」

ケースカンファレンスに、一瞬で緊張が走りました。

重苦しい沈黙が起こり、しばらくしてまた、
吉田はその厳しい口調のまま、こう言いました。

「私たちは、この子の前では、
『全面的に肯定的になれるか、なれないか』・・なんです!」

吉田が問題視したかったのは、カウンセラーの姿勢の問題。

問題を抱えた子どもに、カウンセラーが必要とするのは、
100%肯定的になれるかどうかだ。

そういう厳しいフィードバックだったのです。

指摘を受けたカウンセラーは、黙っていました。

・・というより、口がきけなくなった感じでした。

しかし、私は同時に、厳しいというより、
常に基本姿勢なんだよな・・と思いました。

そして、そのカウンセラーへの指摘は、
即、我がこととして受け止めなければならないものでした。

私の経験上、吉田の指摘は正しかった。

そして、目の前の子どもは、
この吉田より、もっと厳しく問うてくる。

そう思っていました。

今思えば、この「全面的に肯定的でいる」ということ。

これは、映画の「美女と野獣」ではないですが、
閉ざされたこころの扉を開く唯一の力になるもの。

それは間違いありません。

以前メルマガにも書きましたが、
私の学校の相談室で、資料をぶちまけた4年生の男の子。

学校で知らない先生はいないというくらい
問題を重ねて起こす子でした。

その子が私の相談室の机の上に乗って、
部屋の資料を笑いながらぶちまけたのです。

こういう時、あなただったらどういう態度を取りますか?

こういう時にどうすればいいのか?

そんなことが書いてある心理学書なんて無いんです。

では、どうするのか?

その場で答えを見つけようとするしかありません。

なぜなら、答えは心理学の本ではなく、
その子の中にあるからです。

私もその時、何が正解かなんて、わかりませんでした。

しかし、じっとその子を見ていると、あることに気がつきました。

この子は、こっちを見ながらやっている。

私を気にしながらやっている。

私がどういう反応を見せるか、試しているんです。

そして、その子の瞳の奥に、何かを感じました。

・・・・・必死さ・・・・

そう、この子は必死にやっている。

いや、真剣にやっている。

生きていくために、必死にやっているんだ。

そういうことが見えてきたんです。

その時、そうか、そうだったのか・・
という気持ちになりました。

この子は生きるために、必死に
資料をぶちまけて見せているんだ・・・と。

そうすると、不思議なことが起こりました。

私の方から、そういうこと、一切口にしていないのに、
その子の態度が変わったんです。

資料をぶちまけることをやめ、
私との対話に徐々に応じるようになった。

そのうち、一緒にゲームをしたり、
他愛のない話で笑いあったり・・・・

たまに、家族の話しや教室の話になったり・・・

そうやって、目に見えない信頼関係が
少しずつ築かれていったのだと思います。

その時、私は確かにこの子に対して、
全面的に肯定的な自分であったと思います。

だから、吉田の教えは、やっぱり基本なんだと・・・

吉田は、こうした教えを
ケースカンファレンスでも随所に見せてくれました。

教育相談の世界でも40年以上のキャリアがあり、
吉田の教育観にも、私は大きな影響を受けました。

そう、ロジャーズの言う「肯定的配慮」というのは、
かくも厳しく、本質的なものだと実感したのです。

【募集開始します】

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オウム返しの憂鬱




こんにちは、鈴木です。

「オウム返しの憂鬱」

あるカウンセリングの協会に所属されている数人の方から
カウンセリングの実習の様子を伺う機会がありました。

そこでは、次のような指導を受けるということです。

「相手の言った言葉(特に感情表現)は、繰り返すこと」

例えばロールプレイを行った際に、話し手の話の中で、
キーワードと考えられる言葉が出てきたら、
聞き手は、すかさずその言葉を繰り返す・・・ということらしいです。

私はそれを聞いた時、正直驚きました。

それがカウンセリングの応答だなどと勘違いされたら、
しかもそんな方法を実際の面接でやられたら・・・・・

そこで、養成塾では、次のようにお伝えしています。

「共感的理解は”相手の言葉と違う言葉に変えて応じる”ことで伝わる」

上記はあくまでも”基本形”ということでご理解ください。

相手の言葉を機械的にオウム返しのように繰り返すのではなく、
こちらの言葉、こちらなりの理解が伝わる言葉に変えて応答する。

その応答が話し手(クライエント)に受け容れられた時、
そこで初めて「共感的理解」が成立していくといっていいでしょう。

どういうことか?

わかりやすくするために、具体的に解説します。

「●●のことを日常的に意識してしまうんです」

というクライエントの訴えがあるとして、それに対してカウンセラーに

「●●のことを日常的に意識してしまうんですね」

とやられたら、クライエントはどんな気持ちがするでしょう?

おそらく「本当にわかってくれてるのだろうか?」とか、
「なんか上辺だけ、言葉だけ繰り返された」
といった印象を抱くのではないでしょうか?

「●●のことを日常的に意識してしまうんです」

というこの訴えに対して、カウンセラーが

「●●のことがいつも(ずっとorどうしても)気になってしまう(んですね)」

と応じる方が、より「血の通った対話」になるというものです。

オウム返しではなく自分の言葉に置き換える。

さらに、具体的な例を書きますね。

「お父さんの期待に応えようとしたけど、それがすごく辛くて・・・」

という訴えに、オウム返しではなく

「あなたにとっては、とても荷が重かったわけですね」

という言葉で応じる。

「先日の失敗で、周囲から責められている気がして、職場にいるのが辛くて・・」

という訴えに、

「なにかこう、居たたまれない気持ちになったのですね」

という言葉で応じる。

その結果、こうした応答がクライエントに受け容れられたら、
つまり、クライエントの経験的な感覚にピッタリとくる言葉だったら
クライエントは「その通りです」という反応を示してくれます。

また、言葉を変えて応じられることで、話し手(クライエント)にしても、
一生懸命理解しようとされていると感じられるんです。

もちろん、どんな言葉をここで選択していくかは大事です。

その選び方に、カウンセラーの実力が問われるのは当然のことです。

しかし、ただ機械的に同じ言葉を繰り返すといった対応のみを続ける。

そこから何か自己洞察が深まったり、問題の核心に迫ったりといった
いわゆる「生きた面接の流れ」が生まれるかどうかは、甚だ疑問です。

考えてもみてください。

そもそも、日常会話の中で、相手の言葉をオウム返しし続けるというような、
そんな対応をあなたはしていますか?

おそらくそんな対応をしてしまったら、
相手は「バカにしてる?」とすら思うかもしれません。

日常会話では絶対にしないであろう対応が
どうしてカウンセリングの実習では、まことしやかになされるのか?

カウンセリングの実技訓練では、まずは日常的な「常識」を
しっかりと働かせるところから始めることが必要なようです。

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