完璧主義から「60%主義」へ




こんにちは、鈴木です。

今日は「60%主義のススメ」というお話しです。

これは、努力は60%でいい。

けれども、結果も60%でいいと受け容れる。

そういう「捉え方」のことです。

ものごと、なかなか行動に移せない。

そういう時は、無意識に「100%主義」に
囚われていることがあります。

100%頑張らなきゃとか、100%上手くいかなきゃとか・・・・

そう意識してしまうと、肩に力が入ります。

余計な力み、気負いは、焦りを生みます。

焦りだすと、失敗が怖くなります。

失敗が怖くなると、なかなか行動できなくなります。

失敗を恐れながらやっても、上手くいきません。

この原因が、実は「100%主義」であることがあります。

完璧を求めていないつもりでも、
気がつくと、いつの間にか完璧を求めている。

よくあるのが、人間関係での場面。

誰からも嫌われたくない・・というのも、
実はこれ、100%主義の典型です。

誰からも嫌われたくないと意識すると、
更に、誰からも好かれたい・・になります。

誰からも好かれたいという意識は、
いつの間にか

「誰からも好かれなければいけない」になります。

人間関係で、これほどのプレッシャーって無いんです。

こんなプレッシャーを自分にかけてしまったら、
私でも、誰と話すのも怖くて仕方ありません。

ここで、「60%主義」の登場です。

人間関係も、60%でいいや・・という意識です。

こういう意識で臨むと、余計なプレッシャーが減り、
「必要程度の緊張感」だけが残ります。

「必要程度の緊張感」があるからこそ、
相手に失礼のない配慮が保てます。

会話のやり取りも、100点中の60点でいい。

その努力も、60%位でいい。

その代わり、結果も60点、60%で満足するんです。

会話の60%はまあまあだった。

けれども、あとの40%は良くなかった。

すると、100%主義でいると、すごく落ち込みます。

なぜなら、そのやり取りは、
マイナス40点になるからです。

40点のマイナスというのは、
精神的なショックも大きいですよね。

でも、初めから60点でいいとします。

そうすると、50点の出来だったとしても、
マイナス10点程度の減点です。

それほど落ち込まず「まあまあだ」と思えます。

この「60%主義」のメリットは、
とにかく焦りや不安がグッと減ることです。

最初から高望みはしていないので、
上手くいかなくても落ち込みにくいのです。

落ち込みが少ないから、
次の行動へのモチベーションが落ちません。

コツは、結果も60%で満足することです。

初めから結果も60点で良しとすることです。

ただ、60%の努力はするという意味です。

全く怠惰にするということではありません。

また、手を抜くという感じとも、違います。

一つ一つ、丁寧に行うのですが、
焦らず落ち着いて取り組むための意識です。

60点という実績を、先ずは作ってしまうんです。

人にあいさつをして、無視されたらどうしよう・・・

そういう怖さがあるために、
人に声をかけられないとします。

こういう時も、60%主義でいきます。

あいさつをしても、こちらをチラッと見て、
少し頭を下げたとします。

結果としては、100%は、
こちらに応えてくれませんでした。

でも、60%は応えてくれたと捉えます。

ここでもう一度「コツ」をお伝えします。

「60%主義」というのは、
最初から60%の結果を満点とすることです。

だから、あいさつする際には、
既にこの程度のリアクションでも
十分過ぎると思っている状態です。

私たちは、気づかぬうちに、
相手に「見返り100%」を求めがちです。

だから、その希望値にちょっと届かないだけで、
大きな不満や落胆を覚えてしまいます。

しかし、初めから「60%で満点」としておけば、
50%でも80点以上となりますよね。

相手への期待値、結果への期待値が、
最初から60%だと、そんなに失望しなくなります。

この値、あなたの納得できる数値でOKです。

だから、50%でも、40%でもいいんです。

そうすると、自分の中でハードルが下がり、
焦りや不安がかなり軽減してくるはずです。

「60%主義」で、努力も結果も捉える。

すると、意外に結果が上手くいくことも少なくないんです。

なぜなら、余計な力みや緊張がほどけ、
必要な緊張感だけが残るため、
それだけ力を発揮しやすくなるからです。

感覚としては、「淡々と行う」感じでいいと思います。

過度な高揚感や盛り上がりには欠けますが、
その位の感じで丁度良いくらいです。

ちょっと物足りないくらいでいいということになります。

今、歓送迎会シーズン真っ盛りです。

しかし、この歓送迎会シーズンが
「憂鬱だ」という人もいます。

人との会話が苦手な人にとって、
こうした大勢の人が雑談を交わす場は、
居たたまれない時間になるからです。

こんな時も、60%会話ができれば十分と
最初から決めてしまうのも手です。

あとの40%が会話のない一人の時間でも、
60%は誰かしらと会話があったのならいいでしょう。

もちろん、この数値も、
自分の納得のいくものにすればいいと思います。

40%頑張れたと思えれば、合格としてもいいんです。

その方が、100%を意識して何もできないより、
どれほど前に進めるかわかりません。

苦手なことを克服するときにも、
この「60%主義」は武器になります。

自分がもし、100%主義に陥っていると気づいたら、
この「60%主義」という捉え方を意識してみてください。

自分の精神状態がずいぶんと違ってくるはずですし、
意外に良い結果が出たりするものです。

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以上

辛さから解放されて楽になる方法

こんにちは、鈴木です。

「(精神的に)楽になりました」

よく聞かれるカウンセリングの感想です。

この感想が出てくるのは、次の2つの場面が多いです。

一つめは、1回目のカウンセリングが終わった時。

終わった直後や、カウンセリングルームを後にする時ですね。

50分間ずっと話を聞いてもらい、楽になった。

クライエントの方は、そうおっしゃいます。

悩みというのは、意外に、そうそう人に相談できません。

相談しても、なかなかしっかりと受け止めてもらえません。

そんな事情から、どうしても一人で悶々と悩む。

その結果、日々、苦しくなっていく。

一人で重荷をずっと背負っていくことが多くなります。

だから、50分間ひたすら話せるということ。

苦しみ、辛さを受け止めてもらえたと実感できること。

それだけで、随分と肩の荷がおりた感覚になれるようです。

もう一つの場面は、2回目のカウンセリングの冒頭です。

1回目のカウンセリングが終わってからの期間。

人によってですが、1週間~1ヵ月。

その間、徐々に楽になっていくわけです。

なぜなら、1回目のカウンセリングの効果が、
ジワジワと現れるからです。

今まで背負っていた重荷。

それを少し下ろせた状態で過ごす。

だから、同じ生活でも、そのストレスの度合いは違ってきます。

同じ生活なのに、少し辛くなくなる。

人によっては何年も、何十年も苦しんできたこと。

それが、たった1回のカウンセリングで、少しだけでも軽くなる。

本人にしてみたら、ものすごく大きな変化なんですね。

「(50分間カウンセリングをした)あれだけで、
こんなに楽になるなんて思わなかった」

Gさん(30代女性)は、2回目のカウンセリングの冒頭で、
明るい表情で、そう言いました。

自分に自信を失って、人間関係に悩んでいたGさん。

1回目のカウンセリングで、それは
小学生時代のある出来事が原因だとわかりました。

辛かった経験がドンドン鮮明に思い出されていきました。

1回目の終わりに「こんなに全部話せたことはなかった」とGさん。

結局、8回のカウンセリングで、Gさんは卒業していきました。

とことん、自分のことについて話をする。

下手なアドバイスをもらうより、それは、
はるかに大きな効果を実感します。

もちろん、カウンセラーは、
自己洞察が深まるような言葉を返します。

だから、吐き出せたという実感以上の「効果」が現れます。

精神的に楽になり、しかも問題の答えにたどり着く。

ここはどうしても「一人」ではできない経験です。

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