気持ちをパッと切り替える言葉の力




こんにちは、鈴木です。

「落ちこんだ気持ちをパッと切り替える方法」

いろいろなご相談をお受けする中で、
とってもよく出てくる相談があります。

それは「気持ちの切り替え」についてです。

落ちこんだり、悩んでいるときに、
気持ちをどう切り替えたら良いのか?というものです。

確かに、落ち込んだり悩んでいるときは、
とても苦しい、辛い気持ちになっています。

だから、一刻も早くこの苦しさ、辛さから解放されたい。

そう思うのは無理のないことです。

ただ、相談されている人のお話を聞くと、
ただ解放されたいというだけではないんですね。

自分が落ち込んだり悩んだりしている問題。

その問題を解決するためには、
その問題にしっかりと向き合う必要がある。

そのためにも、少しでも早く前向きな気持ちになりたい。

相談者はそういう意味でも、
早く気持ちを切り替えたいと願っているんです。

そして、問題解決ということでいえば、
この気持ちの切り替えはとても重要です。

なぜかというと、気持ちを切り替えることで、
視野が広がるからなんです。

落ちこんだり悩んだりしている時は、
大抵が感情的になっている時なんです。

虚しさ、やりきれなさ、怒り、さびしさ、
そういう否定的な感情状態にあるわけです。

そして、そういう時ほど私たちは
視野が狭くなっている状態でもあります。

だから、視野を拡げることによって、
私たちは感情的な状態から理性的な状態に変化します。

理性的になることで、問題の原因に気づき、
解決行動を取りやすくなっていきます。

だから、気持ちの切り替えって、すごく大事になります。

では、気持ちを「パッと」切り替えられる方法って、
果たしてあるんでしょうか?

実は、意外にあるんですね。

脳の状態を肯定的な状態に変えるカギは、
私たちの「言葉」にあるんです。

私はカウンセリングの中で、相談者のお話を聞いた上で、
その人の気持ちが切り替えられる「キーワード」を
一緒に考えるがあります。

その一言をこころの中でつぶやくだけで、
気持ちがパッと切り替わるようなキーワードです。

私自身も、そういうキーワードをいくつかもっていて、
必要な時に思い出し、こころの中でつぶやきます。

すると、不思議と視野が広がり、
気持ちが素早く切り替わっていくんです。

キーワードは一言でもいいですし、
ちょっとした短いフレーズでもいいでしょう。

以下に例を挙げてみます。

「まあ、いっか」

「(何か問題が起きたら)その時考えればいいや」

「どうすべきかじゃなく、どうしたいかだ」

「正しいかどうかじゃなく、楽しいかどうかで選ぼう」

「失敗してなんぼだ」

「やりながら考えていこう」

「もう一度、落ち着いて考えよう」

「何とかなるさ」

「まず、動いてみてから心配しよう」

「先のことを心配しないで、目の前のことに集中しよう」

まだ他にも、いくらでも考えられると思います。

好きな言葉や座右の銘でもいいんです。

実際にこころの中でつぶやいて、
気持ちが切り替わったなというものを
自分のキーワードにするといいですね。

なぜ、このようなキーワードや短いフレーズで
悶々とした気持ちが楽になるのでしょうか?

それは、そうしたキーワードには、
言葉の意味以上の様々な要素がくっついてくるからです。

そのキーワードを見つけた時の経験や思い、
その時に学んだこと、経験値など・・・・

たった一言を口にしたり想起したりすることで、
その一言と共に、様々な大切なことが
瞬時に思い出されてくるからです。

たかが言葉、されど言葉です。

たった一言であっても、自分の状態を大きく変える。

本当にそういう事ってあるんです。

なぜなら、言葉は単なる単語ではなく、
その言葉の後ろにいろいろな意味が出てくるからです。

だから、カウンセリングの中でも、
人によってキーワードは違います。

お話をじっくりと伺ってから、
「その人のキーワード」が見えてきます。

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人生を変えるカギは想像力




こんにちは、鈴木です。

50歳になってみると、若い頃にくらべ、
人生観も少しは骨太になったな・・と思います。

その一つは、思い通りにいかないこと、ままならないもの。

そういう経験こそが、
人間を磨いてくれるんだという人生観です。

思い通りにいかず、葛藤と苦しみの渦中にいるときは、
なかなかそんな風には思えないものです。

感情的にもなるし「なんで自分が・・」とか、
「もう、うんざりだ・・」などと思いがち。

ただ、そういう感情体験そのものも、
実は意味があるんだなと、後でわかります。

・・・そう、後になってわかるんです。

なぜなら、苦しかったからこそ、
見えてくるものがあります。

苦しんだからこそ、手にしたもののありがたみも増します。

苦しければ苦しいほど、
その結果得られる「学び」も、自分の心に深く刻まれる。

カウンセリングに来られた多くの方を見ていて、
まさに、そう感じています。

思い通りにいかないことにこそ、
自分が学ぶべきことがある。

ままならないものにこそ、
自分を飛躍させる答えがある。

そういう事例をたくさん、この目でみてきました。

そして、私自身の人生でも、
苦しい経験ほど、自分に”得”になりました。

そう、人生、捉え方次第で、同じ出来事でも、
それが得に思えたり、逆に損に思えたりしますよね。

よく例えられるのが、コップの中の水。

もう半分しかないと思うのか、
まだ半分もあると思うのかで違ってくるというもの。

この捉え方によって、感情的になってしまうのか、
それとも冷静に考えられるのかも違ってきます。

こうした捉え方のコツ。

それは、建設的な想像力を、
いかに働かせられるかということなんです。

出来ないことに目を向けるのではなく、
「まだ出来ること」に目を向け直す。

足りないことを嘆き、不安に思うのではなく、
既に持っているものに目を向け直す。

そして「何ができるか」を、改めて考えていく。

これって、建設的なことをいかに考えられるか。

いかに「想像」できるか?ってことがカギです。

もっとこうできないか?

もう少し改善できないか?

新たにこうしてみたらどうか?

会社の会議なんかでは、本当はこういう発言が多いと
会議室の雰囲気も、ずいぶん変わるでしょうね。

一人一人が、いかに建設的な視点に目を向け、
そこからいかに建設的な想像力を働かせるか?

ある意味、私たちは常に、
そういう選択を迫られているのかもしれません。

時々人生って「厳しいなあ・・・」って思うことがあります。

相談に来られる方、セミナーに来られる方とお話していて、
本当にそんな風に思うこともあります。

どうしてこの人に、こんな試練がやってきたのだろうと・・

しかし、同時にこうも思います。

この厳しさの中に、この試練の先に、
きっとこの人の学ぶべきものがある。

この厳しさを経験することで、
この人は本当の幸せに気づくことができる。

ここを乗り越えたら、
この人はどんなに人生の素晴らしさに驚くことだろう。

本当の生きる喜びとは何かかを
骨身に沁みて実感することだろう。

そして、この人はそれに必ず気づくはず・・・・

そんな思いでいつも一緒に問題解決に取り組んでいます。

人生には常に「先」があります。

辛くて、苦しくて、悲しいとき。

そんな時でも「その先」が人生にはあります。

渦中にいる時、そんな風には思えません。

渦中にいると、「先がない」って感じになるからです。

でも、やっぱり人生には常に
「その先」ってあるんです。

ただね、その先をどう描けるか?

それによって「先の中身」が変わります。

どの道を選ぶかで、行く先が変わるのと同じです。

少しでもいいんです。

想像力を働かせてみましょう。

それも、ちょっと頑張って「建設的な」想像力。

人が踏みとどまることが出来るのは、
そこでちょっと想像力を働かせるから。

すると希望的なものが少し描けてくる。

その結果、生きる意味、希望、やりがい、
自分がこの先がんばる価値が、少し見えてくる。

だからやっぱり前に進もうって
少しずつでも思えるようになってきます。

カウンセリングでも、一緒に想像力を働かせ、
多くの方が、道なき大地に自分の道を開拓していきました。

「自分にできることは、まだないか?」

ちょっと深呼吸して、座り直して、
建設的な想像力を働かせてみてください。

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前向きになりたいのに「こころ」がついてこない時




こんにちは、鈴木です。

今日は「こころが追いついていかない」というお話です。

やらなければと思うけど、気持ちがなかなかそうならない。

自分の考えや行動を変えなきゃと思うけど、
「こころ」がどうしてもついてこない。

気持ちを切り替えようとするのだけど、
どうしても切り替えることができない。

そういう経験ってないですか?

私もそういう経験はあります。

そんな時、自分のそういう状況を
「厄介だなあ」なんて思うこともあります。

カウンセリングでも、こういうお話は
すごくたくさん出てきます。

人間は考えていることと、感じていることと、
こころの状態と行動とが、常に一致するとは限りません。

カウンセリングの理論では、
全てが一致している状態のことを、こう呼ぶんです。

「自己一致」

聞いたこと、ありますかね?

これが理想の状態だっていうわけですから、
私たちは普段、多かれ少なかれ「不一致」の状態。

そしてこの「不一致」の程度が大きいほど、
悩んだり不安定だったりする・・ということなんです。

さて「こころが追いついていかない」という話に戻します。

私たちは理性で考えようとすることと、
感情の状態とが、同じじゃない時があります。

怒っちゃいけないと「思っている」けれど、
こころは怒っている「感情状態」である。

例えばそんな場面ですね。

前向きに気持ちを切り替えなきゃいけないと思う。

でも、なかなか気持ちは前向きになれない自分がいる。

相手を許さなきゃいけないってわかってる。

また、許してあげたいとさえ思ってる。

でも、正直、どうしても許す気になれない。

どれも苦しい、悩ましい状態であり、葛藤ですね。

ままならない自分の気持ちには、
どうしても「厄介だ」「困った」となります。

では、なぜこころが
追いついてこないなんてことが起こるのでしょうか?

どうすればこころが
追いついていくものなのでしょうか?

カギを握るのは「感情」なんです。

そう、あなたの感情が、この問題を解くカギ。

怒りとか、不安とか、困惑といった
感情がそのままだから、こころが追いついていかないんです。

つまり、その感情としっかりと向き合い、
その感情を「自分のもの」として穏やかに受け容れる。

そういう作業を無理なく丁寧にやっていくことで、
こころが追いついていくようになります。

今、自分にはどんな感情がどの程度あるのか?

その感情は、なぜ、今もあるのか?

その感情の裏にある気づかぬ「捉え方」は何か?

こうして自分の内面を丁寧に見ていきます。

自分の無意識の捉え方には、なかなか気づけないものです。

でも、自分がこんな捉え方をしていたんだって気づけば、
どうしてそういう感情があるのかも納得できます。

その納得感こそが、自分の気持ちと折り合うカギになります。

こうした作業を粘り強く行えば行うほど、
自分のこころは追いついていくこともあります。

ただ、自分の正直な感情を知った時、
「こうしたい」という考えそのものを見直す。

そういう必要が出てくることもあります。

例えば、許したいのに許せない。

許さなきゃいけないと思うのに、やっぱり許せない。

この場合「許せない」「許したくない」というのは、
自分の中の正直な気持ちです。

この正直な気持ちが、先ず、自分の中に存在する。

そう、「存在すること」を認識します。

そして、この「許せない」「許したくない」という
正直な気持ちを肯定も否定もせず、
そのまま認識する=尊重する。

「今は、許せなくてもいい」
「許せないのなら、当分許せないままでいいや」

言葉にすると、こんな感じになります。

その方が、後々、自分の気持ちに折り合いがつきます。

許せなくていいって思ったことで、
逆に許せるというか・・・・・

許すか許さないかという二面的な話ではない、
もっと違った、幅の広い視点や捉え方が出てきたりもします。

そういう視点や捉え方によって、
自分の中の感情に変化が生じる。

その結果、許せる気持ちになることもあれば、
許せないけど落ち着いて捉えられる自分になることもあります。

つまり、先ずは自分の正直な気持ちは何か?

それに気づいたら、その気持ちから
改めて出発することにするんです。

正直な気持ちなのに、

「こんな気持ちではいけない」

って思うのは、自分の気持ちを否定していることになる。

つまり、自己否定ってことです。

これ、本当に辛いことなんです。

自己否定し続けると、とても辛くなっていくんです。

先ずは、自分の正直な気持ちを
否定も肯定もしないところから出発です。

こういう気持ちがあるんだ。

こういう感情がこんなにある。

そういう風に、まっすぐそのまま認識する。

いいとか、悪いとか、ダメだとかではなく、
「あるんだな」「そうなんだな」です。

こころが追いついていくとしたら、
先ず、そのスタートラインに立てるかがカギです。

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本当に前向きになるってこういうことだった




こんにちは、鈴木です。

■不安に襲われたらどうするば良いのか?

今年のはじめのメルマガで私は、
「自分の軸」をもつことが
大切になるとお伝えしました。

おそらく今年は、去年にもまして、
「不安になる出来事」が
増えるだろうとも書きました。

年始早々、海外や経済の情勢も、
不安要素が少しずつ出てきましたよね。

今年は「不安になる」「不安にさせる」ようなニュース、
情報が数多く報道されるでしょう。

また、そうした出来事が
身近に起きたりするかもしれません。

そうなったときに問われるのは、
自分の考え、自分の判断ができるか?ということです。

■自分で落ち着いて考えることが大事

自分でしっかりと考える。

自分の目でものごとを確かめ、
自分で感じたことから判断する。

すぐに不安になりやすい時こそ、
自分で落ち着いて考えることが大切です。

「どうせ上手くいかない」

「自分なんてダメな人間なんだ」

「もうお終いだ」

すぐそう思ってしまう時というのは、
落ち着いて考えることを「放棄している」とき。

感情的になって、ものを視ないし、
ものを考えられなくなっているときです。

そんな経験は、今までになかったでしょうか?

私も動揺したり戸惑っていた時は、
やはり感情的になって
落ち着いて考えることを放棄していました。

人間は、放っておくとすぐに
悲観的になるところがあります。

では、なぜ私たちの多くは
すぐに悲観的になりやすいのでしょうか?

■悲観的になるのは、自分の身を守る防衛本能

それは、危険を察知すると
防衛反応が働くためだといわれています。

自分の身を守るため、
最悪の事態に備えようとするからだそうです。

ただ、この防衛反応にばかり身を任せていると、
いつも悲観的にしか考えられなくなってしまいます。

防衛反応が起きそうになったとしても、
先ずは自分の目でしっかりとものを視る。

そして、落ち着いて分析して判断していく。

ここで書いてきた「自分で考える」というのは、
落ち着いて分析&判断をすることを意味しています。

決して、いたずらに悲観的な思考をする
という意味ではありません。

■前向き、楽観的とは落ち着くためのきっかけ

「前向きに」とか「楽観的に」っていわれます。

でもそれは、無理矢理に前向きになったり、
何も考えないで楽観的になることではありません。

落ち着いて物事一つ一つを観察し、
分析&判断していく。

そのときの「落ち着いた姿勢」を
「前向きに」「楽観的に」とリンクさせるわけです。

そもそも悲観的になりやすい私たちの姿勢に
前向きさと楽観性を加えていく。

そうするとバランスが取れるので、
落ち着いて物事を考えられるからです。

あとはそこに、自分がどうしていきたいか。

自分の「意志」を加えていきます。

どう対応するかを判断するためには、
その状況をどうしたいかが必要です。

そう考える時、大抵の人は、
悲観的にしたいとは思わないでしょう。

こうしたい、こうなって欲しいというものは、
多くが前向きなもの、楽観的な方向になるはずです。

仕事のことを考える時も、
仕事を上手くやりたい、
良い結果を出したいと思うでしょう。

決して初めから「仕事ができない人間になりたい」とか、
「失敗したい」「成果を出せないでいい」とは思いません。

人間関係だって、良好な関係にできたらと
誰もが初めは思うはずです。

最初から「こじれたらいい」とか
「上手くいかなくてもいい」なんて、本気で思いません。

■あなたが「どうしたいか」がカギ

だから、前向きになるとか、楽観的になるというのは、
自分がどうしたいか、どうなりたいかが最初にある。

そういうことではないかと思うんです。

問題やトラブルが起きたら、
先ずは解決したい、してほしいと思うでしょう。

この捉え方は、前向きですし、
楽観的な方向性を生みます。

そう、誰もが抱く願いの中にこそ、
前向きさや楽観的な要素があるわけです。

これからは、さらに不安な時代になります。

将来の見通しが、
決して明るくは描けないかもしれません。

でも、ちょっと考えてみてください。

将来の見通しが暗く不安になる。

それは、与えられた情報を受動的に鵜呑みにし、
自分はどうしたいのかを考えていないからかもしれません。

仕事を通して、自分は何をどうしていきたいのか?

人間関係をどういうものにしていきたいのか?

自分の人生、これからどう生きていきたいのか?

正しいか間違っているかではなく、
自分がどうしたいのか。

それが、これから大切になってくると思います。

自分がこうしたいという思いこそが、
不安な時代を前向きに、幸せにいきる原動力になる。

今日のブログでは、そのことをお伝えしたかったんです。

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前向きになる方法ってホントにあるの?


こんにちは、鈴木です。

どうしても前向きにはなれないとき。

そんな時ってありますね。

私も経験しますが、こういう時は参りますね。

頭では「前向きにならなきゃ」とか、
「しっかりしなきゃ」とわかっている。

でも、気持ちがついて来ない。

どうしても後ろ向きにしかなれない。

人間、正しいとわかっていても、
その行動がどうしても取れない時があります。

逆に、良くない事とわかっているのに、
ついついそれをしてしまう時もあります。

そんな時、人から正論を吐かれると、
時にはうんざりすることも。

そして、そんな時ほど、
私たちは自分を責めたりもします。

自分はダメな人間だな・・とか、
こんな自分は好きになれないな・・とか・・

人から責められるのも辛いですが、
自分で自分を責めているときも、
これも相当に辛いものです。

やがて、自分の将来を悲観するようになります。

こんな自分で、将来やっていけるのだろうか?

考えれば考えるほど不安になってきます。

こうしてどんどん悪循環にはまります。

この悪循環、どうやって抜け出せばよいのでしょうか?

先ず、この悪循環の元を考えてみます。

何らかの出来事や経験から、
こうした悪循環は起きています。

多くは失敗経験、挫折体験だったり、
傷つくような経験だったりします。

そのことによって、私たちは
自分自身を「否定している」のですね。

自分はダメなんだと責め、
自分に「ダメの烙印」を押しています。

ですから、悪循環脱出のカギは、
この烙印を消し去ることです。

どうしたら「自分はダメ」と思わなくなるか。

ここが重要になってきます。

多くの人が、ここで前向きになろうとします。

そのために、自分を鼓舞したり、
自己啓発系の本を読んだりします。

しかし、どれもピンとこない。

自分の心が、それでも動かないのです。

頭でわかっていても、
心が動いてくれない、行動できない。

そこでまた、自分自身に失望するんです。

つまり、前向きにあろうとすればするほど、
後ろ向きになってしまう。

更なる悪循環にはなっていきます。

こんな苦労を経験したことはないでしょうか?

では、そうすれば、この悪循環から抜け出せるのか?

前向きになるためには、
前向きになろうとしないことです。

逆説的ですが、本当です。

実は、私たちは前向きになろうとしないことで、
逆に前向きになれるのです。

それはどういうことなのか?

後ろ向きな部分を受け容れることで、
私たちは後ろ向きではなくなるのです。

自分でダメだと思っていた自分を、
ダメだと思わなければいいのです。

そんなに簡単にできたら苦労しない?

まあ、もう少しこの先も読んでみてください。

自分は心が弱い人間なんだと、
あなたがそう思っていたとします。

でも、弱くても別にいいや・・・・と、
そう思えたら、自分を責める根拠が一つ消えますね。

弱いことがダメだと思っているから、
弱さが受け入れられず、嫌だなと思うわけです。

ダメだと思わなくなれば、
弱さはあなたの一部になります。

指先に擦り傷があったからといって、
自分はダメな人間だとは思わないですよね。

ああ、擦り傷があるとか、
擦り傷を作ってしまったと思うだけでしょう。

自分の弱さも、ただの擦り傷と同じ。

「ただの弱さ」であるわけです。

ああ、自分には弱さはあるなあ・・・

先ずはそういう自分でもあると、
そのまま認識することが第一歩です。

私も、自分の中にあるたくさんの弱さと
そうやって付き合っています。

これは、弱さがあるのを
良いことだと思うのではないんです。

弱さがあるなら、弱さがあるなと、
そのまま正確に認識するということです。

悪いとも良いとも思わない。

ダメだとも優れているとも思わない。

つまり、無意識にしていた
「ジャッジ」に気づくんです。

そう、自分で自分のことをジャッジ(批評)していた。

だから、結果に一喜一憂したり、
人の目や評価に左右されてしまうんです。

このようなセルフジャッジが減れば、
それだけ心は安定しやすくなります。

正直、自信はなくても、
私たちは生きていけます。

当分自信がない状態で生きていこう。

そう思うだけで、ずいぶん心が軽くもなります。

このセルフジャッジは、
なかなか自分では気づけません。

私たちはほぼ無意識に
自分のことを常に評価しています。

ですから、今まではおそらく、
批判という選択肢のみがあったはずです。

その選択肢を横に置き、
そのまま正確に認識するという捉え方。

これをあなたの選択肢に加えます。

コツは「そのまま正確に認識する」です。

そこに感情を入れずに、客観的に見るわけです。

客観的に見ようとすると、
却って自分の無意識の観方に気づきます。

瞬間的に「自分はダメだ」と捉えようとする
自分の心の反応に気づきます。

自分で自信を失わせている自分に気づきます。

悩むとき、自信を失うとき、
私たちは視野が狭くなっています。

視野が狭くなると、感情的にもなるし、
感情的になるから、余計に視野も狭まります。

視野を拡げ、物事を正確に観ようとする。

そうすると、感情に支配されにくくなります。

起きている事や自分自身を正確に見られるので、
今まで否定した自分も、受け容れられるようになります。

どうしても前向きになれないとき、
物事を客観的に、正確に
「そのまま」認識しようとする。

ぜひ、お試しください。

心のあり様に変化が起きるはずです。

「人生を変える幸せな生き方」セミナー(東京)
4月16日(日)【残席3名】

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5月14日(日)【満席】
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5月21日(日)【残席4名】
5月24日(水)【募集開始】

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「自分に自信がない」を克服する3つのカギとは


こんにちは、鈴木です。

失った自信は、どうしたら取り戻せるのか?

今の自分を変えるためには、
何をすればよいのか?

改めてお伝えします。

最近は、電話やSkypeによる相談が増えています。

電話やSkypeなので、それこそ北海道や九州、
海外の方からもご相談を受けています。

このメルマガの読者も、現在約5000名以上ですが、
それこそ日本全国、そして海外にも読者がいらっしゃいます。

そして、ご相談の予約をする方は、
このメルマガの読者からが多い。

ですから、全国や海外などから、
電話やSkype相談の依頼が来るわけです。

では、どんな相談が多いのか?

最近でいうと、仕事や職場の人間関係の悩み、
そして「不登校」のご相談ですね。

そして、失った自信を取り戻したい、
今の自分を変えたいといったもの。

仕事の悩みも、人間関係の悩みも、
自分に自信を失わせるものです。

そして、不登校という経験自体も、
いろいろないきさつがあってのことですが、
やはり自分に自信をもてなくなる経験です。

いずれにしても、自分に自信がもてない。

それは、とても辛い状態です。

何をやるにも自信がないため、
行動の範囲が狭くなります。

また、物事に万事、消極的になりがちです。

だから余計に上手くいかないことが増え、
そのことによって更に自信がなくなります。

この悪循環、それに伴う葛藤は、
なかなか周囲に理解されないことが多いものです。

この理解してもらえないという思いが、
自信のなさに拍車をかけてしまいます。

自信を失う負のスパイラル。

この負のスパイラルから脱出するには、
大事なポイントが3つあります。

1)わかち合う

自分の苦しみ、悲しみ、やりきれなさ。

つまり、否定的な気持ちや考え、感情などですね。

これらを誰かとわかち合うという経験です。

理解ある人、心ある人、信頼できる人に、
自分の胸の内を理解してもらうんです。

そうすると、「自分は変ではないんだ」
「自分はダメなんかじゃないんだ」と、
自然に思えるようになっていきます。

この「わかち合い」で得られるパワーは、
なかなか強力です。

カウンセリングでいう「共感された」という経験ですね。

2)行動する

今までやってきたことが上手くいかなかったとします。

つまりそれは、「今までやってきたこと」に
原因があるわけです。

ならば「今までとは違うことをやる」必要があります。

同じことを繰り返しても、上手くいかない。

それならば、違うことをやって、どうなるか?

そういう選択がとても有効となります。

しかし、これがなかなかできません。

なぜなら、自分がやったことがないこと、
経験したことのないことに対して、
私たちはどうしても不安になります。

未知のことに対しては、まず、不安が先に立ちます。

でも、行動して、そこで「大丈夫だ」とか、
「心配したほどじゃなかった」といった安心感。

こういう実感を得ることが、
自分の自信を取り戻すには非常に有効なんです。

カウンセリングでは、カウンセラーが、
一歩踏み出すために、寄り添います。

そういう人間の存在が、私たちに
新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。

この「大丈夫だ」「そんなに心配ないんだ」という実感。

この実感を少しずつ積み上げていく。

小さな小さな成功体験を積み重ねていく。

これが、自分の中で
強い説得力を持つようになります。

3)引き出しを増やす

1)と2)によって、自分の中で変化が起こります。

新たな経験と実感を得ることで、
物事の捉え方に幅が出てくるんです。

悩んでいるときや、上手くいかないときは、
大抵、狭い観方に囚われていたり、

視野が極端に狭くなって、
ものが見えなくなっているものです。

捉え方や視野を拡げるというのは、
頭の中だけで考えていても、
そうそうできることではありません。

やはり、何かのきっかけが必要になります。

そのきっかけとして非常に有効なものが、
先に挙げた1)わかち合い と 2)行動する です。

「ありがたいな」「安心するな」

「そんなに怖がることはなかったんだ」

行動や経験によって得られる、こうした実感。

この実感が、私たちの心を動かし、
物事の捉え方を変え、行動を変えていきます。

そうして、少しずつ積み重ねられる経験値によって、
私たちは、自分の中に「大丈夫だ」「できる」といった
「確証」を持てるようになります。

これが「自信」になっていくわけです。

ここまで来て、最後に一番大事なことをお伝えします。

それは、自信を取り戻すこうしたプロセスは、
まさに「学び」のプロセスだということです。

今まで目を向けていなかったことに目を向ける。

今まで忘れていたことを思い出す。

今まで思いもよらなかったことにハッとする。

これ、全て「学んでいる」ということになります。

何かを学んでいくからこそ、それが自信に変わります。

つまり、自信を失ったということは、
あなたに学ぶ必要があるということを意味しています。

自信を取り戻した人というのは、
改めて新たなことをいろいろ「学んだ人」です。

学んだからこそ、自分が成長する。

自分が成長したからこそ、自信につながる。

つまり、失った自信を取り戻すとは、
改めて学び直しの経験をするということ。

それも、知識や情報を増やすだけではなく、
行動と経験、そして実感を伴った「生きた学び」ですね。

本を読むだけではなく、それを実践する。

つまり、「わかち合い」を経験し、
「行動」から新しい経験を積み重ね、
「引き出しが増える」ことで実践の質もあがる。

この繰り返しのサイクルを回せるようになると、
自分に自信がもてるようになるわけです。

行動⇒気づき⇒実感⇒学び⇒自信⇒さらに行動

カウンセラーというのは、
そうした取り組み(サイクル)の伴走者です。

「あなたの心はこうですね」なんていう分析者じゃない。

人の心を操作する人間でもない。

人生のある部分での伴走者です。

学び、成長するための道のりを歩むのに、
一人では難しいときの伴走者。

問題を解決し、自分に自信をもってもらう。

そのための伴走者です。

だから、問題が解決するだけはなく、
その人(相談者)に成長して頂く。

そういうことが、解決と必ずセットになってきます。

いずれにしても、わかち合いと行動。

その結果として「引き出しが増える」ということ。

これらがセットで経験されるからこそ、
自分に自信を取り戻し、
自分が変わったと実感できるんですね。

そして、自分が変わることで、行動が変わります。

行動が変われば、結果が今までとは変わります。

今までとは違う結果の積み重ねによって、
あなたの人生が変わります。

傷ついた心にエネルギーを取り戻す。

下を向いて生きてきた人生から
上を向いて歩く人生に変える。

一人でもがいていた自分を、
人といろいろな思いをわかち合える自分にする。

そのために一番必要な事。

それは「学び続けること」だと思います。

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以上

自分の存在価値、存在意義がわからないとき


こんにちは、鈴木です。

以前、孤独死をテーマにした番組で、

亡くなる方が生前どうだったか、
その声を取り上げたそうです。

その生前の声の中で、
とてもよく出てくる言葉。

それが「必要とされる・されない」というものです。

自分が誰からも必要とされなくなった。

社会に自分の居場所がなくなった。

これは、とても寂しいというか、虚しいというか、
何ともやりきれない気持ちになるものです。

なぜなら、この世界で自分が
本当に一人ぼっちになったように感じるからです。

誰からも必要とされないと思うと、
「お前なんか要らない」ということを
突き付けられたような気持ちになります。

自分の居場所が、もう、この世にはない。

自分はここに、居てはいけないし、
別に居なくてもいい存在。

そんな風にしか思えないのは、
絶望の淵から突き落とされたような感覚に襲われます。

その思いから抜け出せなくなると、
生きていく気力が失われまず。

結果、病などで命を落とす人も出てきます。

先ほど挙げた孤独死や、自死もそうですね。

こうした悲劇、不幸は、
断じて防がなければなりません。

その後には、悲しみと絶望以外は、
何も残らないと思うからです。

では、どうすれば、こうした悲劇や
不幸を防げるのでしょうか?

その前に、こうした悲劇や不幸が
なぜ起こるのかを考えてみます。

社会的な背景や、その人その人の生活事情など、
いろいろな理由があることは否めません。

しかし、こうした渦中にある人たちが、
総じて口にする「必要とされる」ということ。

ここに、この問題のカギがあります。

「人に必要とされたい」

この思いが、逆に
自分を追い詰めることになっているとしたら?

あなたはどう思いますか?

「誰かに必要とされることは喜び」

もちろん、そうした喜びもあると思います。

しかし、それはあくまでも
「結果的に」だと思うのです。

何かをやって、結果的に得られた
「必要とされた」という実感。

ここには、ある程度の充実感はあるでしょう。

しかし、これを最初から目的としてしまうと、
私たちは段々と苦しくなってくるんです。

「誰かに必要とされたい」という思いだけで生きていく。

それは、ある意味「受動的な生き方」かもしれません。

むしろ、誰かの役に立つ。

誰かの力になる。

そういう動機で生きた方が、
能動的な(主体的な)生き方だと思うんです。

困っている人に優しく声をかける。

人が笑顔になれる働きかけをする。

いつもメルマガで書いていることです。

こうしたことを「自分から」心がけてやっていく。

その結果として「必要とされる」ときもあるでしょう。

必要とされることそのものを目的にすると、
必要とされない場合に、とてもガッカリします。。

怒りとか、嫉妬とか、失望とか、
自己否定につながる気持ちです。

それに、私たちが出会う人たちの中で、
自分の事を必要としてくれる人って、

実は、全体のごく限られた人くらいです。

つまり、出逢う人の多くは、
自分を特に必要とはしていないということになります。

友人・知人でも、同様です。

実際、仲良くお付き合いしている相手でも、
そんなに「あなたが必要」と切実には思っていません。

そこまでいかない程度の関係であっても、
思いのほか、いろいろなことをわかち合えるものです。

でも、必要とされたいという思いは、
実はかなり「強い思い=念」を生んでしまいます。

それは、相手にしてみると、
かえって「重たい」と感じてしまうことも。

だから、必要とされることを目的にしてしまうと、
段々行き詰っていってしまうんですね。

相手の幸せをまっすぐに願い、
その願いを動機に行う働きかけ。

それ以上の思いはなく、
自分が与える行為をするだけで満足する。

それくらいの方が、お互い楽ですし、
相手も素直に感謝の気持ちがわくものです。

なぜか?

それは、ここには「見返り」を求める気持ちは
あまりないからです。

だから、相手は自然な思いやりに感じるし、
お互いが気持ちよくその瞬間、いられます。

「必要とされたい」は、ある意味
「見返り」ともいえます。

これを目的に据えてしまうと、
何度もその期待を裏切られてしまいます。

なぜなら、自分を本当に必要としてくれる人は、
出逢う人間関係の中で、少数だからです。

また、人から必要とされる時間も、
人生の中では、そんなに長くもないんですよね。

だったら、自分から相手の役にたつこと。

それも、見返りを露骨に求めない。

その方が、結局は「楽」なんですね。

この場合の「楽」は、
手を抜いて得られる楽とは違います。

「無理がない生き方」によって得られる楽な感覚です。

第一、必要と思うかどうかは、
残念ながら相手の中で決まること。

こちらがコントロールできることではありません。

しかし「必要とされたい」という思いは、
いつしか「他人をコントロールする」ことにつながります。

「良かれと思ってやったのに」

「喜ぶと思ったからしたのに」

こういう言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

これは、自分はそう思ったとか、
そういうつもりでやったということ。

相手がそれを「良い」「助かる」と思うかは、
やっぱり相手の中で決まることなんですよね。

これを「あなたが必要だ」と思ってほしいとなり、
思い通りにしようとする。

すると、互いの関係に摩擦が生じ始めます。

こういうことがわかると、人間関係もグッと楽になります。

今までよりも格段に良好な関係を築けます。

必要とされる=自分の価値・存在意義

こうすると、本当に苦しくなります。

やっぱり、無駄に苦しい生き方は、
したくはないですよね?

相手の役に立つこと、喜ぶことを、
本当に相手の立場に立って、
見返りを求めずに行う。

こういうことなら、行き詰りません。

時々、そのやり方に
修正を求められることはあるでしょう。

でも、「必要とされたい」という思いとの違い。

それは、相手を自分の思い通りにしようとしていないことです。

ただ、孤独死をされた人の中にも、
幸せな人生だったんだんなと思う人もいるそうです。

病気がちだったけど、時々お子さんや
お孫さんが遊びにくる。

そういう写真でお部屋が飾られている。

誕生日プレゼントでもらったものや、
思い出の品を大切に保管してある。

こういう遺品から、
その人の人生が映し出されるそうです。

この場合、無くなる瞬間一人暮らしであったということで、
物理的には孤独死でも、心はつながっていたのです。

そこには、自分を思いやってくれる
相手への喜びと感謝があったことでしょう。

その喜びと感謝を相手に与えてきた。

そういう人生だったとということになります。

そんな人は、亡くなる瞬間は一人であっても、
決して一人ぼっちではなかったことでしょう。

私たちは、いつ人生に幕が引かれるかわかりません。

だからこそ、今日という日を、今という時間を
喜びと感謝で満たしていけるといいですね。

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以上

メンタルを強くする方法


こんにちは、鈴木です。

さて、夏に開催されたリオオリンピック。

実は、オリンピックは、私たちがぶつかる人生の問題を
解決するヒントの宝庫なんですね。

今回は、アスリートのメンタルから、
私たちの仕事や人間関係を捉え直してみます。

スポーツ競技で成績を残すには、
いろいろな要素が必要です。

身体的な能力、技術的な問題、経験値・・・・

しかし、トップアスリート同士の競技、
しかもメダルのかかった場面。

そこで最も影響を与えるものは何だと思いますか?

そう、それは「メンタル」なんです。

トップ同士の試合では、身体面、技術面では、
それほど大きな差が無い場合もあります。

また、差はあっても、その差だけが結果に出るのではなく、
その時の心理状態の方が大きく影響を及ぼします。

勝てる試合だったのに、負けてしまった。

普段滅多にしないミスを連発してしまった。

ここぞという時に、
あり得ない不本意な結果になってしまった。

ケガや故障がない限り、その原因は「メンタル」です。

それも、瞬間的な「迷い」や「不安」です。

瞬間的なので、コントロールするのが難しいんですね。

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代表例は、やはり女子レスリング、
決勝戦での吉田沙保里選手ですね。

では、トップアスリートでもあり、
ケタ違いの訓練と実績のある人間が、
どうしてそのような心理状態になるのでしょうか?

それは瞬間的に「ある思い」がよぎるんです。

それがよぎることで、途端に歯車が狂ってきます。

では、その思いとは、何でしょう?

「負けるかもしれない」

こういう思いです。

失敗するかもしれない。

瞬間的にこの思いがよぎったとき、
それは現実のものになるんです。

こうした一瞬の「迷い」「不安」「焦り」ですね。

「どうしよう」「やばい」

それが、自分に無限のプレッシャーとなってしまうんです。

この心理状態の怖いところ。

それは、どんなに訓練を積んでも、
どんなに実績があっても関係ない。

その人間の実力を「一瞬で」奪ってしまうということです。

別な言い方をすれば、
一瞬の弱気が勝敗を左右するということ。

究極の闘いの場面で勝敗を左右したのは、
やはりこうした心理状態(メンタル)の要素でした。

逆に、メンタルを味方に出来た人間が、
メダルを獲得できたともいえます。

体操の内村選手、400メートル男子リレーの選手たち、
卓球の水谷選手、テニスの錦織選手など。

彼らはメンタルを強く維持できたことで、
最後まで力を出し切って結果を残しました。

錦織選手がマイケルチャンをコーチに迎え、
技術だけでなく、メンタルを強くしていったのは、有名ですね。

ここまで読んで、トップアスリートの話だから
自分は関係ないと思った人もいるかもしれません。

しかし、実は大いに関係のある話なんです。

どういうことか、ここから説明しますね。

私のカウンセリングに相談に来られる人の多くは、
職場などの人間関係に苦労されている方です。

自分に自信がないために、対人関係にも自信がもてない。

自信のない自分がどう見られるかという不安が先に立ち、
どうしても自然な会話が出来ないというのです。

カウンセリングでは、実際の場面の話が出ます。

苦手な人や上司を前にした途端、
足がすくんで頭が真っ白になる。

あるいは誰に対しても、
自分を否定的に見られないかが気になる。

そんな場面を繰り返し経験すると、
「人が怖い」という感覚まで出てきます。

重度化していくと、それが「対人恐怖」になります。

これも、人を前にしたときに、一瞬よぎる思いが原因です。

アスリートが「負けるかもしれない」と思ったように、
私たちの場合は「自分をどう見られるか」だったりします。

「人から自分はどう見られているか?」

「自分は変な人間、ダメな奴と思われていないか?」

「自分の話はつまらないと思われるかもしれない」

この不安が一瞬よぎることで、
自分の力は全く出せなくなるんです。

オリンピックの場面でトップアスリートが
メダル獲得のプレッシャーを感じたときと同様です。

「自分がどう見られるか?」

「自分は相手から非難や攻撃を受けるのでは?」

こういう思いがよぎるのは、過去の経験に起因しています。

家庭や学校などで、

「自分が一方的に、ある意味、理不尽に責められた」

「自分のことをダメな人間だと思わされた(繰り返し言われた)」

「一対集団という形で、意地悪やいじめを受けた(受け続けた)」

という経験がある場合ですね。

このような自尊心が著しく傷つくような経験をしたとき、
私たちは無意識に「自分はダメな人間なんだ」と
学習してしまうんですね。

「自分は必要ない人間なんだ」

「攻撃された自分が悪いんだ」

そう無意識に学習してしまったのです。

すると、自分の考え、意見、好き・嫌い、感情など、
「自分」というものを表明できなくなります。

なぜなら、「自分」を出したら、
どんな目に遭うかわからないと思うからです。

自分を出して、また攻撃され、
同じような辛い目に遭ったらどうしよう・・と思うからです。

こうした不安や葛藤は、同じ経験をした人ではないと、
なかなか理解してもらえないことが多いです。

本人にしてみれば、一瞬よぎる思いだから、
コントロールが難しいんです。

あの吉田沙保里選手だって、苦しんだんですから。

吉田選手は試合が終わってから、
号泣に近い状態でインタビューを受けてましたよね。

人間関係に苦しんでいる人たちは、
あの位かそれ以上の苦しみを日々、経験しています。

瞬間的な心の動きをコントロールするのは、
私たち人間にとって、
実に難しいことなのだといえるんです。

じゃあ、どうすれば、そんな思いに
負けないでいられるのでしょうか?

瞬間的な心の動きは、その瞬間的な場面で、
意識的にコントロールは出来ません。

カギを握るのは、普段からの「捉え方」の見直しです。

自分自身に対する「捉え方」

そして、人や対人関係に対する「捉え方」

場合によっては自分の「人間観」や「職業観」「人生観」まで、

これらを見直し、新たに築き直していくんです。

なぜこの捉え方の見直しが大事なのか?

それは、普段何気なく持っている捉え方こそが、
瞬間的な想いや感情を生み出しているからです。

普段、何気なく持っている捉え方が変われば、
瞬間的な思いや反応も変わります。

プレッシャーに強いアスリートは、
プレッシャーに強い「捉え方」を、
日常的に持っています。

吉田選手も、普段の「捉え方」がどうだったのか?

無敵の時は「絶対勝てる」だったでしょう。

それが、いつの間にか「勝たなければならない」に
変わった可能性がります。

「絶対勝てる」は、それが当たり前の心理状態。

そこには「焦り」や「迷い」「不安」は起こりにくい。

でも、もしそれが気負いに変わり、
いつからか「勝たなければならない」に変わったとします。

そうなると、今度は「絶対負けられない」になり、
段々「負けたらどうしよう」に・・・・・・

もしかしたら、吉田選手は、
こうした捉え方の変化に苦しんでいた可能性があります。

そうだとしたら、この変化を
きちんと修正するような取り組みが必要でした。

この「負けたらどうしよう」という捉え方が修正できないと、
本番で勝負に集中することは、難しくなります。

だったら「負けてもいい」と思えた方が、
まだプレッシャーは少なくなります。

対人関係も、ある意味、このメカニズムと一緒です。

普段の捉え方を修正することができれば、
落ち着いて、自然にコミュニケーションができます。

「自分をどう見られてもいい」という捉え方に変われば、
人間関係は本当に楽になりますから。

もし、自分一人では修正が難しいというのであれば、
ご相談ください。

最後に

トリノオリンピックで、
フィギュアスケートの荒川静香選手。

歴史に残る演技を見せ、堂々と金メダルを獲得しました。

その時、彼女は、演技中の心理状態を、
次のように話していました。

「今まで支えてくれた人たちに『ありがとう、ありがとう』
と思いながら演技をしていました」

プレッシャーに打ち克つ最強の状態は、
これなのかもしれません。

つまり「感謝」です。

私たちは不安や焦りの中にいると、
この「感謝」をすっかり忘れた状態になります。

心の余裕が失われるほど、
感謝の状態から遠ざかるのです。

でも、感謝を普段から強く意識し、
その心理状態を維持できたら・・・・・

実は、これが一番メンタルを強くできる方法です。

「感謝の状態にある脳」を調べると、
理想的な(最も健康的な)状態なのだとか。

多くのアスリートがメダル獲得後に「感謝」を口にするのも、
普段からそうした意識を持っていたからです。

もちろん、私たちの仕事、人間関係、日常でも同じです。

カウンセリングで「捉え方」が修正されて、
日常生活が楽になり、精神的にたくましくなる。

そのとき、多くの皆さんがカウンセリングで、
「感謝」の言葉や表現を自然と口にするようになります。

カギは自分が無意識に持っている「捉え方」に気づくこと。

そして、その捉え方を「生きやすい捉え方」に
見直していくことですね。

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心が折れたとき




こんにちは、鈴木です。

心が折れそうになった経験。

きっとあなたにもあったと思います。

もしかしたら、今、そんな状態かもしれません。

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人間、辛いこと、受け止めきれないことがあれば、
誰だって折れそうにもなりますよね。

そしてそれは、突然やってくることも。

当然、心の準備はできていないわけです。

それだけに、ショックも大きい。

受け止めきれない自分を責めてしまうかもしれません。

自分で自分を責める。

これは本当に辛い状態になります。

唯一の味方のはずの自分でさえ、
味方できなくなった状態ですから・・・・・

こういうとき、私たちって、
どういう状態に陥っているのでしょうか?

一言でいえば、こうなります。

「感情的になっている」状態だと・・・・

不安感情、恐怖感情、怒り感情などなど、
否定的な感情に押しつぶされそうになっている。

そういう状態が、心が折れそうな状態です。

気をつけないと、あるとき本当に、
「プツっ」と折れてしまいます。

そうなる前に、立て直す方法をお伝えします。

今回は具体的にお伝えしますね。

まず、呼吸を整える。

これ、ものすごく大事なことです。

ゆっくり鼻から息を吸い、
吸った時間よりも長くゆっくり息を吐く。

これを何回も続けてください。

時間にして最低5分は。

呼吸しながら、自分の身体感覚から、
自分の大きな強い感情を感じるはずです。

身体が震えている感覚や、
胸がわさわさしている感覚を覚えるかもしれません。

それが今、あなたの感情の感覚です。

続いて、呼吸を整えながら、ほほ笑んでみてください。

感情的な自分にやさしくほほ笑みかけているイメージです。

神様に「ありがとう」とほほ笑みかけているイメージです。

感情的な自分に対しては、
こうして多少、強引に介入することも必要です。

目的は「冷静になること」です。

別な言葉で言えば、「理性的な自分になる」です。

シンプルですが、強力です。

自分がいかに呼吸が浅くなっているか、気づいてください。

いかに身体が硬直し、萎縮しているか、気づいてください。

そうして事態を今、捉えている捉え方とは、
違った捉え方で捉えてみます。

大変だけど、きっといい経験になる。

難しいけど、自分には学びになる。

苦しいけど、そんなに苦しくとらえなくてもいいかもしれない。

何か良いアイディアがあるはずだ。

そんな風に「視野を拡げる」ようにします。

一人で難しければ、専門家の力を借りましょう。

私もこれは、実践しています。

感情的になると、とにかく視野が狭くなります。

その視野の狭さが、更なるトラブルを引き寄せます。

リセットとは、感情的な自分から理性的な自分になること。

そして、狭くなった視野を拡げることを意味します。

日常生活の何気ない場面でも、ぜひおためしください。

「人生を変えるグループコンサルティング」8/5 東京

「恋愛・結婚・夫婦・家族の幸せが永く続く秘訣」8/9 東京

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仕事のコツは、感情を入れないこと




こんにちは、鈴木です。

今日もSkypeカウンセリングを行っておりました。

その中で、仕事の仕方について、
これは良いなと思った話があったのでシェアします。

クライエントのBさんは、職場の人たちの意識の低さに
嫌気がさしていました。

自分はお客様の立場から、いろいろ仕事の仕方を見直してきた。

改善できることは改善し、日々、細かいところまで見直してきた。

ところが、同僚や上司は、それが面白くないのか、
自分のやり方を問題視してくる。

どう見ても、お客様のことをちゃんと見ていないのに、
全てわかったかのように言われる。

それが一番悔しい・・・・というのです。

お話しを聞いている限りでは、Bさんの仕事ぶりも含め、
最もなお話しだなと思って聞いておりました

ただ、Bさんのすごいところは、そこから自分で
職業観を進化させていったところです。

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何度かカウンセリングしていくうちに、
Bさんは、こう言うようになりました。

結局、わからない人には、何を言っても通用しない。

そもそも、お互いの主張がぶつかるばかりで、
コミュニケーションにならない。

もちろん、自分にも至らない点はあると思う。

でも、ぶつかるばかりでは建設的ではないと思った。

そこで、Bさんは、同僚や上司が協力してくれないことはあきらめ、
自分の裁量で出来る範囲のことに全力で仕事しようと思い直しました。

出来る範囲のことに、力を尽くそうと思ったのです。

私はこの話を聞いて、それはとても賢明なことだと思いました。

仕事というのは、実は、こうして感情を入れないで、
淡々とやっていく方が上手くいくのです。

結果や周囲の人間の反応に、いちいち感情的にならない。

その代わり、感情ではなく、理性を使って仕事をする。

「出世」なんかも同じです。

別に、出世したければ、出世すればいいんですね。

ただそれを

「自分より働いてないあいつがなんで評価されるんだ?」

みたいに、感情を入れていくと、おかしなことになります。

ビジネスの成果や目標に対しても、
同じことがいえると思います。

達成しても、失敗しても、
そこに感情を入れないようにするのがコツ。

淡々と取り組んで、淡々と努力する。

達成したら感謝して、失敗したらやり直す。

それが一番モチベーションを失わない秘訣です。

実は、こんな理不尽な経験にも「学び」があります。

「なんであいつが・・・」と嘆くのではなく、
どうせなら「なんであいつが」と、真剣に考えましょう。

あの人はどうして、自分より仕事が出来ないのに、
自分よりも出世していくのだろうか?

よーく観察していくと、上司のご機嫌を取るのが上手い。

それで上司の覚えがめでたく、評価され、出世が早い。

そういうことが見えてきます。

ここで、

「そんなご機嫌取りなんか自分はしない」

という思ってもいいのですが、
一方でこんな捉え方だって出来るんです。

自分は仕事はあいつよりしっかりやってきた。

そして、正しいと思うことは、
誰であろうと主張してきた。

でも、仕事の成果を上げるためには、
上司の評価も大事になる。

ご機嫌取りではなく、上司の普段の苦労を察し、
ときおり労い(ねぎらい)の言葉をかけたり、
自分の手が空いたら、少し上司の仕事を手伝ってもいい。

ご機嫌取りではなく「配慮」によって、
上司の評価を得るわけです。

私はこれを、決して邪道な仕事の仕方だとは思いません。

むしろ、より賢明な仕事の仕方だとすら思っています。

そこで、ここが肝心なのですが、
ご機嫌取りのあいつが、自分にそれを、
こういう形で「教えてくれている」ともいえます。

そういう捉え方をしてみると、
嫌悪感しか覚えなかった「あいつ」から、
自分が学ぶことがあることになります。

先のBさんも、周囲の反応から、
自分の仕事の仕方を変えました。

立ち行かなくなったことで、
変えるしかなかったのかもしれません。

でも、周囲のそうした自分勝手な態度から、
Bさんは学び、より賢明な仕事の仕方を身につけます。

身につけちゃった者勝ちですよね(^^)

別に勝ちとか負けとかじゃないにしても、
身につけちゃった方が、自分が一番、得しますよね。

得ですし、徳にもつながります。

こうした苦労って、やっぱり「徳」を得ますよね。

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