人生で後悔しない仕事選び




こんにちは、鈴木です。

「結論から言うと、今の職場に残ることにしました。」

Mさん(25歳女性)は、力強く、そう言いました。

MさんとはSkypeによるカウンセリングを続けてきました。

先日のカウンセリングの冒頭で、
ここ数日悩みぬいて出した結論だと言いました。

人間というのは、こういう言い方をしたときは、
本当に腹がくくれた時なんです。

Mさんなりに、相当に悩み、考え抜いたことが、
その声の調子からも伝わってくるほどでした。

Mさんはそもそも、職場の人間関係に悩んで、
カウンセリングに申し込んできました。

いろいろな問題に行き詰まり、
自分に自信を失いかけてもいました。

そして、いろいろ考えた末、
今の職場を辞め、転職することに決めたのです。

その選択は、自分なりに考えた末ではありました。

しかし、転職活動を進めていくうちに、
自分の中に、何かひっかかりというか、
迷いのようなものがあったのでしょう。

ただ、職場にはもう、辞めることを伝えてしまいました。

その後、上司との面接がまたあり、
最終的に辞める方向で話が進みかけたとき・・・・・

Mさんは心が大きく揺れてしまいました。

「辞めるということでいいね」

そういわれた時、何かいろいろなことが
自分の両肩にズシリと重くのしかかったように感じたそうです。

そして、思わず自分の中に迷いがあることを、
その上司に打ち明けました。

上司からは「決まってから言ってほしかった」と、
そう言われたそうです。

上司にしてみれば、Mさんの辞めるという意向を受けて、
補充の件等も含め、社内でいろいろ動いたはずです。

そういう意味では、上司の言うことは
最もなことだったでしょう。

それでも上司は、最終的な進退の結論に、
改めて時間をくれたそうです。

ここからMさんの言葉を借りると、
人生でこれまでにないほど、悩み、考えたそうです。

およそ2~3日、考えて考えて、考えたと・・・・

そのプロセスの中で、Mさんは新たに気づいたことがありました。

お聞きしていて、私も考えさせられる内容でした。

Mさんがお話してくれたその内容は、
以下のようなことでした。

「お金を多くもらうということは、
それだけ大変な思いをするからこそだとわかった。

今まで自分は、その大変なことが
いかに無く働けるかという狭い考えの中にいた。

でも、大変なことを引き受けるからこそ、お金がもらえる。

そのことを改めて再認識できた。

自分は今まで、やりたい仕事は何か・・・と、
ずっと考えてきたけど、わからなかった。

でも、よくよく考えてみたら、自分は
やりたいことがいろいろあるとわかった。

そしてそれは仕事とは関係ないことでもあった。

今まで好きなことを
仕事にしなきゃいけないと思い込んでいた。

でも、そんな風にこだわることはないと気づいた。

でも、好きなことにはお金が要る。

だから自分はその分、お金を多くもらえる今の職場で
仕事を続けていこうと覚悟ができた。

そうしたら、自分の気持ちが
とてもフラットになって、腹がくくれた。」

Mさんの職場は大手の会社なので、
待遇はどちらかというと良かったのです。

でも、Mさんは、給与面だけに縛られて、
転職をあきらめたわけではありません。

自分の生き方をもう一度、真剣に洗い直し、
その結果として職場に残る決断をしたのです。

Mさんは、私が転職に関しても、
いろいろ調べたり相談にのった経緯もあったので、
決断を覆し、申し訳ないですと、何度も謝りました。

しかし、私にしてみたら、Mさんは
自分自身を改めて深く見つめなおし、
自分の人生の新たな選択をしただけです。

そんなMさんの決断を、私はこれまでと同じように
応援するだけだと伝えました。

Mさんは、さらにこんな気づきを得たと、
教えてくれました。

これも示唆に富んだ内容です。

「お金を多くもらえるということは、
それと引き換えに、それだけ大変な思いをするということ。

そんな当たり前のことだけれど、
自分は嫌な思いをするということに対し、
ちょっと消極的だったと思った。

先ずは、好きなことをして楽しむ人生を歩みたい。

でも、そのためにはお金が必要になる。

ならばそのためにも、
大変な思いを自分は受け容れていこうと思う。

また、どんな選択をしたとしても、
そこには形を変えて大変なことがあると思う。

だったら、どんな選択をするにせよ、
大変なこと、嫌なことを受け容れる。

そういう姿勢を持とうと思ったら、
自分の気持ちがすごくフラットになった。」

Mさんは、上司にこの決断を伝え、
先ずはお詫びしようと思うと言っていました。

ご迷惑をおかけしたことは間違いないので、
仕事で返したいと・・・・・

私はMさんに、

「胸を張って頭を下げたらいいですよ」

と言いました。

Mさんは、私のその言葉を「そうですね・・・」と、
Skypeの向こうで、かみしめているようでした。

Mさんとは、カウンセリングをスタートして、
もうすぐ1年が経とうとしていました。

その間、Mさんの成長は著しいものがありました。

Mさん自身も、この1年は劇的な1年で、
自分の中では最も大きな1年であったと振り返りました。

今の倍、生きたら50歳、さらに75歳・・・

自分の人生、やっぱり限りがあることを考えると、
これからを楽しみ、大切に過ごしていきたい。

そう話すMさんの言葉が、
印象的でした。

「行動にモチベーションは要らない」セミナー9/23 東京

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以上

これが「人生の転機」で大切なこと


こんにちは、鈴木です。

9月(2016年)に、富山県に行ってまいりました。

日本有数の朝活といわれる「朝活@富山」にて、
午前、そして午後と、
セミナー&ワークショップを行いました。

テーマは「仕事」「人間関係」「幸せな生き方」
そして「ストレスを力に変える」です。

富山でお会いした人たちは、
暖かく、真っ直ぐで優しい方たちばかりでした。

前泊したので、前日の夜は、
主催者の方と会食。

この時間も、私にとっては
とても有意義なものでした。

この「朝活@富山」がなぜ、日本有数なのか?

それは、7年間で約600回行われていること。

そして、それが現在、週2回以上のペースで
継続されていること。

毎回参加者が多いこと。

そして、主催者はたった一人。

しかも、普通の男性サラリーマンの方だというところです。

そう、主催者は、この朝活が仕事じゃないんです。

他に本業があって、その合間の活動。

それでこの規模で、こんなに長く、
しかもかなりの密度で続いている。

会場も、文苑堂という富山のチェーン書店で、
会場となった綺麗なセミナールームは、
その書店の2階売り場の奥に併設。

私の拙著も、売り場でコーナを作ってくださり、
大々的に置いてくださっていました。

実際に現場に行ってみて、
いろいろ驚くことばかりでした。

当日はこのメルマガの読者の方で、
富山県やその近県の方も参加してくれました。

主催者の方も、大いに喜んでくださいました。

さて、朝活セミナーの参加者は、
人生の岐路に立っている人がいて、

大事な選択や決断を前にしている人もいました。

そこで今日のメルマガでは、
将来のことをいろいろ考えるときの
人生の選択について考えてみたいと思います。

まあ、選択といっても、
大きなものから小さなものまでありますね。

就職しようか?転職しようか?起業しようか?

結婚しようか?離婚しようか?

これは大きな決断といえますね。

今日の昼ごはん、何にしようか?

夜は飲んで帰ろうか?家で食卓を囲もうか?

これは小さいですが、選択といえます。

私たちは日々、選択を迫られているともいえますし、
人生は選択で成り立っているといってもいいでしょう。

ですがやはり、大きな決断や苦渋の決断を迫られたとき、
私たちはどうすればいいのでしょう?

私のカウンセリングの師である吉田哲。

吉田は、選択の仕方について、
こんな風に言っていました。

「決める」と「決まる」の違い。

決めるというのと、決まるというのとでは違う。

適切な選択とは、「決める」ではなく「決まる」である。

生前、そう言っていました。

「決める」というのは、
まだ選択肢が絞り切れていない状態。

絞り切れていないのに、
無理にどれかに決めてしまうこと。

それでは、後で後悔したり、
選択そのものが不適切になる。

そういう危険性があるというのです。

本当の選択というのは「決まる」でなくてはならない。

それは、全ての選択肢を比較検討し、
一つ、また一つと選択肢が消していく。

その結果、最期に一つの選択肢が残る。

もう、この選択肢しか考えられないとなる。

これが「決まる」なのだというのです。

ふりかえってみてみると、
私自身の人生の選択でもそうでした。

そして、カウンセリングでも、
多くのクライエントがそうでした。

例えそれが、人生を分ける大きな選択であっても、
「決める」ではなく「決まる」の方が、
適切で後悔のない選択になっていました。

カギを握るのは、「選択肢」です。

可能な限り考えられる選択肢を並べられたか?

全ての選択肢をしっかり検討できたか?

勝負はここで決まるといっていいでしょう。

逆にいうと、選択の失敗というのは、
選択肢を全てしっかりと検討出来なかったり、
一つになるまでしっかりと検討できなかったことをいいます。

「決まる」という選択は、
心がとても落ち着いた状態です。

もう、自分にはこれしかないなと、
力みのない冷静な(自然な)感じで思える状態。

自ずと「これだな」と思える状態です。

私の場合でいえば、トラックの仕事から
転職するときがそうでした。

心理カウンセラーという仕事に、
自分の中で「決まった」のです。

「カウンセラーとして生きていこう」

それ以外のことは、頭に浮かばない。

不安や迷いよりも、「どうすればいいか?」だけを、
ひたすら考えられるようになっていました。

けれども、そこに不安もなければ気負いもない。

「できるだろうか?」「出来ないのでは?」

そういう不安もありませんでした。

できるか、できないかではなく、私の中では、

「やると決まったこと」

でしかありませんでした。

人間、覚悟が決まると、静かな気持ちになるものです。

気持ちが静かですから、多くを語る必要もありません。

心の中が、とてもシンプルな感じになっていて、
それでいて行動への意欲は高まっていきました。

迷っているうちは、
まだ選択や決断の時ではありません。

迷いがあるのなら、とことん迷った方がいいでしょう。

まだ、検討できていない選択肢があるか、
選択肢が一つに絞られていないか?

そのいずれかだと、迷いや不安が生じてくるものです。

一ついえること。

それは、自分の選択に責任を負おうと
自分にしっかりと約束をすることです。

どんな結果になっても責任を負うということ。

それは、どんな結果でも、
そこから改善行動を続けると約束をする。

自分にそう約束をすることと同じです。

私が日々、行っているカウンセリングでは、
こうしたプロセスを一緒に歩んでいるんです。

選択肢の見落としがないか?

一つ一つの選択肢を、
しっかりと検討できたか?

最期に一つの選択肢が残るまで、
比較検討を行ったか?

そして、その時々の胸の内、
不安や迷いがどこからくるのか?

こうしたことを隅々までたどり、
見直していくという作業をします。

結婚、離婚、就職、転職、起業や、様々な重大な決断。

時には勇気が必要にもなり、
時には痛みや苦しみを伴うこともあります。

私は数多くのこうしたプロセスを
クライエントと一緒に歩んできました。

そして、こうした経験こそが、
実は「人間性を磨いていく」ということを知りました。

「決まる」という状態になるまで、
粘り強く比較検討、心の対話を繰り返す。

この経験こそが、私たちの心を
一番成長させてくれるのかもしれません。

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以上

今の時代、どう生きればよいのか

こんにちは、鈴木です。

ここのところ、カウンセリングの中で、あるテーマが浮上します。

どういうテーマが浮上するのかというと、「生き方」についてです。

「行き詰る」という言葉がありますね。

私は時々それを「生き詰まる」ではないかと思うことがあります。

「自分は今からどう生きるのか?」という問いが必要になる場面があります。

この問いに対して真摯に向き合い、自分の生き方を模索することが求められる時ですね。

人生を生きていく中で、あるタイミングでそのような問いに直面します。

それは概して「問題が起きる」「アクシデントが起きる」という形で訪れるものです。

その時、私たちはいろいろなことを考えさせられます。

時には人生の岐路といえる状況に立たされることもあります。

転職すべきか、続けるべきか?結婚すべきか、離婚すべきか?

自分の考えをはっきりと主張すべきか、胸に締まって淡々と取り組むか?

そういった自分の処し方、身の振り方などを選択すべき時ですね。

多くの人が心のどこかで「これに直面すべきなんだな・・」とわかっています。

けれども、なかなか直面できず、時には逃げたり避けたりしてしまいます。

しかし、逃げた分のツケ、避けた分のツケは、結局は払う羽目になってしまいます。

ある意味、世の中、上手くできているものです。

問題は避ければ避けるほど大きくなります。

積み残せば積み残すほど、目の前に立ちはだかります。

最終的にそうした問題は自分の意思決定によって突破していくしかないわけです。

ここもまた、人生の厳しい側面であるといえるかもしれません。

「よし、もうこうなったら、ここらで腹をくくるか!」

「やっぱり、今から覚悟を決めよう!」

「いよいよ本気になるしかないな!」

最終的に自分の壁を突破するには、こうして決断をするしかないようです。

物事、整理することで決断できるようになることもあります。

しかし、一方で、決断をしたからこそ、その後、整理がついていくこともあります。

まさに今、あなたにとって、どんな状況だといえるでしょうか?

そうした決断を迫られたとき、いかにそれを捉え、決断すればよいのか?

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