幸せな家族のカギ、それは「言葉」




こんにちは、鈴木です。

子育てだけではないのですが、言葉の大切さは以前にもお伝えしました。

どんな言葉を使うのか。それをどんな気持ちで言うのか。

こちらの選んだ言葉、言い方、言っているときの気持ち。

こうしたことが、子どもの心に様々な影響を与えていきます。

綺麗な言葉を使えば、子どもの心も穏やかになります。

落ち着いた言い方をすれば、子どもの心も落ち着きます。

暖かい気持ちで言葉を発すれば、子どもの心も満たされていきます。

乱暴な言葉や荒い表現を使えば、子どもの心も穏やかではいられません。

感情的な言い方をすれば、子どもも感情的になりやすくなります。

荒んだ気持ちで言葉を発すれば、子どもの心も荒んでいきます。

「言葉」「言い方」そして「その時の気持ち」。

子どもと接するとき、この3つの要素を改めて捉えなおしてみると、いろいろなことが見えてきます。

心がささくれだって、イライラしているとき。

そんなときは、どうしたって言葉も荒くなるものです。

感情的になり、ついつい乱暴な言い方や表現になってしまいますよね。

また、心が不安で一杯なとき。

そんなときは、その不安が言葉や態度に現れてきます。

つい否定的な表現や言葉遣いが多くなりがちです。

「こんな大人になったらどうしよう」「こんな生活に陥ったらどうしよう」

そういう将来不安から、つい「なんでこうしないの!」といった言い方になったり・・・

また、お母さん自身の不安も子どもに伝わります。

お母さん自身が、今の生活や将来に不安を抱えている。

カウンセリングをしていると、そういうお母さんの胸の内をお話しくださる場合もあります。

職場の人間関係、仕事の悩み、夫婦の問題、自分に自信がないなどの悩み。

こうした問題が子育てという子どもとの関わりの中で、どうしても影響は出てきます。

自分の心の状態というのは、言葉に見事に反映してしまうものです。

子どもは、そういう微妙な言葉や表現を、とにかくよく聞き取っているものです。

そして、こうした要素をスポンジのように見事に吸収してしまうのです。

そう、こういう時こそ、言葉が大事になってきます。

心がささくれ立ってイライラしている時こそ、言葉は穏やかなものを選びます。

なぜなら、穏やかな言葉、穏やかな言い方をあえて選ぶうちに、自分の気持ちも穏やかになっていくからです。

楽しいから笑えるけれども、笑っているから楽しくもなる。

気分がいいから快活な言葉になるけど、快活な言葉を使うから気分も良くなる。

幸せだから幸せと言えるけれども、幸せだといっているから幸せな気持ちになっていく。

昔から言われてきたことでもあり、心理学の世界でも常識となっていることです。

使う(選ぶ)言葉が、その人の感情や思考に影響を与えていくということですね。

お母さんが、自分の使う言葉によって、自分の気持ちが変わってくるということです。

当然、その言葉を聞く子どもも良い影響を受けます。

今、家族(家庭)の中では、どんな言葉が使われていますか?

否定的な言葉や表現が多いと、お子さんも否定的な言葉や表現を使うようになります。

そして、お子さんの思考や心理状態も、そういう言葉を使えば使うほど、否定的なものになっていきます。

ですから、お子さんの言葉遣いが気になるなら、お母さんはご自分の言葉遣いをちょっとチェックしてみるといいです。

意外に、お母さん自身の言葉の使い方に、お子さんが影響を受けて踏襲している場合があるからです。

家族の中でどういう言葉や表現によって、互いにコミュニケーションが成されているか?

これも一度、しっかりと観察&チェックしてみるといいです。

「おはよう」「おやすみ」「いただきます」「ごちそうさま」
「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「お帰り」「ありがとう」「ごめんね」「良かったね」

こうした言葉が日常の家庭の中で、どれほどしっかりと使われているでしょうか?

これらは相手の幸せを願う言葉であったり、相手の気持ちを心底思いやる言葉です。

夫婦で乱暴な言葉で会話をしていると、やっぱりお子さんも同じような言葉を使い始めます。

優しく細やかな言葉や表現を選んで使っていくと、お子さんの言葉の使い方もそれに倣います。

そして、優しく細やかな言葉を使うことによって、優しく細やかな気持ちも、より育っていくものです。

大人でもそうなのですが、コミュニケーションの上手な人は、言葉をとても大切にします。

自分が発する言葉に、相手への配慮を十分に働かせます。

この「相手への配慮」とは、自分が人から悪く見られないようにという意味ではありません。

本当に相手の立場に立って、相手にしっかりと関心を寄せたところからのものです。

自分が相手に好かれるか、嫌われるかという言葉選びではありません。

相手が元気になるような、相手が気持ちよく受け取れるような言葉選びということです。

相手が理解しやすいように、相手の助けになるような言い方ということです。

こうした「言葉に対する意識」を改めてもって、お子さんとも会話をしてみてください。

「自分はダメだなあ・・」なんて落ち込むことはありません。

私たち親は、常に未熟なものです。私も例外ではありませんでした。

常に学んでいけばいいんだと思います。

私たちは学ぶために生きています。

そしてそのために、私たちはずっと未熟なんです。

なぜならば、未熟だからこそ、学びも深くなるからです。

深く学ぶために、私たちはあえて未熟なんですね。

今日から言葉を意識して変えてみましょう。お子さんの様子はすぐに変わっていきます。

それは言葉を通して伝わってくるお母さんの気持ちに反応していくからです。

穏やかな言葉を選んで使っていれば、心根も穏やかになっていくものです。

そして、穏やかな心根になれば、当然、言葉もさらに穏やかなものになっていく。

そういう好循環を作ってしまうと、その後は、とても気持ちよくコミュニケーションが出来るようになっていきます。

どんな言葉を使うかで、自分の気持ちも、相手の気持ちも変わっていく。

そして、家の中の空気も雰囲気も大きく変わっていきます。

そう、言葉は一瞬で空気を、そして人間関係を変えてしまいます。

子どもが安心していられる空気を創る。

子どもがいつでも帰ってきたいと思える雰囲気にする。

そのための大きなカギを握るものの一つが「言葉」「言い方」「込める思い」です。

言葉で家庭を幸せにしていくという発想も、実はとても大切なことなんですね。

こうした言葉の使い方によって、家庭の笑顔がもっと増えていくといいですね。

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子育てにも「勉強」って必要?




こんにちは、鈴木です。

昔、児童心理学者で教育者であった
平井信義先生という方がいました。

その方が、ご自身の著書の中で、
こんなことを書かれていたんです。

「子育て(の仕方)の教育を、お母さんに義務付けした方がいい」

義務付けというと、少し誤解を受けるかもしれません。

しかし、受験や仕事がきちんと出来るようにするためには
皆さんは「ちゃんと勉強しなければ」と考えたはずです。

つまり、しっかりと物事をするために
必要な学びがあるということですね。

車をきちんと(安全に)運転出来るようになるために、
教習所という所に通いましたよね。

車の運転には、免許資格が必要なので、
知識と技能の面で一定の力が求められる。

そのために義務化された制度です。

車を運転するのに、これが必要ないと思う人は、
おそらくいないのではないでしょうか。

そして、人間の人格と命を育てる「子育て」に関しても、
義務化とはいわなくても、きちんと学ぶ必要はある。

私はそう考えてきました。

子どもが人間的にしっかり成長するためにも、
社会生活をしっかりして、幸せに過ごすためにも。

そのためにしっかりとお子さんに接っしていく。

そのための子育ての知識とやり方を
きちんと学ぶ必要って、やっぱりあると思うんです。

現に、子育てにこれだけ多くの親御さんが困っている。

子どもの頃からの成長過程に問題が発生し、
大人になってそれが大きな問題になってしまう。

ちょっと知識があれば困ったり、動揺したり、不安にならない。

そういう場面はけっこうあるように感じています。

例えば、子どもには、その成長段階に応じて、
あるいは年齢によって必要な経験ってあるんです。

乳児期(0歳~2歳)までは、自分の存在を
心から信じられるという経験です。

そのために、絶対的に信頼できる人間の存在と、
その人間とのどこまでも温かい交流経験が大事になります。

幼児期(2歳~4歳)は、自律(セルフコントロール)心を養う時期。

そのためには、乳児期に育ててきた信頼感が土台となり、
大人が根気よく穏やかに社会のルールを
少しずつ教え伝えていく(しつけ)を始めます。

児童期(4歳~7歳)は様々な遊びなどを経験し、
想像力、探求心が育つ時期です。

いたずらやちょっと危険な遊びもしながら、
怪我や失敗の経験も含め、創造性がはぐくまれる年齢です。

学童期(7~12歳)には、コツコツ物事に取り組む力を
一つ一つの経験から養う時期です。

また、集団による遊びも含め、様々な経験を重ねることで、
わかち合いを中心とした人間関係を経験し、学びます。

こうしてその時の年齢によって学ぶことが違いますし、
その時にしか学べないテーマもあるわけです。

また、ここにその子その子の「個性」「気質」が加わり、
習得の順番や必要な時間も「違い」が出てきます。

こうしたことを、果たしてどれほどの親御さんたちが、
基礎知識として知っていて、なおかつ実践できているか?

逆にいうと、こうした年齢別の発達テーマを知っていれば、
その時々の年齢に応じたテーマを重視できます。

こうした知識がないと、いろいろなことが不安になり、
その年齢では無理な事、不適なことを
親後さんが必死に身につけさせようとします。

幼いころから語学教育に時間を割くことは、
果たしてどれほどその子にとって有益でしょうか?

例えば、人間関係を十分に経験する必要のある時期に、
一人で黙々と勉強漬けの日々を送る。

それがその後、その子にどんな影響をもらたらすでしょうか?

私たち大人がこうしたことを
「知っている」「学んでいる」ということが、
子どもの発達や将来に、どれほど有益なことか?

「知らない」「学んでいない」ということが、
いかに大きなリスクとなるか?

少しはおわかり頂けたのではないでしょうか。

こういうことを知っていれば、
その年齢で最も優先すべき経験は何かわかります。

優先順位がつけば、慌てることも、
不安になることもありません。

もし、後からこうしたことを知って、
ある年齢の経験が十分ではないと気づいたとします。

例えば中学生の思春期に、
この子は児童期(4歳~7歳)に必要だった
想像力、探求心が育つ経験が不足しているとわかった。

そうしたら、中学生から想像力・探求心が
少しでも育っていくような環境・接し方をします。

その時は、積み残したテーマに対して、
時間をかけて経験(学習)し直していけるような
そうした環境をお子さんに提供すれば良いのです。

時には困難を伴う状況があるかもしれません。

でも、やはり18歳~20歳までに必要なことは、
時間をかけても出来るだけ学び直すことをおススメします。

でも、年齢別のテーマという知識が無かったら、
そこに気づいてやり直すこともできません。

その年齢で大切なことは何か?

どんな経験によって、培われていくのか?

先ずはそうしたことを知ることが大切です。

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