仕事術だけじゃ解決しない残業問題




こんにちは、鈴木です。

「今日は、やる気がしないなあ・・・」

こんな時ってないですか?

仕事でこうなると、これはなかなか辛い。

やる気や集中力が削がれると、
当然仕事もはかどらない。

そんな状態で仕事をするのは、
けっこうなストレスになっていきます。

あんまり無理してやり続けると、
身体を壊したり、気持ちも壊れたり・・・・・

一方で、仕事をすごくがんばれる時があります。

やる気も出て、気力も充実していて、
少々のオーバーワークも気にならない。

この違いって、いったいどこにあるんでしょう?

先日「残業ゼロ」というテーマの勉強会に参加しました。

講師は長年企業のコンサルを続けている
経営コンサルタントの方でした。

この勉強会、非常に学ぶ点が多かったんです。

その前に、

なんで心理カウンセラーの私が、
経営コンサルタントの勉強会に出ているの?

そう思った方のために、少し説明を。

一つには、その勉強会の主催者側と
あるご縁で知り合いになったというのが理由の一つ。

そしてもう一つの理由は、勉強会のテーマです。

勉強会の名称は「組織開発研究会」といいます。

企業組織の問題解決や再生を目的としたテーマですね。

私のカウンセリングに来られる方の大半は、
会社勤めの方なんです。

しかも、その相談内容の多くが
「職場の人間関係」「仕事の悩み」です。

ですから「組織開発」という学びを通して、
会社組織についてより多くの知識や情報、
そして事例を研究することは、とっても有益なんです。

相談に来られた方の話を聞きながら、
お勤めの会社や職場で何が起こっているのか?

相談者がどういう状況に置かれているのか?

組織開発のテーマの勉強をしていけば、
こうしたことをより正確に理解できるからです。

さて、話を勉強会にもどします。

「残業ゼロ」のテーマに参加してみて印象に残った内容。

それをここだけの話しで、特別にシェアしますね。

・「残業」は本来、不足事態対応策であり、常態化させることに問題がある。

つまり、いざというときのやむおえない対応。

だから日常業務の中では、無いことが原則だということです。

・労働基準法では1日8時間、週に40時間を超える労働は
きちんとした労使協定がない限り「原則として」認められていない。

そういえばそうですね。

つまり、そもそも残業って「法令違反」なんです。

その他、残業ゼロにするためには、時間的なしばりだけでなく、

・残業代の代わりになる報酬体系
・取引先からの協力
・マネジメント&コミュニケーションの見直し
・組織風土&規範、暗黙のルールの改革

などなどが重要だそうです。

こうした講義を聞いて、実は、
改めて思ったことが一つあります。

そもそも、残業ゼロが叫ばれるようになった背景。

それは「過労死」です。

最近では大手企業の新人社員が、
自ら命を絶ったことが、大きく取り上げられました。

つまり、長時間労働が精神を疲弊させ、
健康を蝕んでいくことへの警鐘となりました。

ここで私が注目したいのは、
問題は時間だけではないということです。

どれだけ働いたかも、もちろん重要です。

ですがもう一つ、どんな気持ちで働いたかも、
同じくらいか、それ以上に重要かもしれないということです。

もちろん、常軌を逸した長時間労働は問題です。

私たちの肉体(身体)は、長時間の負荷に対し、
物理的に疲労していくからです。

限度はあるけどという前提でのお話。

どんな気持ちで働いているのか?

例えば、自分の仕事に意義を感じている。

仕事することに充実感を覚えている。

仕事することで、自分の成長を実感できる。

こういう気持ちで働いている場合、

長時間働いた時、疲れることはあっても、
健康を害したり、メンタルが壊れる確率は低いでしょう。

逆に、仕方なく仕事している。

言われたからイヤイヤやっている。

生活のためだけに、ひたすら耐えて仕事している。

こういう気持ちで働いているとしたら、
そのストレスはやがて、身体や心を蝕んでいくでしょう。

人それぞれ、事情は違います。

だから、自分の働き方を見直すといっても、
簡単な話ではありません。

ただ、だからといって、身体やこころが壊れていく。

それはやっぱり、本末転倒でもあるし、
正直、とっても悲しいことではないでしょうか?

ちなみに、英語には「過労死」という言葉に
相当するものが無いのだそうです。

ということは、日本特有の問題性かもしれません。

私たちは、自分のやっていることに、
何らかの「意義」や「充実感」を感じていると、
やっぱり、がんばれるし「やる気」が出てきます。

自分は何のためにがんばっているのか?

その目的に「価値」を感じられれば、
がんばることそのものにも「価値」を感じられます。

結果としてやる気も出て来るし、がんばれてしまう。

それがそんなにストレスにはならないものです。

つまり、そこに自分の意志がある。

自分で選択したことだという思いがある。

誰かに言われて、イヤイヤやるとか、
やらされている感が強いのは・・・やっぱり辛いです。

カウンセリングでも、そういうご相談もよくあります。

転職も含め、いろいろな選択肢を探ります。

軽々には決められない要素も多いのですが、
思い込みで視野を狭くしている場合もあります。

それらを総合的に判断しながら、一緒に考えていきます。

物事なんでもそうなんですが、
何をしたかということだけでなく、
それをどんな気持ちでしたかということ。

これらをセットで見ていくと、
新たに見えていくることってあるんです。

同じ行動でも、どんな気持ちでやったのかによって、
その行動の意味が変わってきます。

同じ言葉でも、どんな気持ちで言ったのかによって、
その言葉の伝わり方が違ってきます。

私たちはその両方に影響を受けているし、
その両方を以て人に影響を与えています。

そしてそれは、
自分にも跳ね返ってきます。

どんな気持ちで働いているのか?

その答えが自分の身体とこころに返ってくるわけです。

ずっとイライラして働いていたり、
ずっと我慢ばかりして働いていると、
それは強いストレスを生みます。

結果として健康を害したり、
精神のバランスを崩すことにも、なりかねません。

「どんな気持ちで」

このことを改めて考えてみると、
人生を変えるきっかけが見つかるかもしれません。

●人生を変える幸せな生き方セミナー7/29(東京)

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