心を開くとき、閉ざすとき


こんにちは、鈴木です。

先日、長野県の上田に行きました。

「コトバヤ」というブックカフェにて、
勉強会を開いてくださったんです。

拙著「感情は5秒で整えられる」の
出版を記念してある方が開いてくださいました。

5名の方が参加され、お店の雰囲気も良く、
とても温かいアットホームな時間になりました。

小人数だったので、
グループコンサルティング形式に。

参加者全員と密なコミュニケーションが取れて、
お互いに大切な「何か」をわかち合えたと思います。

さて、今日のメルマガは、
この勉強会で感じたことをシェアしたいと思います。

参加者の皆さんは、おそらく普段は、
自分のお仕事、生活、家族との時間などを
精一杯こなしているのだと思います。

しかし、ちょっとふたを開けてみると、
そこには様々な思いや願いがあることがわかります。

私のような人間(心理カウンセラー)を前にすると、
みなさん、心のふたが自然と開かれていくようです。

だから普段、表にも出さなければ、口にもしない、
そんな思いや願いを、自然にお話しくださいます。

家族への接し方をどうすればいいのか?

仕事でどうすれば人の役に立てるのか?

自分の人生、これからどういう方向性をもつべきか?

苦しんでいる友だちとどう付き合ってあげればいいのか・・・
といったお話しも聞かせて頂きました。

それぞれ、ふたを開けると、いろいろと・・・・

そんな思いや願いを抱きながらも、
普段は自分の目の前のことに一所懸命です。

多くの人たちが、そんな日常を
過ごしているのではないでしょうか?

先日の勉強会では、それぞれ抱いてきた思いや願いを、
私も含め、参加者同士でわかち合いました。

自分の思いや願いを誰かとわかち合う。

私はそんな場面を経験する度に、こう思います。

「わかち合われた思いや願いには、命が吹き込まれていく」

自分の思いをわかち合ってくれる相手も、
あなたの思いに心を動かされます。

わかち合うことで、自分も心動かされていくわけです。

時には、わかち合う過程で、
自分の思いを言葉にしていきます。

その言葉を発することで心が動き、
言葉を受け取る方も、心が動かされる。

わかち合いの時間と場は、そんなあたたかい、柔らかい、
不思議な空気に包まれます。

その空気に救われる人、勇気をもらえる人、
涙がこぼれるひと、笑顔になれる人。

心が動き、動かされる場では、
そんな小さなあたたかい感動も、わかち合われます。

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それぞれのフィールドでは、皆、一人で頑張っています。

それは大切なことでもあり、素晴らしいこと。

しかし、わかち合いの場で、
自分の思い、願をわかち合われる。

すると「一人ではないんだ」という思いに包まれます。

そうして自分のフィールドに戻ったとき、
あなたはきっとこう思うんです。

職場の人たちや家族、友だちなどに、
自分は下支えされているんだ。

結果的に彼ら、彼女たちから学ばせてもらってるんだ。

そんな思いが沸き上がった瞬間、
あなたは一人ではないと再確認できます。

先日のグループコンサルティングもそう。

自分の思いや願いをわかち合われた瞬間、
人間は一番力がわいてくるんですね。

最も癒され、勇気がわいてくる瞬間は、
自分の正直な思いをわかち合ってもらえたとき。

カウンセリングで経験できることも、
この「わかち合い」を実感することなんですね。

普段は心にふたをして、がんばることも「あり」です。

そうやって、自分の心を守ることもできるからです。

しかし、ずっとふたをし続けるとすると、
それはやっぱり辛くなってしまいます。

大事なのは、心のふたを閉めることでも、
開けることでもありません。

必要があれば、開けられるし、閉められる。

そういう「ふところ」を持つということなんです。

相手や場面、経験していることによって、
開けるか閉じるかは違ってきます。

心を閉ざすことによって、守ることもできます。

しかし、時には心を開くことで、
救われることもありますよね。

カウンセリング、エンカウンターグループ、
そしてグループコンサルティング。

形式は違っても、わかち合いの大切さは同じ。

人と人が向き合い、集まる場は、
いつでも、そんなあたたかい場であってほしい。

いろいろ悲しいニュースも多いですが、
私は心からそう願っています。

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以上

過去のトラウマから立ち直るには

こんにちは、鈴木です。

過去に受けたトラウマや心の傷。

その傷から立ち直るのは、もちろん、簡単なことではありません。

人によって、それがどんな経験だったかも違います。

また、どんな傷つき方をしたかも違えば、その傷の深さも違います。

ですから、過去に受けた心の傷からいかに立ち直るかは、
その人その人によって違ってきます。

カウンセリングでは、そうした取り組みも続けています。

どの位の時間がかかるかも、これも、人によって違います。

数回のカウンセリングで立ち直る人もいれば、
数年という時間が必要な人もいます。

ただ、この取組み、無暗に時間を急がない方が良いでしょう。

心の傷を解消するプロセスは、とてもデリケートです。

早く解消しようとした結果、逆に傷が深まることもあります。

セラピーのやり方が不適切だったために、
かえってまた傷ついたり、状態が悪化する場合もあります。

ここには、かなりの専門性が求められます。

重要なことは、時間よりもプロセスです。

どういうプロセスを経て傷と向き合い、乗り越えていくのか。

その歩む道のりと歩み方が何よりも重要です。

傷ついた過去に向き合うことは、とても難しいことです。

思い出したくない過去と向き合うこともあり、
心の痛みを伴うことも珍しくありません。

また、痛みに加えて、いろいろな思いが出てきます。

向き合いたくないという葛藤。

乗り越えられるのかという不安。

今、取り組んでいることは、意味があるのかという迷い。

こうした思いとも向き合わなければなりません。

そして、このように過去の傷を乗り越えるためには、
いくつか大切な事があります。

まず、過去が変わるということです。

過去が変わると言われ、不思議に思った人もいるでしょう。

ですが、この「過去が変わる」ということが絶対に必要になります。

もちろん、過去に起きた出来事は変えられません。

タイムマシンで過去に行って、事実を書き換えるわけにもいきませんからね。

そうではなく、「過去に対する捉え方」が変わるのです。

過去に自分が経験した出来事。

私たちは、その出来事に対して、ある捉え方を持っています。

その捉え方次第で、過去が敵になるか、味方になるかが決まります。

過去の経験がトラウマや心の傷として記憶される。

それは、トラウマや傷として残る「捉え方」があるのも原因です。

ですから、その捉え方が変わると、トラウマや傷の度合いも変わります。

私の経験上、こういう取り組みをしても、100%傷が癒える人はいません。

何%かは人によって違いますが、必ず傷は残るものです。

ただ、大事なことは、その傷と共に、前を向いて生きていけるということです。

PCのように、データが消去でもされない限り、傷は残ります。

厳密にいえば、100%の修復は難しいのです。

しかし、その傷に苦しめられるのではなく、
傷と共に前向きに生きていくことは出来るようになります。

そのために、過去に経験したことに対し、
その捉え方が変わることが、大きなカギです。

そしてもう一つ、カギになることがあります。

それは、取り組んでいくうちに「これからどう生きるか」が決まっていくことです。

何を大切に生きていくのかが定まっていくことです。

つまり、過去に対する捉え方が変わり、生き方が決まる。

この2つが揃うと、トラウマや傷はかなり解消されます。

いじめ、挫折、不条理な経験、自分が犯した過ちなど、
心の傷につながる経験は様々です。

しかし、そうした辛い経験の捉え方が変わるとき、
取り組む過程で多くの人が「何か」を学んでいきます。

過去のトラウマを克服する過程で、何か「学び」があると、
過去に対する捉え方が自然と変わっていくようです。

自分を責め続けていた人は、先ず、責めることをやめます。

人を恨んでいた人は、先ず、その気持ちが解けていきます。

未来に絶望していた人は、やがて、新たな生きる道を見つけます。

取り組む過程でこうした経験をすることで、
過去のトラウマや傷を克服していけるようです。

カウンセリングに訪れる方の中には、
病気で苦しい思いをした方もいらっしゃいます。

そんな方たちがカウンセリングの卒業の際には、
「自分は病気になって良かった」とまで言うのです。

にわかには、信じられないかもしれません。

しかし、綺麗ごとではなく、本当に「良かった」とまで仰るのです。

それも、しみじみと、実感を込めて話してくれます。

こういう言葉は、過去の捉え方が変わり、
そこから何かを得られない限り出てこないものです。

あるいは、それが契機になって、自分自身を見つめ直し、
新たな生き方が定まるからこそ、出てくる言葉です。

長くなりましたが、最後にお伝えしたいこと。

それは、私たちの内側には、こうして立ち直る力が
存在しているということです。

私たちの中にある潜在的な「内なる力」とでもいいましょうか。

カウンセリングで最後のよりどころとなるのは、実は、この力です。

カウンセラーとして関わる私は、この力を最も信頼しています。

私がこの力を信じられなければ、こうしたことは起こりません。

私がクライエントの皆さんの「内なる力」を、心から信頼して取り組む。

だからこそ、クライエントの皆さん自身も、自分の「内なる力」に気づく。

そこまで行けば、過去の捉え方が変わり、新たな生き方が見つかります。

新しい自分、新しい人生を開拓するのは、決して絵空事ではないのです。

過去のトラウマや心の傷は、乗り越えるためにあるのだと思います。

そして、最後はどこまで「自分を信じられるか」です。

どこまで自分を大切に思えるかです。

そう考えると、あきらめるのは、まだ早いと思います。

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