講義の抜粋をあなただけに!
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例えば飲み会を例にとって考えてみましょう。

まずそれが10人以上の飲み会であっても、始まってしばらくすると10人でのやり取りが続くのではなく、せいぜい5〜6人、つまり向こう3人両隣くらいの人間までの一固まりで会話が行われるようになっていくことがほとんどです。

つまりはこの5〜6人までの会話を理解し、マスターしていくことが集団会話力をつける上で重要な点であるということをご理解ください。

では、この5〜6人の会話を考えます。あなた以外の人間をA〜Eとし、Aさんが会話をスタートさせたところからみていきます。

Aさんが何か話しているとき、このグループではどういうことが起きているでしょうか?

<以上1時間目の講義より>

ある心理学者が、集団の会話、例えば高校生のグループのような語句も短くテンポも速い会話は、輪になってバレーボールをしているのと同じだと記述しているのをみて、これは面白い捉え方だなと思ったことがあります。

6人位で輪になって行うバレーボールは、何回途切れずに続けられるかが最終的な遊び(練習)の目的ですが、動きとしてみるとまさにグループの会話と共通する要素がみられます。

ボールを打つ人間は必ず一人なわけで、これはグループの中の話し手にあたります。

そしてその他の5人のメンバーはボールがいつ自分の所にきてもいいように構えて準備をしていて、これはまるでグループの聞き手のようです。

他の5人のレシーバーは、いつどんなボールが来ても適切なボールを打ち返せるように自分の体制を整えていなければなりませんし、どんなボールが打ち返されるかを想定するために打ち手の動きに神経を集中させていなければなりません。

これはあたかも話し手の話を聞き手が集中して聞き、理解しようとしている動き方と似ています。

そして、

<以上2時間目の講義より>

職場の人たちとの人間関係、コミュニケーションが思うようにいかず、そのことで悩んで私の所にカウンセリングに訪れる方がよくいます。

そして社会に目を向けても職場の人間関係に悩んでうつ病や抑うつ状態、神経症になって精神科や心療内科を訪れる人の数は年々増え、もはや社会問題にもなっています。

一口に職場の人間関係・コミュニケーションといっても実態は様々で、一概にこうだと語れる種類のものではありません。

ただ、私の所にカウンセリングに訪れる方々の話を聞いていて共通につまづいてしまう部分だと思うことは、自分に自信がなかったり、失敗が怖かったり、周囲の人間と比べて自分が劣っていると思いこんでやる気をなくしてしまったり、上司の叱責を恐れて委縮してしまうあまりに、まともなコミュニケーションそのものが行えていないということです。

では、まともなコミュニケーションが行えていないとはどういうことか。

それはつまり、相手の話を聞き、その内容を正確に理解し、その内容に応える。そういう会話の基本中の基本といえるやり取りが十分に出来ていないということです。

自分の自信のなさや他人の眼を必要以上に気にすることで、注意が散漫になったり集中力が発揮できず、それがコミュニケーションに少なからぬ影響を及ぼしているということです。

<以上5時間目の講義より>

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